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Creepy Nutsの思いに、若林正恭「ラップすること自体が、自分にとって魂のご褒美なんだね」

10月31日(日)放送『ボクらの時代』

めざましmedia編集部

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Creepy Nutsの2人が、「激落ちした」(DJ松永)、「全員が敵に見えた」(R-指定)という時期を語った。

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10月31日(日)放送の『ボクらの時代』(フジテレビ)は、若林正恭(オードリー)と、Creepy NutsのR-指定、DJ松永が登場し、出会いやブレーク後の心境の変化などを語った。

オリンピック閉会式にDJ松永登場で「いい加減にしろ!」

Creepy Nutsの1stミニアルバム「たりないふたり」は、若林と山里亮太の漫才ユニット・たりないふたりへのリスペクトから生まれた作品だった。

若林:あれ何年前だっけ?

DJ松永:2016年ですよ。

若林:よく覚えてるね。

DJ松永:そう。だからマジで本当に、これは奇跡みたいな話だけど。あの若林さんが知り合いを3、4人通して俺の連絡先を聞いてくれて。で、たどり着いて、飯に連れてってもらうっていう奇跡が、奇跡の日が起きたんだよね。

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R-指定:そうそう。

若林:ただ、タイトル被ってるだけでしょうと思って聴いたら、ジャケットがさ…。

DJ松永:そうそうそう!

若林:そこもサンプリングっぽかったじゃん。

R-指定:そうなんですよ。

若林:俺、15歳のときから日本語ラップが好きで。それで「たりないふたり」っていう曲を作ってくれてるって聞いて、めっちゃ良くて。うれしいじゃん。だから、俺はお礼を言いたくて(連絡先を)たどっていったのよ。

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DJ松永:あー、そうなんすね。

若林:でも、あそこから5年でさ、もう目まぐるしく変わったね。

DJ松永:うれしいっすね。

若林:だってもう、オリンピックの閉会式。俺、(DJ松永が登場するとは)知らなくて(テレビを)つけて。やってたから、「いい加減にしろ!」と思ったもん。

R-指定:わはははは!

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DJ松永:思いますよね(笑)。

若林:「いい加減にしろよ、松永!」と思ったよね(笑)。

と、若林の2回目の「いい加減にしろよ」に、3人は大笑いした。

芸人が40歳を過ぎて結婚できる理由

さまざまな仕事に引っ張りだこで、現在は「気づいたら1週間経ってる」(R-指定)、「(仕事以外)何もしてない」(DJ松永)と多忙な2人。

若林は「特に30代後半はそうだった」と自身の経験と重ね、DJ松永から「(40代の今は)もうちょっと仕事の取捨選択ができるようになったってことですか?」と聞かれると、ある持論を展開した。

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若林:アンケートがなくなるのよ、レギュラー番組だと。話、聞くほうが多いから。

DJ松永:そっか、聞くからか。そうか。

若林:そう。だから、これ俺が本当に出してる説なんだけど、俺とか山里さんとか、40(歳)超えて結婚する芸人多いじゃん?あれね、アンケートなくなるからだと思うんだよね。

R-指定&DJ松永:うわはははははは!

若林:1日の仕事終わるでしょう。で、夜じゃん。家帰ってアンケート。そのアンケートのところが女性と飯食う時間になったら、結婚できるから。絶対アンケートなくなったら、結婚できる。

DJ松永:うわ、怖え!

テレビ番組への出演も多い松永は、思い当たる節があったようで「見ていてる人、意味わかんないと思うけど、たぶんそうっすよね」と感心。これに、R-指定も大きくうなずいた。

DJ松永「チームプレーのカッコよさを理解してきた」

若林は「今から1~2年前くらいの松永のテレビの出方と、今の出方が変わった」と言い、「2年前くらいは、テレビ出演者、あと制作含め、『全員酔狂なやつらだ』って言ってた」と暴露。

R-指定も「1回膝つき合わせて飲んで、泣いてからじゃないと本音はしゃべらんぞって…」と、DJ松永の発言を振り返り…。

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DJ松永:そうそう。「(番組)編集するやつは、俺とサシ飲みしてこい」って(笑)。

若林:今は、そこら辺も大人になったってこと?じゃあ。

DJ松永:いや、これね、なんかチームプレーの、なんだろうな、カッコよさとか楽しさ、快感を、ちょっとずつ理解してきたんですよ。

若林:チームプレーの良さというか、価値に目覚めたんだね。

DJ松永:目覚めた。

若林:それ、不登校の子が部活始めて目覚めた感じだね。

DJ松永:(笑)。

若林:良いことだと思うよ。

すると、DJ松永は「今から次元の低い話するんですけど」と前置きして、心境の変化を語り始める。

DJ松永:ずっと1人のつもりでやってきたんですよ、DJとか。

若林:DJね。

DJ松永:自分が成り上がるために。周りは全部しんどくて、なんとか自分が生きるために、のし上がるためにDJやってて。もう、うわーって夢中でそれでやってったら、ちょっと結果がついてきて。最高の相方に恵まれ、DJの大会も、それこそオリンピックも、ラジオとかも、テレビとかも、なんか、想像できるわけない、10代とか20代前半の自分が。全部、もう求めている以上です。そんなようなことになって、だから、今年の春くらいとかに、激落ちしたんですよね。

若林:成しちゃった感じ?

DJ松永:成しちゃった。もう、今、住んでいる家も、本当、渋谷のクラブでDJしていたときに、クラブにいたくなさすぎて、それこそ「オードリーのオールナイトニッポン」を聞きながら、渋谷とか、代官山の高級住宅街をただただ散策してたんですけど。本当に別の世界というか。

若林:そうね。

DJ松永:「別の世界が、すぐ横にあんだな」とか思ったりとかしたけど。そういう家に住んでしまって。

若林:うん(笑)。

DJ松永:なんか「何したらいいんだっけ?」みたいな。別に曲作るのも楽しいし、楽しくないことなんて何もないんだけれども、新たに欲しいものは、何もない。

若林:おお、そこにもうたどり着いたんだね。

DJ松永:何もなさ過ぎて、本当に自律神経ぶち壊れたんですよ。次、何になったら、どうしようかってなったときに、31歳でやっと、「やば、俺、いい人間になりたい」と思って。

若林は「おい、なんだよ、この話(笑)!」と突っ込みながらも、「いい人間になれば、いいじゃん。DJをやったことでもらった分、返していけばいいじゃない」と助言した。

R-指定「過去の自分の言葉が自分に返ってくる」

一方、R-指定は「横でおまえがそんな成長しているときに、俺、今回のアルバム作り終わって、俺も結構浮き沈みあったけど、俺は最終的に、『覇王になりたい』って今思っている」と明かした。

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DJ松永&若林:わははははは!

R-指定:これ、なんか真逆なんすけど(笑)。

DJ松永:かわいいな。

R-指定:いや、これなんか、それこそ松永さんが落ちてる時期があって、そこから松永さん持ち直して。それがなんでわかったかっていうのは、めちゃくちゃビートを作りだしたんですよ。めっちゃ曲を作りだして。

若林:へー、やっぱりそういうもんなんだ。

R-指定:朝ビートを送ってきて、昼仕事で会って、夜家に帰ったら、また送ってくるみたいな。一方そのころ俺は、自分でこの歌詞書くときに、なんか自分の言ってきたこと、自分がラップしてきたことに対して、ケリをつけなきゃって、思っちゃったんですよ。

若林:なるほど。

R-指定:やっぱりラップとかって、めちゃくちゃ言いきりなんですよ。パンチライン(印象的なフレーズ)になる言葉とかって。めっちゃ言いきってきたし、MCバトルでも、すごい極端なこと言ってきたし。っていう、過去の自分の言葉とかが、やっぱり自分が前に進んでいくにあたって、自分にまた返ってくる。

若林:なるほど、過去の自分の言葉が。

R-指定:そうなんです。「あのころ、ああ言ってた言葉って、今の俺に刺さっとるがな」とか。

若林:Rのリリック聴いてて思うけど、やっぱりヒップホップだから、そのとき思っていることを書くじゃない。だから、もう、10年前とかだったら、「自分たちが足りない」とか、リアルが充実している人に比べてこうだとか書いてたのが、今度は自分がスポットライトを浴びるようになって、というのをそのときにすぐ書かなきゃいけないじゃん。

R-指定:そうなんですよ。

R-指定が「海外のラッパーとかもお金持ちになって、歌うことなくなったみたいな人って、やっぱりおるんですよね」と言うと、若林も「多いよね。だからそれはそれで素晴らしいアルバムの1枚なんだけど、持たざる者から、(成功を)つかむときの瞬間のエネルギーはすごい」と語った。

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さらに、若林は、MCバトルは一つひとつの言動がネタにされやすいことについて質問。

若林:芸人より(ネタにされるのが)、早いなと思って。「おまえテレビ出るようになって」とか、「ちょっと売れ始めて」って。

DJ松永:いや、本当にそう。

R-指定:バトルなんかは、顔が売れりゃ売れるほどむちゃくちゃ不利です。それをあえて使って攻撃することもできるんですけど、逆に言うと、やっぱりお客さんはジャイアントキリングを見たいわけですから。もうそんな、名が売れりゃ売れるほど…。

DJ松永:いや、だからRの3連覇(※)ってやっぱ異常なんだよ、やっぱり。優勝したあとに、下克上が見たいと思われるジャンルで3連覇っていうのはちょっと異常なんですよね。

(※)R-指定は、Libra Records主催「ULTIMATE MC BATTLE(アルティメット エムシー バトル)」(ラップのフリースタイルで頂点を決めるMCバトルの大会)で3連覇している。

R-指定は「全員が敵に見えていた」と明かし、「お客さんも敵やし、当然対戦相手も敵やし、主催してるやつも俺をはめようとしてんじゃないかみたいな、こんなとこに引きずり出して、みんなで俺に恥かかそうとしてるみたいな感じで思っちゃうぐらいに」追い詰められたという。

R-指定:小さい意見とか世の中のいろんなのも目に入っちゃうんですよね。活躍しても、ラッパーとか同業者とか、ヒップホップ好きな人からバーッて言われるっていう。じゃあ、どうしたらいいかっつったら、マジで世界一ラップうまなって「覇王になるしかない」っていうふうな思考に至ったんですよ。

DJ松永:なるほど。そういう意味ね。

「くたばる直前までラップ上手くなり続けるしかない」「ただ、ほんまラップしたかった」「ラップは自己を肯定するものにもなったし、自分の人生を変えてくれたけど、人生が変わってなくても、たぶん続けている」と、ラップへの思いを語ったR-指定に、若林は「すごい」「ラップすること自体が、自分にとって魂のご褒美」と感嘆した。

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