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バンド結成15周年 SUPER BEAVERの音楽ルーツとは?

毎週日曜24時30分~『Love music』

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旬のアーティストのライブやトーク、ゲストによる音楽談議などで、音楽の魅力に深く迫るフジテレビの『Love music』。

7月12日(日)はトーク&ライブゲストにSUPERBEAVERが登場。メンバーの渋谷龍太(Vo.)、柳沢亮太(Gt.)、上杉研太(Ba.)、藤原“32才”広明(Dr.)が、自身の音楽ルーツを明かした。

バンド結成15周年、異例の再メジャーデビュー

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今年がバンド結成15周年となるSUPER BEAVERは、高校生のときに結成し、それからわずか4年後の2009年にメジャーデビュー。しかしその後、自分たちのやりたい音楽とは何かを考え、所属レーベルと事務所を離れてインディーズに戻ることに。その後、年間100本以上のライブを続けながら地道にファンを増やし、2018年に初の日本武道館での単独公演を成功させた。そして今年、異例のメジャー再契約を果たした。

渋谷はこの15年を振り返り「あっという間だったと思うこともあれば、すごく長かったと思うこともある」と心境を明かしつつ、普通のバンドがたどらない経験ができたことで「すごくたくさんの方に支えてもらい、ようやくここまで来られた、と日々実感しながら過ごしている」と話した。

メンバーが音楽を始めるきっかけとなった楽曲は?

そんな4人が、音楽を始めるきっかけとなった楽曲について思い出を語った。渋谷は、洋楽ロック好きだった両親の影響で聴いていたDeep Purple「Highway Star」をあげ、小学生のときに両親に連れられ、初めて行ったライブがDeep Purpleだったと明かした。

上杉は中学時代、自分の将来について悩んでいたときにJohn Lennon「Imagine」に出会い、音楽の道に進もうと決めたという。この曲に衝撃を受け、翌日には楽器店に行ってベースを購入したと振り返った。

幼馴染で小学生の頃から一緒にバンド活動をしていた柳沢と藤原は2人ともGLAYの楽曲をあげた。柳沢は「HOWEVER」を聴いて、初めて自主的に音楽を聴くようになったと話した。藤原は、そんな柳沢の影響からGLAYを知り、小学生のときにバンドでドラムを叩いたのが「とまどい」だったと振り返った。

小田和正の優しい歌い方に衝撃「叫ばなくてもいいの?」

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続いて4人は、それぞれが影響を受けた楽曲を3曲ずつ紹介した。

渋谷龍太(Vo.)
・山下達郎「アトムの子」
・オフコース「Yes-No」
・Idol Punch「GOD’S JOKE」

オフコース「Yes-No」ついて渋谷は、幼い頃から両親の影響でハードロックばかりを聴いていたので、ボーカル、小田和正の優しい歌い方が衝撃的で、「叫ばなくてもいいの?」と思ったという。初めて自分で買ったCDもオフコースだったと明かした。

上杉研太(Ba.)
・MONGOL800「矛盾の上に咲く花」
・GOING STEADY「DON’T TRUST OVER THIRTY」
・hide with Spread Beaver「ever free」

中学生のときにMONGOL800のアルバム「MESSAGE」を買った上杉は、その歌詞に胸を打たれたという。思春期の自分を後押ししてくれる言葉が多くあり、特に「矛盾の上に咲く花」の、“大いなる自然にごめんなさい”というフレーズに、「自然のことまで気にしてる!」と衝撃を受けたと話した。

柳沢亮太(Gt.)
・GLAY「とまどい」
・Weezer「Photograph」
・チャットモンチー「ハイビスカスは冬に咲く」

SUPER BEAVERのほとんどの楽曲の作詞・作曲を手掛ける柳沢は、チャットモンチー「ハイビスカスは冬に咲く」を聴いて“自由”を感じたという。ちょうどSUPER BEAVERが最初のメジャーデビューをしたタイミングとも重なり、楽曲制作について難しいことを考えすぎていた自分にとって「もっと自由でいいのかも」と思わせてくれたと振り返った。

藤原“32才”広明(Dr.)
・GLAY「春を愛する人」
・THE RODS「赤と黒 白と青」
・SNAIL RAMP「MIND YOUR STEP!」

藤原は地元にあったライブハウスのオーナの息子がドラムを担当しているバンドTHE RODSのライブを初めて観たとき、汗や涙でぐちゃぐちゃになりながらドラムを叩いている彼の姿に感銘を受けたという。「本気で訴えている感じがして、こうやってライブをやると伝わるんだ」と感じ、ずっと影響を受けていると話した。

日本語にこだわる歌詞づくり

柳沢はSUPER BEAVERが日本語の歌詞で楽曲作りをすることについて「もともとは明確な理由はなかった」という。しかしそれを続けていくと、「曲に込めた想いや、バンドの意志がダイレクトに届く」と感じ、今は日本語詞にこだわっていると明かした。またバンドを組んだ当初の高校生の頃から渋谷に対して「日本語が似合う人」というイメージがあり、その感覚が残っていることも理由のひとつとしてあげた。

渋谷も「物事の深い部分まで伝えたいのだとすれば、自分が一番得意な言語を使うのが、自分たちにとって早いと思う」とし、日本語が“一番の近道”と語った。

そんな中、メジャー再デビューシングルとなった「ひとりで生きていたならば」をスタジオライブで披露。作詞・作曲を担当した柳沢は、インディーズに戻り4人だけでバンドをやっていかなければならない時期を経たからこそ、「4人でやろうと思えば思うほど、4人だけじゃどうにもならない」と実感したという。この曲に込めた想いとして「4人だけじゃない、という気持ちを改めて歌にしたいと思った」と明かした。

G-FREAK FACTORY、ヒグチアイのスタジオライブも放送

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ロックとレゲエをミックスした融合したサウンドが特徴のG-FREAK FACTORYは、7月15日にリリースされたアルバム「VINTAGE」から、収録曲の「ヴィンテージ」をテレビ初披露。ボーカルの茂木洋晃は、「20年以上バンドをやってきたからこそできることはなんだろう?」と考え、さまざまな音楽を体験してきた自分たちだからできる「“ヴィンテージ感”を出すことを意識した」と制作時の思いを明かした。

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次回の『Love music』は7月19日(日)24時30分より放送予定。トークゲストにロックフェス「VIVA LA ROCK」のプロデューサーを務める鹿野淳が登場し、過去6年の「VIVA LAROCK」から厳選したライブ映像を放送する。

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