10月16日(金)20時より、フジテレビ系では『さんまのまんま秋SP』が放送される。

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今回は、 27年ぶり3回目の出演となる東山紀之が登場。東山は、さんまと小栗旬がトークする中に合流する形で参加した。

共演経験はない2人だが、東山は演出家の故・蜷川幸雄氏から「小栗がすごいから稽古を観に来い」と電話があったことを告白。また小栗も「東山さんが舞台を観に来てくださったときに、サッとシャンパンを渡してくださって」と、あまりのカッコよさに驚いたことを明かす。 

「波平さんと同じ年(54歳)になりました」と、『サザエさん』を引き合いに自身の年齢を話した東山。体力維持のためのジム通いのほか、趣味で10年以上ボクシングもやっており、「ステージに立って踊る感覚と似てる」「ステップが踊りに近い」とその魅力を語る。

ジャニーズに入って40年以上になる東山は「昔は事務所も小さくて、マンションの一室で」と回想する場面も。最近は後輩の人数も増えたため「僕も『YOU』って言うようになりました」「なるほど、『YOU』は万能だなと」と、亡くなったジャニー喜多川氏をしのんだ。

また、さんまから「後輩を注意しないの?」と聞かれると、「先日、近藤真彦さんとお話ししたんですが、僕たちもやってたし(笑)」と、やんちゃだった頃を回顧。「辞めたいと思ったことはない?」という質問には、「思ったことない」「楽しいことばっかり」とキッパリと話す。

また、かつては“しょうゆ顔”の代表として、同じ雑誌をにぎわせていたというさんまと東山。「俺もちょっと変えれば東山。なんで似てるのに違うねんやろ」と不満なさんまは、東山と顔をじっくりと見比べてあることに気づいてしまう。その違いとは一体!?

このほか、俳優の小栗、吉高由里子、横浜流星、お笑い芸人の山口智充や、タレントでYouTuberのフワちゃんも登場。“お笑い怪獣”明石家さんまが引き出す、ゲストの“素顔”は見逃せない。

<東山紀之 コメント>

――収録のご感想をお願いします。 

さんまさんがお変わりになっていないから、年を重ねても、またお話しできるというのは大変うれしいことですね。“世の中は変わっても、さんまさんだけは変わらない”っていうのは、うれしいことでもありますよ。

――27年ぶりの出演ですが、ご自身の中で変わったことはありますか?

世の中が変わったので、自分自身も変わらざるを得ないけれど、さんまさんと話をしていると、デビュー当時に戻ったような感じですね。

初めて『さんまのまんま』に出させてもらったときに、「僕らが映画をやるので、さんまさん出てくださいね」とお願いしたら、「あぁ、出るわ」と言ってくれて。

その後、本当に1シーンだけ出てくれたんですよ。21歳の頃の出来事ですが、収録中に、ふと思い出して。あの時、約束を守ってもらえたうれしさが、よみがえってきました。

――さんまさんとお顔が似ているという話もありました。お2人は「しょうゆ顔ベスト2」だったとか。

時代的に「しょうゆ顔」といって、よく雑誌などに出してもらっていました。ともに同じ時代を生きてきた感覚はあります。

――ジャニーズ事務所の後輩の話にもなりました。

さんまさんにもたくさん後輩ができて、僕にもたくさん後輩ができて、積み重ねることによって後輩が増えてくる。また、彼らとの交流だったり、さんまさんも彼らのことを知ってくれたりすることによって、後輩たちもモチベーションが高くなると思いますから。私自身もよしもとの若い人たちと共演させてもらうことも多いので、非常に良い関係性だと思います。

──特に印象的だったことは?

テンポの速さ。さんまさんは途切れることがない。そして、あらゆる人に対処できるので、その懐の大きさを非常に感じますね。

それと優しい人なんだなぁ、と思います。共演者だけでなくて、スタッフに対しても優しさがないと、ここまで積み重ねていくことは無理なので。さんまさんからはきれいなオーラが出てますから、人間性がすごく感じられますね。

――さんまさんも、東山さんのことを優しい方だと話していました。

そうですか。僕も丸くなってきたんじゃないですかね(笑)。

――昔、やんちゃをしてたという話もありましたが、そういうところで後輩たちへの思いはありますか。

さんまさんもそうだと思うんですけど、姿勢を見せるしか方法が無い。「頑張っている姿を見せるのが一番の教育」。そういうことだと思うので、僕はそういう背中を見せたいです。

さんまさんとは別事務所ですけど、そこは分け隔てなく垣根を越えて、僕自身も追っていきたい背中の一つはさんまさんですね。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

時代が変わったり、環境が変わっても、さんまさんは変わらずこの空間を作ってくれるので、ぜひお茶の間でそれを楽しんでいただきたい。さんまさんの元気を皆さんに触れてもらって、明日への活力にしていただけたらと思います。