9月19日(日)、さいたまスーパーアリーナにて開催される格闘技の祭典「RIZIN.30」。フジテレビュー!!取材班は、試合前の選手の最新表情をレポートする。後編は、バンタム級トーナメント2回戦で、今大会のメインイベントとなる朝倉海選手 vs アラン“ヒロ”ヤマニハ選手だ。

朝倉海はまず、他のバンタム級トーナメントに出場する選手たちと一緒に、オープニングの立ち位置を確認。オープニングセレモニーでは、このトーナメントに参戦する8人だけがリングに立つのだ。

その後、兄の朝倉未来選手と一緒にリングチェックへ。いつも通り、打撃やグラウンドの動きを黙々と確認する。対戦相手のアラン“ヒロ”ヤマニハ選手は、「RIZIN.28」(2021年5月・東京ドーム)で、兄の未来選手に勝利したクレベル・コイケ選手と同じ「ボンサイ柔術」の所属だ。兄の仇を取りたい海選手にとって、今大会の試合は、朝倉“兄弟”vsボンサイ柔術チームの対決となる。

先にリングを後にした朝倉未来選手に、フジテレビュー!!が話を聞くと「(海選手の)コンディションはすごくいいと思いますよ」と語った。海選手が「過去一番に仕上がった」と語るほどのバキバキボディになっていることについて聞くと、「そうなんですか。体は見ていませんが(笑)」そうだ。

対戦するアラン“ヒロ”ヤマニハ選手は、ボンサイ柔術のホベルト・サトシ・ソウザ選手(RIZINライト級初代王者)とリングチェックに登場。あまり動き回ることはせずに、リングの固さなどを確認。ふたりで少し話した後チェックを終えた。フジテレビュー!!がヤマニハ選手に話を聞くと「あと、もう少しで僕の夢が叶います。試合自体が楽しみでうれしいです。きっといい試合になると思います」と語った。リングの状態について聞くと「やわらかいと思いましたが、これくらいの方がやりやすいですね」と笑顔を見せた。

ヤマニハ選手の夢が叶うのか、海選手が兄の仇を取ることができるのか――。

「RIZIN.30」の模様は、9月24日(金)24時55分~フジテレビにて放送予定。(※関東ローカル)