「麺と食感、歯切れ、感じて！」村上流の究極ラーメンにスタジオ大興奮

30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。

11月9日（月）は、「日本の国民食、ラーメンでバラエティする。」が放送された。

オープニングトークで横山裕に「痩せたやろ？」と聞かれた丸山隆平。確かにほっそりした丸山は、以前やっていたキックボクシングを再開していたそうで、それならぽっこりお腹も解消されたのでは、と村上信五が期待を寄せる。丸山は「エイトパック目指してるから」と自信ありげに言うが、服をめくって見せたお腹は、ぽっこりしたきれいなワンパックだった。すかさず横山が「痩せても、わざとお腹出そうとする」とツッコむと、ニヤリとする丸山だった。

まずはVTRでラーメンのアレコレを学ぶ。「塩ラーメンで感じる肉の獣臭さを消すために、醤油ラーメンが開発された」「調理ミスでスープのとんこつを沸騰＆白濁させてしまったことから、博多とんこつラーメンが生まれた」など、ラーメン発祥の意外なルーツに興味津々のメンバー。

もはや国民食とも言えるラーメンの好みは千差万別。各メンバーが、スープや具材を自分好みに調理した、唯一無二の最強カスタムラーメンを作ることに。事前の打ち合わせで各々が伝えたこだわりを、一流ラーメン店の店主が具現化。果たしてその味はいかに！？

【横山裕の“大量具材”ラーメン】

横山のリクエストは「具材マシマシ　タッカンマリラーメン」。よく通っているタッカンマリ（鶏をまるごと使用した韓国風水炊き）屋のラーメンが美味しくてお気に入りだそう。「全部が出た出汁に麺をぶつけた時に、ありがとうございます！」と思うと、笑顔で力説した。

スープはタッカンマリ、具材は大量のつくねとニラ＋鶏まるごと、そして麺は横山イチオシの「カルグクス」という韓国式手打ち麺を希望。さらに、韓国風味付けみそ「タテギ」を少しずつ足して味変するのが横山流。

調理中の映像が流れると「絶対美味い！」「贅沢！」とスタジオのテンションが上がる。大きな鶏肉や大量のニラが豪快に乗せられると、目を丸くして「うわぁー！いいねー！」と歓声をあげるメンバー。

ラーメンが登場すると、早速スープを口にした横山は韓国語で「マシソヨ〜（美味しいです）」と満足気。大好きな麺も「美味しい〜！この麺です！」と大絶賛。ほかのメンバーも、モチモチとしたカルグクスを気に入ったようで箸が止まらない。村上にとっても「ヨコ、これはラーメンの枠超えてるぞ」と想像以上の味だったよう。

【安田章大の“究極の和”ラーメン】

安田章大は「和風きのこづくし秋ラーメン」。その発想に、村上は「お前、季節まで取り入れるのか！お前はこの国を愛してるなぁ」と感嘆。スープは昆布とかつお節＋醤油。普段から、自分でも昆布とかつお節で出汁を取り、残ったかつお節はふりかけにして食べているという、マメな安田。具材はきのこ＋鴨肉＋大根おろし＋三つ葉、麺はスープが絡むちぢれ麺がいいと言う。季節の旨みがたっぷり詰まったヘルシーラーメン、そのお味は？

試食の前に口から何かを取り出した安田。それを見た横山が「ちょっと待ってヤス、何外した？」と聞くと、歯科矯正用のマウスピースだという。横山が「入れ歯取ったのかと…」とホッとした表情をすると、すかさず村上が「きのこばっかり食うて、歯が弱くなったんやな」とツッコんで笑いを誘った。

安田は美味しそうに麺をすすると、しみじみと「美味しいな」とつぶやく。「蕎麦でも、うどんでも、ご飯でも、何でも合う」という贅沢スープは、すでに和食の域。「コショウ入れてもウマいな」と笑顔の横山は、「おかんとジャスコ行ったのめっちゃ思い出した」と、その昔食べた味を懐かしんだ。

【丸山隆平の“究極の濃厚”ラーメン】

丸山は「あんかけ×背脂チャッチャ“NEO京都ラーメン”」と、こだわりの強いメニュー。「背脂チャッチャ系」は、豚の背脂をスープにチャッチャと振りかける京都の定番ラーメン。丸山は、「学生時代に通っていた（お店に）忘れられない、あんかけラーメンがある」と、出身地・京都に思いを馳せる。

スープは醤油あんかけ、具材は薄切り焼豚＋たけのこ＋九条ネギ、麺はストレート麺をリクエスト。あんかけと麺のバランスが難しいそうで「麺動けるように…」「（麺が）泳げる範囲で」と独特の表現で期待を寄せる丸山。

調理の様子が映されると、そこには鍋でグツグツと煮込まれる、とんこつ醤油スープが。それが少しずつあんかけに変身し、麺が盛られる。さらに、雪のように降りかかる背脂に「やばっ！」「画力（えぢから）が強い」と大興奮の面々。

麺とあんかけが絡み、見た目にもボリューミーなラーメン。丸山は一口頬張ると「すごいぞ！」とポーズ。ほかのメンバーも口に入れた瞬間に「コクがすごい！」「何これ！」と、思わず笑い出すほど大絶賛で、夢中で食べる。横山に至っては「今まで食ったラーメンで一番ウマい！」「明日も食べたい！」と、どハマりしていた。

【村上信五の“引き算の美”ラーメン】

村上はこれまでと打って変わって「究極の裸一貫ラーメン」を所望。村上「ガッと広がった（ラーメンの種類を）シンプルにしていったらどうなるか」が、気になるそう。

スープは醤油、具材はなし、そして平打ち麺というシンプルの極み。村上は「麺とスープが合わさって初めてラーメン」と、スープと麺のバランスについて力説。「シンプルが一番難しい」と熱く語る村上リクエストのラーメンとは！？

かつお、しいたけ、煮干しで出汁を取ったスープを、醤油ベースのたれに加えていく。その映像に「ほら、ほら、ほら！」と嬉しそうな村上。シンプルな平麺が盛り付けられ、いざ試食。

村上はスープを一口飲むと、あまりの美味しさに笑いが止まらず、麺をすすると何も言わずにうなずく。「麺と食感、歯切れ、感じて！」と促されたメンバーも、「すっごい出汁ウマいな」（横山）、「食うたことない、こんなん」（丸山）、「煮干し強めでもくさくないね」（安田）と絶賛。さらに横山は「みんなが手を取り合って尊重し合ってる」とその美味しさを表現した。

ラーメンにメンバーの個性が出て面白いと言う丸山だが、横山は「こんな美味しいラーメン食べて、俺らどうやって生きていったらいいん？」と、これからのラーメンライフを心配して笑わせた。

次回、11月16日（月）『関ジャニ∞クロニクルF』は、「関ジャニ∞、ラーメンでバラエティする。」の後編が放送される。ADの登竜門、麺類をアップで撮影する“箸上げ”に挑戦！さらに、念願のストリートファイターII対決も！