8月20日(金)、映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」の公開初日舞台挨拶が行われ、主演の平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈、佐野勇斗、浅川梨奈、影山優佳(日向坂46)、河合勇人監督が登壇した。
イベントの中盤には、キャストの中で誰が一番“かぐや様愛”があるのかを、1人30秒目安で、所信表明演説することに。
最初に選ばれた影山は「私はかぐや様の原作が大好きで、中でも(作中で演じた)伊井野ミコちゃんが大好きでした。今回作品で表現するために、原作を読み込むだけでなく、毎朝アラームの音を伊井野ミコちゃんの声にして、自分の体にしみ込ませたり。映画の公開2週間前から毎日ブログで、カウントダウンブログを更新していました。なので私はかぐや様が大好きです」とよどみなくスピーチ。
聞いていたキャストから「ヤバイ!」「すばらしい」と声が上がる中、平野は「最高でしたね。しっかりしてるし、一番の人のスピーチじゃなかったな」とつぶやいた。
続く浅川は、自身が演じる藤原千花になりきって(アニメ声っぽく)演説。「四宮かぐやさんが本当に大好きなんです」と早口でまくり立てると、キャスト全員が爆笑。最終的には「環奈さん大好き!」と叫び、スピーチを終えると、拍手が起きた。振り切った浅川に、橋本は「いろんな意味でこれには勝てない」、平野は「インパクト強すぎて、(内容が)何一つ入ってこないわ」と驚がくした。
続く佐野は「なにが素晴らしいかというと、平野、橋本の顔の美、顔の美でございます。美だけでご飯が15杯食べられます!原作者の赤坂アカ先生も素晴らしい」と勢いまかせにスピーチ。そんな佐野に、影山は「人前に立つと人が変わりますよね」と冷静にコメントし、笑わせた。
佐野の演説中、「全然笑ってなかった」と橋本から指摘を受けた平野は、「うれしくてジーンときてたの」と伝えた。しかし、演説について平野は「ルール違反だなと思いました。”かぐや愛”でなく、僕たちの顔を褒めてくれるのは逸れているんじゃないかなって。実際にご飯15杯食べたんですか?」とツッコミを入れた。
注目の橋本は、壇上に手を置くと「私は“かぐや愛”がこの中で一番優れているとは思いません。やはり、今日来てくださっているお客様であったり、観てくださるお客様に一番“かぐや愛”を持ってほしいと思います。私の中で愛っていうのは見返りを求めないことだと思います」とスピーチ。
続けて、「でも私は、この作品を多くの方に観ていただきたいですし、あわよくば実写邦画映画ナンバーワンなんかに輝いてくれたらうれしいかなって思いますし、前作超えの動員数なんかも狙っております。そういう見返りを求めちゃってるので、私の愛はこれっぽちなんだと思っております、けど皆さんにこの作品を愛していただきたいので、SNSなどで広げていただいて皆さんに一番“かぐや愛”を持っていただきたいと思います」と映画を存分にアピールした。
拍手が起こる中、平野は「これは一番いいやつです。伝わりました」と絶賛するも、浅川は「ただひたすら、後ろ姿もかわいかったです」とコメントした。
ラストの平野は正面、右、左に軽く頭を下げると、演説をスタート。「“かぐや愛”を誰が一番伝えられるかということですが、これはもう僕じゃないかなと思います。実際、頭皮的にも一番頑張っていたの僕です、ブリーチを何回したことか。これもすべて、かぐやのためでございます。根本が黒くなってきたらすぐ染める、(シーンが)つながらなくなってきたらすぐ染める、これがすべて愛でございます。劇中でいろいろな言語で愛を伝えていますが、かぐやに向けたものであり、裏設定ではすべてこの作品に向けられたものです」と熱のあるスピーチを展開し、キャストからの爆笑を得た。
キャスト、監督からの指差し投票により、浅川と平野が同率一位に。しかし「頭皮には勝てない」と浅川が辞退したため、平野が“かぐや様愛”ナンバーワンに輝いた。
映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」は、大ヒット全国公開中。
©2021 映画「かぐや様は告らせたい ファイナル」製作委員会
配給:東宝
最新情報は、映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」の公式サイトまで。