長澤まさみ、木村拓哉の「スポンジのように柔らかに吸収する心」を尊敬

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9月14日（火）、映画「マスカレード・ナイト」公開直前イベントが、原作のモデルにもなったロイヤルパークホテルで開催され、木村拓哉、長澤まさみが登場した。

本作は、数々の傑作ミステリーを世に送り出してきたベストセラー作家・東野圭吾が描く「マスカレード」シリーズを原作とし、その第一作である「マスカレード・ホテル」は2019年に実写映画化され、大ヒットを記録した。

最新作でも、破天荒なエリート刑事・新田浩介に扮する木村と、彼の相棒である真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美を演じる長澤が、“水と油”の最強バディを体現する。

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木村は、完成した映画を改めて見て「撮影ではOKテイクを見返す作業をしていないので、いつも（完成作を）見るたびに合格発表の気分になるんです。今回は、挑戦してみた表現もあったのでドキドキしました」とコメント。

その“挑戦した表現”とは、アルゼンチンタンゴだ。木村は「練習を始めた当初は久々に凹んだんですが、パートナーの方に引っ張ってもらって、モチベーションを保たせてもらって助かりました」と、撮影を振り返った。

長澤は「楽しみにしていたので、自分が出ていたことを忘れて見てしまいました。最後までドキドキが止まらない」と言い、「木村さんのアルゼンチンタンゴが美しくて。ぜひ注目してほしい」と印象深いシーンをアピールした。

また、先日行われた完成披露試写会にて、木村は前作から2年ぶりにタッグを組んだ長澤について「やっぱサイコーっすよ！」と賛辞を送った。

その真意を改めて聞かれた木村は、長澤について「一緒に作業していて楽しいですし、制服を着てセットの中にいる時は美しいです」とベタ褒め。さらに、「台本の読み方捉え方が（良い）。一度も読み合わせをしてないのに、気持ちよくセッションが進む感じ。2年という月日は経ちましたが、一瞬にしてキャラクターに戻れた」と、相性の良さを感じたよう。

長澤は「大変うれしいです、ありがとうございます」と笑顔に。

そして、木村に対して「現場で集中力をどうコントロールするか、自分の本気をどこで出し切るか、学ばせてもらいました。毎日撮影をしていると、1日の中で自分で（集中力を）計画しないと、終わる頃にはバテバテになっちゃうので、どう考えて現場で行動するべきか、学ばせてもらっています」としみじみ。

そして話題は、お互いの“お芝居への向き合い方”について。

木村は「作品から一度たりとも逃げていない。その強さや覚悟は、作品を通じて感じています。長澤まさみとしての、作品への向き合い方は素晴らしいなと思います」と力を込める。

一方の長澤は、木村について「常に素直に受け入れる心を持っていてすごい。大人になると、素直になるのって難しいじゃないですか。でも、スポンジのように柔らかに吸収している木村さんを見て、すごいなって思いますね」と、尊敬の眼差しで語った。

＜木村拓哉 2年ぶりにタッグを組んだ長澤まさみを「やっぱサイコーっすよ！」と絶賛＞

映画「マスカレード・ナイト」は、9月17日（金）より全国東宝系で公開。

©️2021 東野圭吾／集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会
配給：東宝

最新情報は、映画「マスカレード・ナイト」公式サイトまで。