10月28日(木)、映画「聖地X」完成披露試写会が行われ、岡田将生、川口春奈、緒形直人、入江悠監督が登壇した。
本作はオール韓国ロケで撮影された、エクストリームホラー映画。韓国で暮らす、小説家志望の輝夫(岡田)のもとへ、結婚生活に愛想をつかした妹の要(川口)が転がり込んでくる。しかし奇妙な事件が起こり…果たして、この地で増幅し続ける呪いから解放されるのかーー。
岡田将生が韓国で覚えた歌とは?
イベントでは、韓国ロケで驚いたことについて質問が。
岡田は「スタッフがお茶飲み場で、朝イチから辛いカップラーメンを食べてるのがかわいく思えて。僕は辛いのが苦手なんですけど、一緒に食べてコミュニケーションが生まれました。現場に行って、そこでちょっとだけ会話をするのが日課になって楽しかったです」とニッコリ。
川口は「みんなでちゃんと朝ごはんを摂って撮影に行くとか、お昼もしっかり時間を取ってみんなで近くの食堂に行って、鍋を食べたり。大切な時間になりました」と振り返った。
緒形は、韓国の俳優について「現場での佇み方とか熱量、集中力を肌で感じることができて刺激をもらいました」とコメント。
さらに、韓国は「機材も揃ってるし、ロケバスもデカいし。『はとバス』くらいあって。観光バスみたいにゆっくりしていました(笑)」と明かして笑いを誘った。
また、ロケで苦労したことを聞かれると、岡田は「最初に用意してくれていたホテルは、土日になると目の前に海で(観光客が)パーティを開いて。朝までずっとやっていて、眠れなくて疲れてきちゃって…」と苦笑い。
しかし岡田は、「(パーティでは)カラオケ大会をずっとやっていて、歌を覚えちゃいました(笑)」とお茶目に語った。
川口春奈、韓国ロケで犬に噛まれ…
本作で、兄妹役を演じた岡田と川口。岡田は、川口について「嘘がつけない正直な方で、一緒に仕事をしていて気持ちがいい。妹として、現場でも僕をちゃんと叱ってくれる。頼っている部分はありましたね」と、優しい眼差しで語った。
一方の川口は、「私のくだらない話を聞いてくれて、いいお兄ちゃんでした」とコメントし、岡田が「ありがとうございます」と照れ笑いを見せる場面も。
緒形は撮影に途中から参加したそうだが、そんな“仲良し兄妹”を見て「俺も早く仲良くしてぇよ!って思った」と打ち明けて、会場を笑わせた。
ちなみに岡田によると、その後、川口も交えて「電車に乗って、一緒にサムギョプサルを食べに行った」そう。
入江監督は「岡田くんがすごく優しかった。日韓で撮影手法が違って空気がピリピリしても、ずっとニコニコしてあたたかい空気でいてくれるので、お兄ちゃん感があった」と振り返り、川口については「(本作で共演する)犬をかわいがっていて。でも、クランクアップの頃にいきなり噛まれて、気持ちが暗くなっていた」と暴露。
川口は、噛んできた犬に対して「なんだよぉ!って思った(笑)」と素直に本音を明かし、会場を和ませていた。
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映画「聖地X」は11月19日(金)劇場・配信/同時公開。
配給:GAGA、朝日新聞社
©︎2021「聖地X」製作委員会
最新情報は、映画「聖地X」公式サイトまで。