8月1日(土)13時30分よりフジテレビで放送される『サンドと石井と知りすぎた芸人たちの会!』で、元CBCテレビアナウンサーでこの春にフリーになったばかりの石井亮次アナウンサーが、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)とともにMCを担当する。
大阪出身、中京広域圏を放送対象地域とする愛知の放送局で20年働いてきた石井は、他局での番組収録、芸人とのバラエティ番組の司会、自身の名前が番組名に入っている冠番組を担当するのは“初”となる。
緊張をにじませながら挑んだ今回の番組出演に「運命を感じる!」と興奮気味に語る理由とは…?
フジテレビュー!!では、その記念すべき収録の様子と、4時間に及ぶ収録を終えたばかりで「充実感でいっぱい」と興奮冷めやらない石井に話を聞いた。
座ってのMCに慣れない…ド緊張の収録
ソーシャルディスタンスがとられた広いスタジオには冠番組ということもあり、あちこちに「石井」の名前が装飾されている。そこに「石井アナウンサー入ります!」のスタッフの声が響くと、石井は緊張した面持ちで拍手とともにスタジオに迎え入れられた。
スタジオ内にはプレゼンターを務める芸人たちの間だけでなく、MC席にも広く距離がとられている様子に、サンドウィッチマン伊達は「すげー離れてんな」と感想を漏らし、スタジオの芸人たちに向かい「厳しくいくよ」と投げかけ、スタジオ内の空気をやわらげていく。
そうして始まった収録では、“あるジャンルを知りすぎている”新世代の芸人たちがMCの3人に独自の最新情報や新たな角度からの見解などをプレゼンし、最新情報がアップデートできていないサンドウィッチマンの“固定概念”を次々に覆していく。
「オンラインで世界一周した男!」、「年間100日“やよい軒”に通う男!」、「SNSの広告収入で世界一に輝いた男!」や「年間1000km路線バスに乗る男!」、「100匹以上の猫と触れあってきた女!」など、携帯電話がまだガラケー(!)だというアナログな意識のMCの3人が興味を持つようなバラエティに富んだプレゼンが繰り広げられる。
自身がMCを務めるワイドショー『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(CBCテレビ)では、立って進行を務めているが今回は座っての進行。しかし普段とは勝手が違いながらも、絶妙なタイミングで合いの手を入れたりと実力を見せる石井。
収録後「自分の立ち位置が難しかった」という石井に対して「存在感がすごかった、頼もしかった」 と伊達が絶賛した石井の奮闘ぶりはいかに!?
21人の芸人、お笑い第7世代が勢ぞろいしたスタジオのアットホームな雰囲気、 サンドウィッチマンが 「バラエティが帰ってきた感じ」と喜んだ、にぎやかな番組の様子も必見だ。
<石井亮次インタビュー>
笑いを欲しがってしまう自分がいる
――フリーアナウンサーとなってから初の他局での収録を終え、率直な感想は?
初の他局での仕事でサンドウィッチマンさん、たくさんの芸人さんとご一緒させていただいたことは光栄の極みです。お笑い番組の収録というのはあまり担当したことがなくて、本当に手探りでした。 終わった充実感はあるんですが、まだふわふわしています。
いつもの『ゴゴスマ』みたいに「うわー!」と勢いでやるのも絶対に違うので、難しいなというのがありました。今回は座って番組をやるというところにまず違和感があり、よくよく考えると普段は「なんでやねん!」(と大きな身振り手振りで)とほとんど動きでごまかしていたんだなと思って、すごく反省しました(笑)。
アナウンサーという立ち位置って“ズルい”んですよね。ちょっと面白そうなこと言ったら「アナウンサーなのに面白い」と言ってもらえる。だから芸人さんの前でズルい感じにならないようにしたいと思いながらも、笑いを欲しがってしまう自分もいて。その葛藤で頭が痛くなってきました(笑)。
収録中にはサンドウィッチマンさんから「石井さんどう?」みたいにたくさん振っていただけて、話を振ってもらえるってこんなに嬉しいんだって思いました。明日からは『ゴゴスマ』でも喋っていない人には振ろうかなと、そういう逆の勉強にもなりました。
――4月にフリーになった途端にコロナ禍となってしまいました。
コロナ禍になっても平日は毎日『ゴゴスマ』の収録がありましたが、『ゴゴスマ』がなければ今日まで一つも仕事がなかったという状況です。 2020年この7月にフリーになる決断ができたかというとできなかったと思います。4月以降なかなかロケもできず、名古屋から東京に入ることもままならなかったので、そういう意味では去年決断しておいて良かったなと思っています。
実はこのコロナ禍でYouTubeを見るようになって、中学1年の娘が「私、スマホのアプリで映像編集ができるからやってみようよ」と、一緒に2分くらいの動画を作ってみたらなかなか楽しいのができまして。これはステイホームで得た新たな鉱脈かなと思いました。YouTuberを真似た感じで、ハイテンションで「犬の散歩をするモーニングルーティン」を撮っただけで公開はしていませんが、知り合いの4歳の子どもに見てもらったら大ウケだったそうです。
人生を変えた『うもれびと』中居正広から学んだこと
――人生を変えたと語る番組『うもれびと』への出演について教えてください。
8年前の2012年の7月に、 中居正広さんがMC を務める『うもれびと』(フジテレビ)という「うもれているけれど面白い人を紹介する」番組に出させていただきました。番組では『情熱大陸』のナレーションのモノマネをして、それに合わせて中居さんに動きを付けてもらったり、横山ノックさんへの上岡龍太郎さんの弔辞を完コピしたり、中居さんや友近さんの未来予想図を入れ込んだ創作弔辞を読む、ということをしました。
それをCBCの上司やディレクターが見てくれたことにより、2013年の4月に『ゴゴスマ』が愛知・岐阜・三重のローカルで放映が始まり、そして2015年から関東1都6県でも放映されるようになりました。本当に『うもれびと』から僕の人生は変わったんです。だからフジテレビ、当時の演出だった木月(洋介)さんには大感謝なんです。
そしてフリーになって最初の番組が、木月さんが演出を務めるこの番組という、こんなに嬉しいことはないですし運命を感じています。中居さんもこの3月末にジャニーズ事務所を退社してフリーになられて…もちろん僕と一緒にしてはダメですよ!もちろん器は違いますけれど、そこにも勝手に運命を感じているんです(笑)。
中居さんは、とにかく相手の話を「やさしくしっかり聞く」方で、その姿勢がとても勉強になりました。キー局での仕事が初めてで、もう足がガクガクに緊張していた僕を見た中居さんの第一声が「うわ、地方局っぽいなー!」でした。その一言で「無理しなくていいんだな」と和んでリラックスできたので、中居さんてすごいなと感動しました。
地方局のアナは、現場でも「自分でどうにかせい!」という感じで、野に放たれている感があるんです。なので地方で磨かれたこの勝負勘を中央でどう花開かせることができるのか、という気持ちがあります。地方競馬から中央競馬に出ていったオグリキャップ(※)みたいになりたい、ちなみにオグリキャップは3月27日生まれで僕と同じ誕生日なんですよ!そこにも運命を感じています。
(※)オグリキャップ:岐阜県の地方競馬でデビュー。その後中央競馬へ移籍し、重賞12勝を記録した伝説的な競走馬
――これからどんな“石井亮次”を見せていきたいですか?
「説明力・面白さ・優しさ」この3つを、どの局面でもしっかりと出していくことができればと思っています。関西出身で、お笑いが大好きで「面白いと思ってもらいたい」というのが自分の中で優先順位が1番みたいなところがあるので、バラエティも担当してみたいですし、お笑い番組もやりたい、スポーツ番組もやりたい。 とにかく来る仕事は全部受けたいです。とりあえずやってみる、やってみてから考える。どんなジャンルの仕事ができるか自分でもすごく楽しみです。
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