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水原希子 婚活女性にエール「自分も完璧じゃないから、相手も完璧じゃない」

1月16日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』

めざましmedia編集部

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水原希子が1月16日(日)14時~フジテレビで放送される『ザ・ノンフィクション「結婚したい彼女の場合 ~コロナ禍の婚活漂流記~ 前編」』の“語り”を担当する。

人生初の恋か、将来の安定か…2人の男性の間で揺れ動く女性の“婚活”の行く末は?

コロナ禍は「結婚」にも暗い影を落としている。2020年の国内婚姻件数は52万5490組と、前年より12%以上も減り、戦後最少の水準となった。

「リモート」や「外出自粛」、「ソーシャルディスタンス」が、人々の距離を遠ざけ、出会いのチャンスを奪っている。

そんなコロナ禍で「婚活」を始めた女性がいる。飲食店従業員のミナミさん(仮名/30)は、度重なる休業要請による待機生活で孤独を深め、「結婚して温かい家庭をつくりたい」と願うようになった。

水原希子 婚活女性にエール「自分も完璧じゃないから、相手も完璧じゃない」_bodies

恋愛経験がなく、男性とのコミュニケーションが苦手なミナミさんは、結婚相談所に入会し、婚活アドバイザー・植草さんの指導を受けることに。

お相手選び、お見合い、デート…楽しいとばかり思っていた婚活は、決して簡単な道のりではなかった。それは、自分が歩んできた人生を見つめ直し、自分の内面ととことん向き合う作業。

そんな中、ミナミさんはお見合いで出会った40代の資産家の男性とのデートを重ねる。穏やかで心優しい彼は、「専業主婦になりたい」というミナミさんの条件をすべてかなえてくれる相手だった。

水原希子 婚活女性にエール「自分も完璧じゃないから、相手も完璧じゃない」_bodies

ところが、時を同じくしてお見合いをした30代の介護士の男性に心を奪われてしまう。初めて抱く恋心に心は弾むのだが…。

人生初の恋か、それとも将来の安定か…2人の男性の間で揺れ動くミナミさん。果たして彼女は、望んだゴールにたどり着くことができるのか…コロナ禍の婚活をカメラは見つめた。

フジテレビュー!!では、ナレーション収録を終えた水原に取材。ナレーションの感想やミナミさんへの思い、自身の結婚観の変化についても聞いた。

「結婚って何?」っていうのは、自分もすごく考えさせられました

<水原希子 インタビュー>

水原希子 婚活女性にエール「自分も完璧じゃないから、相手も完璧じゃない」_bodies

――収録を終えていかがですか?

何とも言えない気持ちと言いますか…。見ていてつらいと思うこともありましたが、そこをちょっとずつひも解いていってくれた植草さんの手腕…心理カウンセリングに近いような感じでミナミさんを指導していく姿には、「プロだ」と驚くばかりでした。

結婚や恋愛って、まず自分を知るってことがとても大事で。ミナミさんは、そこからのスタートでした。自分を知る、そして自分の気持ちを言葉にするってところからだったので。一から、一歩ずつ一歩ずつ自分のことを知るために、一生懸命進んでいる彼女の姿はたくましくて、同年代なので、「頑張って!」って気持ちでいっぱいになりました。

――ミナミさんがどんどん変化していくのが見えましたね。

見た目もどんどんかわいくなっていきましたよね。最初は、ちょっと頑張り過ぎている感じがあって「大丈夫かな」とも思いました。でも、だんだんと楽しんでくだけた感じになっていって、親にもちゃんと気持ちを伝えることができた。あのままの調子で続けていってほしい。ミナミさんならきっと大丈夫だろうな、と感じました。

――植草さんと相談者とのやりとりはどのように見えましたか?

結婚相談所という、あまりにも知らない世界だから、「どういう感じなんだろう」というところもありましたが、植草さんは本当に深いところで、(相談者と)ちゃんとつながっていて。本当に偉大だなって思いましたし、その一方で、あれだけ密にコミュニケーションを取りながら、その人の将来を親身になって考えるというのは、相当プレッシャーになる仕事だろうな、と思いました。

――収録中「のめり込み過ぎてしまった」と話していましたが、どんなところでそう感じましたか?

最初は、現実のつらさというか…。結婚ってなるとジャッジが入るじゃないですか。バッグひとつでも、「これだとあまり男性への受けがよくない」とかがあって。自分だったら、考えられなくて、それなら結婚なんかしたくないって思うタイプですけど(苦笑)。

でも、そこを押し殺してまでも誰かと一緒にいたい、なぜならひとりでいると自分がおかしくなってしまいそうになるから。その気持ちもすごくわかるし、だから、自分らしくあることを見つめ直したり、整理したりすることが大事なんだ…そういうことを感じながらも、現実を目の当たりにして、声が暗くなってしまうことがありました。

――感情が動かされたのはどんな場面でしたか?

ミナミさんが、植草さんから「(相手に望む条件が)細かい」って注意される場面がありました。確かにそうなんですが、そうなるのもよくわかりました。

だって、結婚ってすごいこと。やっぱり壮大じゃないですか。しかも、恋愛をしてきていないというミナミさんにとったら、相当なプレッシャーだと思うので、それはパニックにもなると思うし、精神的にすごくかき乱されちゃうと思うんですよね。

それにプラスして仕事があって、親のことがあって、コロナのことがあってとなると、どれだけ大変なことだろう…って、共感する部分がいっぱいありました。

結婚って、つくづく難しいな、と思うのは、家族ごとじゃないですか。好きで結婚するっていうのももちろんあるでしょうけど、それだけじゃないのが結婚で。本当に「結婚って何?」っていうのは、自分もすごく考えさせられました。

――結婚観に変化を感じることはありましたか?

植草さんの言葉で共感したのは、「一緒にいてラクにいられる人と結婚するのがいい」ってこと。「それだ!先生、それですね」っていう(笑)。本当に気を使わずに、いろいろ心配したり、自分を取り繕ったりしなくていい人を探すっていう。でも、それはなかなか難しいし、(関係性は)時間をかけて築いていくものじゃないですか。

それこそ、自分も長く付き合ったことで、「あ、ダメだこの人」って気づいたこともありますし。やっぱりいろいろなことがあって、出会いや別れはあるものなので、「それは簡単じゃないよな」って思いました。

――恋愛経験がないと、結婚へのハードルは一層高いものになりそうです。

人とどう恋愛するか、どうやって付き合っていくかってことが大事で、そういう経験が自分を成長させる部分もあります。ミナミさんは、今、自分のことを理解していっているタイミングですから。そのまま自分を知りながら、自分も完璧じゃないから、相手も完璧じゃないってところに行きつけたらいいのかな、なんて思いました。

<ナレーションの一部を紹介>

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