小川菜摘・2人の息子は「本当にお父さんを尊敬しているし、大好き」YOU&ハイヒール・モモコに語った子育て

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毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。

8月22日（日）は、長年にわたり芸能界で活躍し、プライベートでも仲の良い小川菜摘、YOU、ハイヒール・モモコが登場し、仕事、結婚、出産、子育てなどについて語り合った。

小川とモモコは、若手のころに番組共演で意気投合。また小川の夫・浜田雅功とモモコは、吉本総合芸能学院（NSC）の1期生で同期という間柄で、家族ぐるみの付き合い。

小川とYOUは、浜田を介して出会ったが、モモコから「（2人が）こんなに仲良くなると思えへんかった」「旦那のこと通り越してるやん」と言われるほどの関係。

小川：でもね、この人はやっぱり私の後ろに旦那がいると思ってるから、常に。すごいちゃんと…すごいちゃんとしてって言うとあれだけど。

YOU：（うなずきながら）ちゃんとしてます。

小川：結構ほら、飲みに行ったりするじゃん、お酒好きだから。私の前でベロベロに酔ったとかって、一切ないからね。

YOU：酔えないんですよ。

小川：ほかではいろいろ聞いてるけど。たぶん、何か私が旦那にチクるんじゃないかと思うんじゃないの（笑）？

モモコ：上司の嫁やねんな。

YOUにとって浜田は「お世話になった上司」。浜田家に招かれた際は、料理を「お手伝いしながら教えてもらって」「浜田家のステーキの味付けは、さも自分が考え出したみたいに後輩に振る舞ってる」と明かした。

一方、浜田家で「手伝ったことがない」と言うモモコは自宅でも…。

小川：パパ（モモコの旦那）のほうが上手だから、ここは。

モモコ：そう。

YOU：あ、だって旦那さんが、だってもうプロじゃん。

小川：そうなのよ。

モモコ：料理してくれるから、全然。

小川：そうなのよ、うらやましいよね、もう。

モモコ：（浜田は）何もせえへんもんな。

小川：何もしない。いまだに、何も。

モモコ：エグいよね。

YOU：浜田雅功、家で何もしなくていいじゃないですか！

小川：ほらほら！ね、後輩はもう、こう言うんですよ。

モモコ：でも、（自分たち）女性と子どもだけで旅行に行ったときでも、めっちゃ電話かかってくるやん。

「いちいち『これ食べてええの？』とかって、電話してくる」とモモコが暴露すると、「『これは何かけるの？しょうゆ？ソース？』って、いまだに聞くよ」と小川。

食事の準備をして出かけた際も、浜田は自分で電子レンジに入れた皿をすっかり忘れてしまったそうで、帰宅後に「食べた？」と聞くと「うん、おかずないから卵かけご飯食べたわ」と返答があり、驚いたというエピソードが明かされた。

しかし、浜田のエピソードをきっかけに、3人は「人のこと言えない（笑）」と、物忘れがひどくなってきたという話題へ。YOUは、ある出来事を思い出し、モモコに報告した。

YOU：あ！あ！それで、2年くらいの前のクリスマスに、超怖くて。

小川：何よ？

YOU：私たち後輩は、その（クリスマスイブの）次の日に呼んでいただいて、“わさわさ”いたんですよ、キッチンに。で、たまたま兄やん（浜田）がいて、「おい！」とか言って。「どうしたんですか？」「あのな…」って。（浜田が）トレーナーみたいなかわいいの着てて。「これな、あいつにもらったんだけど、前も、同じのくれた…」。

モモコ：（笑）。エグい。

小川：いや、私、びっくりした！

小川は、浜田から告げられるまで、まったく気づかなかったという。

小川：だからメモしたり、やることを書いて貼るとかやらないと。

YOU：本当に。だからスケジュールに、もうどんなちっちゃいことでも全部メモらないと。

モモコ：忘れる、忘れる。

YOU：スーパー行って、ボーッとして（何を買いに来たのか）わかんなくなっちゃったりするから。

小川：すごいわかる。もう私、冷蔵庫の野菜室開けて、玉ねぎの、4つ入りのパックが3つくらいあったとき、びっくりしたもん。

YOU：ポン酢が6本あったりする。

小川：あはははは！わかる。

買い物あるあるで盛り上がる小川とYOUだったが、超節約家のモモコは「節約家にはないボケやわ」と言い「使いきらな、もったいない！って思ってるから」と持論を語った。

また、ダウンタウンがまだ無名だったころに浜田と結婚をした小川に、YOUはその決め手を聞いた。

小川：え、何だろうな。

YOU：ルックス？ルックス？

小川：いや、ルックスもですよ、もちろん。

YOU：好きだもんね。

小川：うん。何だろうね、でもたぶんお互いに、一緒に長く同じ空間にいても疲れないっていうのが、お互いが持った印象だろうね、きっと。だって、そこじゃない？で、何か言ったときに返してくることが面白かったわけ、お互いに。だから…何だろうな？居心地が良かったんだね、本当にね。何か本当につまらない言い方で申し訳ないんだけど。

YOU：そういうの、あるんですね。

小川：だって本当にお金なかったし、でもお金なかったことも面白かったし。

小川は、「東京でダメだったら大阪に住もうと思っていた」と当時を振り返り、「大阪行けば、劇場があるから。なんとか食うには困らない」と、そこまで考えていたと明かした。

また、結婚後、26年間舞台の仕事をセーブしてきた小川が、復帰を決めた理由も明かした。

モモコ：テレビとか、ドラマとか、バラエティは出てたけど、「舞台に1ヵ月出る」とか言い出したとき、私びっくりしてんけど。なんで「舞台出よう」と思ったん？

小川：いや、だって、もともと舞台の仕事がやりたくてこの世界入ったようなもんだし。

モモコ：そやな。

小川：でも、やっぱり結婚してさ、旦那も東京でどうなるかわかんないし、そんなことしてたら子どもも生まれたし、これで私が独身のときのように舞台、小劇場とかでやってたらね、もう家が回んなくなるのは、わかってたから。

モモコ：絶対そう。

小川：だからもう、そこだけは封印しようと思って。でも、もう子どもたちがある程度（大人）になったから、もう大丈夫じゃない？それで、旦那に相談して。

モモコ：言ったんや。「やるで」って。

小川：声掛けられたときに。「いや、やったらええんちゃう？もうおまえ、好きなこと」と言ってくれて。50歳で復帰したの。

モモコ：なっちゃんも、子育ては厳しくやってたよね。

YOU：いい子に育ってね、2人とも。

小川：いやいや、やっぱりほら、私と旦那はさ、自分の親が芸能人でもなんでもないわけだから、うちの子どもたちの気持ちは、どこまでいったってわからないわけよ。でもやっぱり、そこがすごく心配だったからさ。

モモコ：親、両方有名人やったら、学校でどうかなとか。

小川：この親のせいで、人生が狂わされてもイヤだな、怖いなと思ってたから。でも、何しろ、「お父さんはすごい仕事してるんだよ」っていうことさえ、本当に覚えといてくれれば。

モモコ：それは、すごい言うてたね。ちっちゃいときから言うてたね。

小川：だって一番、そこは怖かったんだもん。

YOU：そう、だからほら、よく「お父さんがすごい一生懸命働いてくれるから、あんたたちこれ食べれんのよ」とかって、いちいち言ってるのを見てたから。

モモコ：「人を笑わせる仕事は、すごい立派な仕事だよ」とか。

YOU：「素晴らしいことなんだよ」って言って。

モモコ：それは、浜ちゃんのことをどんなに腹立ってる日も、褒めてたよね。

小川：（笑）。

YOU：そう。

モモコ：嫁が「パパあかんやろ」「旦那あかんやろ」って子どもの前で言うたら、子どもも「パパあかん」と思うから、腹立っても「パパはすごい」って言いなさいって。

YOUも「菜摘さんの（子育て）を見てたから」と、元夫の悪口を子どもの前で「一度も言っていない」と明かした。

小川は、2人の息子は「本当にお父さん尊敬してるし、大好きだし、それは良かったなと思うよ、本当に」と実感を込めて語った。

最後は、どんなに忙しくても子どもたちに毎日弁当を持たせて送り出していた日々を振り返った。

YOU：もうでも、やりましたね、子育て。

小川：やりきったね。

モモコ：やってるときは「すぐ大きくなるよ」って言われて、「全然大きくならへんやん、ずっとちっちゃいやん！」思うたけど。

YOU：わかる。

小川：（笑）。

モモコ：月日が流れたら、「あのときって一瞬やったな」って。

小川：本当だね。

しみじみと語り「またおばあちゃんの会で、それぞれの孫を持ち寄って」（YOU）、「だから、それまで元気でいないと」（小川）と締めくくった。