9月18日(土)、舞台「ブライトン・ビーチ回顧録」のフォトコール・取材会が行われ、今作が舞台初単独主演となる佐藤勝利(Sexy Zone)、松下由樹、入野自由らが参加した。

本作は、アメリカ・ブロードウェイの大御所コメディ作家ニール・サイモンの三部作「ブライトン・ビーチ回顧録」「ビロクシー・ブルース」「ブロードウェイ・バウンド」の1つ。サイモン自身の少年時代を描いたとされ、貧しくもたくましく生きるユダヤ人一家と、思春期のユージンの成長を描いた名作だ。

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佐藤勝利「不安で緊張していたら…」

取材会が始まると、佐藤は「感慨深いですね。いつかストレートプレイをやってみたいと思っていました。東京芸術劇場もいつか(舞台に)立ってみたいと思っていたので、まさか立てる日が来るなんて…みんながよく言ってそうなことを言ってみました(笑)」と、お茶目にコメント。

さらに、「メンバーも今、ほとんどが舞台に立っているんですけど」とSexy Zoneは現在、中島健人以外の3人が舞台公演中であることに触れ、「幕開くかな…と不安で緊張していたら、松島(聡)から『リラックスして。絶対大丈夫だから、みんなを信じて。稽古で頑張った分を本番で頑張って』とメールが来た」と明かした。

松島は9月5日(日)に開幕した「赤シャツ」で舞台初出演を飾ったのだが、そうとは思えぬ貫禄に満ちたメッセージに、佐藤は「先輩なのかな(笑)?」と笑って首を傾げた。

佐藤と同じく菊池風磨も、舞台では長セリフに挑戦しているそうで、菊池は「僕は噛まなかった」とプレッシャーをかけてきたのだとか。佐藤は「あの人、何がしたかったんでしょうね(笑)?」とボヤいて笑わせた。

そんな佐藤について、演出家・小山ゆうなが「初めてという感じがしない。センスがすごいので、いつの間にかすごい勢いで成長している」と褒めると、佐藤は「セリフがたくさんあるので、毎回ドキドキしながらやっています」とはにかんだ。

入野自由、佐藤勝利にある暴露をされ…

今回、14歳の少年を演じるにあたり、佐藤は「実年齢より10歳若いので、無理して子どもっぽくしないように気をつけました。14歳のときの自分って『大人だ』と思っていたと思うし、変に子どもっぽくしないほうが、14歳という役が純粋に伝わるかな。あと僕、童顔なので(笑)」とニッコリ。

続けて「14歳って事務所に入った年齢なので。(今年が)グループが10周年で、10年前の年齢を初舞台として演じるのは感慨深いな」と語った。

また、入野は佐藤について「役柄とまさに一緒で、助けてもらっています」とコメント。

すると佐藤も「めちゃくちゃ助けてもらっています!」と声に力を込める。「自由くんは、稽古が始まる前に近づいてきて『大丈夫だよ、お前ならいける』って毎回言ってくれる」のだとか。

しかし、最初の出演シーンを控えた入野を見ると「“この世の終わり”ってくらい緊張していて(笑)。誰がアドバイスをしたんだろう?って思う」と、入野の緊張ぶりを暴露。佐藤の観察眼に、入野は思わず「あっはっは!」と笑ってしまっていた。

そんな2人を見て、母親役の松下は「本当にかわいい息子たちで。見とれないように気をつけないと」と、あたたかい眼差しを向けた。

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最新情報は、舞台「ブライトン・ビーチ回顧録」公式サイトまで。