映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」ジャパンプレミアが9月15日(水)に都内で開催され、櫻井翔と堤幸彦監督が登壇。

櫻井の口から、同映画が嵐のデビュー日の11月3日(水)に先行公開されることが明かされた。

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「映画を撮影するため」に20周年のツアー中に、東京ドームで1日限りのライブを開催

2018年11月から2019年12月まで1年以上に渡り、計50公演、1ツアーとしては、日本史上最大の累計237万5千人の動員を記録した、嵐 20 周年のツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」。同ツアー中、「映画を撮影するため」に1日限りで開催するという過去に例を見ない「シューティング・ライブ」を、2019年12月23日、東京ドームで敢行。

「ピカ☆ンチ」(02年)で嵐初主演映画を監督した堤を始め、これまで嵐に関わり、彼らを知り尽くした映画とライブのスタッフが集結し、嵐が5人だから見られた景色、52000人の観客が5人と一緒に見た景色を計125 台のカメラで余すことなく記録。東京ドームの圧倒的な一体感と臨場感をそのままに、嵐初のライブ映画として、その名曲とパフォーマンスを体感できる全篇ライブ・フィルムとなる。

櫻井は、「久々のこういった登壇で、ソワソワ緊張しているのですが、初のたくさんのチャレンジが詰まった作品をお届けできることをとてもワクワクしています」とあいさつ。

また、「今日9月15日は、僕たちがハワイでデビュー会見をした結成の記念日なんですけど、こうした形でお伝えできることをとてもうれしく思っています」とはにかみ、「およそ2年前のコンサートですが、とにかくあの時のみんなの熱気や我々の思いを、真空パックのように閉じ込めたいと思っていて。今、その真空パックを開いても、時の流れを感じずに楽しんでただける作品になったと思います」と凛々しい表情。

さらに、「今、このタイミングで満員のファンの人に埋め尽くされた会場をご覧いただきたいですし、劇場で感じる一体感のようなものもあると思う。1日でも早くまたそんな日が来ると言う願いを込めながら楽しんでほしい」と感慨深い様子で語った。

堤監督は「今回のライブフィルムは、我々撮影をするスタッフが総力を結集して撮ったといっても過言でありませんし、そういったものに仕上がってると思います」と胸を張り、「2年前とはいえ、我々の日常だった風景がそこにあります。こういう事態になり、このことを伝える意味もまた大きくなって、今緊張感を覚えますね。いつかこのネガティブな状態が解消され、また日常になることをを期待しております」と熱くコメントした。

デビュー日に先行公開、大野智の誕生日に全国公開「2つの記念となる日に公開されます」(櫻井)

またイベントの終盤では、櫻井の口から同映画が「11月3日、我々のデビュー日にドルビーシネマにて先行公開、そして、全国での劇場公開は11月26日、大野智の誕生日で、2つの記念となる日に公開されます」と笑顔で報告が。

続けて、「9月15日にこれをお伝えすること、11月3日デビュー記念日に公開することは、我々5人とスタッフがこだわり続けてきた日にちだったので。うれしく思います」と口にし、「参加してくれたファン人たちは、これが何になるのか知らず、『私たちのあれはいったいどこにいったんだ?』と過ごされてきたと思うので、やっとお伝えできてうれしい。僕の夢が詰まった作品です」と笑顔を見せた。