木佐彩子が自分の息子と同世代の若者たちの意見にうなった!8月22日(日)、フジテレビの特設スタジオで、若者の問題意識やアイデアの創造力を高めるためのオンライン公開セミナー「SDGs Agora」が開催された。
これは、フジテレビが公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)と共に、Z世代と呼ばれる10代の中高生たちが、英語で未来を語るプレゼンテーションイベント「Voice of Youth Empowerment2021サステナ英語プレゼンテーションチャレンジ~地球の未来は、キミが変える~」(VYE2021)に向けた第1弾となるイベントだ。
「VYE2021」のアンバサダーに就任した、元フジテレビアナウンサーでフリーアナの木佐彩子がMCを務め、ファシリテーターにACCU国際教育交流部の高松彩乃さんが登壇。
ゲストに宮城教育大学名誉教授で仙台ユネスコ協会会長の見上一幸さん、SDGs普及活動家でDesign,more.代表・横浜国立大学 都市社会共生学科 2年の入江遥斗さん、現役の高校生で、雑誌「Popteen」の人気モデル“れあぱぴ”こと権隨玲(ごんずい れあ)、そして竹俣紅フジテレビ新人アナウンサーが参加した。
木佐彩子アナ「SDGsはブランドでなく“自分ごと”に」
SDGsと聞くと、どうしても難しい、堅苦しい印象を持ってしまう方も多いのではないだろうか。今回のセミナーはワークショップのスタイルで「自分自身の幸せ」などを、それぞれが考え発表していくことに。
フリップに描かれた屋根の部分に自分の名前、4本の柱に自分の幸せを支えるもの、そして柱が立っている土台は自分にとって何か?を書き込んでいく。
「焼肉が大好き」「盆栽を愛でる」「読書」…幸せトークに盛り上がる
入江さんは、コロナ禍で大好きな旅はなかなか難しいが、今は読書や日記を通じて知識を取り入れて、自分の幸福度を高めているという。れあぱぴはファッションモデルらしく美容とのこと。自分の息抜きにもなるという。そして食べることが大好き(特に「焼肉!」と発言)とフレッシュなコメントが飛び出した。
竹俣アナは、新人アナウンサーとは思えない落ち着いたトーンで、仕事で「こうしたらいいかな」と向上心を持つこと、一方でそればかりだと疲れてしまうので、盆栽を愛でるなど“心の癒やし”も大切と語った。渋い回答にスタジオからは「盆栽?へぇー!」と驚きのリアクションが。
ワークショップはこのあと、同じフリップを使い「自分自身+周囲の人」、そして「自分+周囲+その他全ての人」の幸せを支える柱と土台について考えた。見上さんは「自分で3枚のフリップを書いてみて、すべての人たちの幸せを支える土台は、結局自分の幸せの“屋根”の部分でした。こうやってつながってくるのだな、発見でした」と感想を述べた。
<オンラインイベントを見逃した方は、VYE2021のホームページで視聴可能!>
木佐アナ、れあぱぴと竹俣アナの母親の年齢を聞き「えー!!!」
イベント終了後、フジテレビュー!!は木佐、権隨、竹俣アナに感想を聞いた。
木佐:SDGsというワードが、今ブランドみたいになっていますが、本当はもっと身近なものだと思うので、今回なるべく「自分ごと」にしていければと思いましたね。こういうイベントがなくても、そういう体質になっているというのが理想ですね。
私の息子が今回参加した入江さん(大学2年生)と同じ歳でびっくりしましたが、あのような答えは全く出てこないでしょうね(笑)。でも、うちの息子みたいなのんびりな子の考えもあっていいと思う、これも多様性ですから。
れあぱぴさんや竹俣アナも私の子どものようですよ!ママ、何歳?
れあぱぴ:38歳です。
木佐:えー!!!
竹俣:52歳です。
木佐:まだ52歳ではないけど、同じくらいだ!!!(笑)
れあぱぴ「学校ではできないこと」竹俣アナ「テレビ局員としての課題見えた」
木佐:皆(れあぱぴ、竹俣)の世代の方が、小さい時から考えているのでは。私たちは20代の時に地球のことを考えていなかったですもん。我々世代が刺激をいただき、がんばらなければと思いました。
れあぱぴ:こういうイベントに出るのも初めてですし、SDGsについてここまで考えたり話したりすることが学校でもなかったので、改めて考えるいい機会になりました。10代でもエコバッグを持つとか食品ロスを減らすとか、小さなことも大きなものにつながると思うので、そういうところも意識して生活できたらと思いました。
木佐:等身大の意見が出ていて良かったですよ!
竹俣:こういう機会がこんなに早く来るとは思わなかったので、最初は大丈夫かなと不安でしたが、正直な意見を交わすことができて楽しかったです。SDGsって環境についての話題が取り上げられがちですが、ジェンダーや経済成長なども含まれているので、伝えるのは難しいのですがテレビ局の人間として課題と感じているので今後も考えたいです。
れあぱぴ:大学生の入江さんの次に話すのはプレッシャーでしたが(笑)、刺激をいただきました。
竹俣:私は木佐さんと初めてお会いして、楽しく盛り上げるパワーがさすがだ!と思いました。私だったら進行でいっぱいいっぱいになってしまうと思います、見習いたいです!
最後に、木佐自身の幸せを支える柱を聞いてみると――。
木佐:「仲間」「健康」「愛」「食べ物&お酒」ですね。私の幸せには必要ですね。これがないといろいろと“流して”いけないじゃないですか!
<エントリー概要>
プレゼンテーション大会へのエントリーや今後のイベント詳細は以下のHPから
https://www.voice-of-youth-empowerment.com/
締め切り:8月31日(火)
参加資格:中学生・高校生世代(在学の有無は問わない/英語が母語でないこと)
プレゼン形態:
1チーム=2~3人によるプレゼンテーションで、映像も使ってアイデアを発表。選考を通過した8チーム(予定)がプレゼンテーション大会に出場。
審査基準:
「英語力」はもちろん、“SDGsに対する思い”、“チームワークや映像を活かしたプレゼン能力”を総合的に評価。
オンラインワークショップ「Speakers Workshop」
10月10日(日)
選考を通過したプレゼンテーション大会出場チームによるオンラインワークショップ
プレゼンテーション大会「Future Voices」
11月21日(日)
リアル+オンラインイベントを開催