祝20周年ピン芸と音楽の融合「R-1フェス」開催も決定！ゆりやんがボケ連発の会見

3月6日（日）20時～『R-1グランプリ2022』／3月3日（木）〜6日（日）「R-1フェス2022～ピン芸と音楽の祭典～」

めざましmedia編集部

この記事をシェア

2002年から開催されている、ピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ」が、今回で20周年を迎える。

今年は、決勝戦の『R-1グランプリ2022』を、3月6日（日）20時より、カンテレ・フジテレビ系で生放送。

祝20周年ピン芸と音楽の融合「R-1フェス」開催も決定！ゆりやんがボケ連発の会見_bodies

さらに、20周年を記念し、新たな試みとして“ピン芸”と“音楽”の融合を目的としたイベント「R-1フェス2022～ピン芸と音楽の祭典～」の開催も決定。

大阪ではR-1芸人が爆笑ネタを、東京ではアーティストによる迫力のライブを

3月3日（木）～6日（日）までの4日間、大阪会場ではR-1芸人の爆笑ネタを、東京会場ではアーティストによる迫力のライブパフォーマンスを同時に開催。

両会場を中継でつなぎ、どちらの会場でもピン芸と音楽の両方を楽しめるイベントとなる。

イベントの開催決定を受け、大阪・北区のカンテレ本社で「R-1フェス」大阪会場での出演が決定している、ゆりやんレトリィバァの囲み会見が行われた。

そこでゆりやんが、昨年の『R-1グランプリ2021』チャンピオンとして、今回新たに開催されるイベントへの参加意気込みなどを語った。

＜ゆりやんレトリィバァ会見リポート＞

会見の最初に行われたフォトセッションでは、「洗濯物を洗濯機に入れっぱなしで家を出てきてしまい…。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした！」と神妙な面持ちで一礼するという、謝罪会見風ボケ。

また「このたび、『R-1フェス』に出演をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」と直立不動で校長先生風にあいさつ。

質疑応答ではまず、フェス参加への意気込みを聞かれ「勝ち負けがなくなったので、気楽な気持ちです。大好きな『R-1』のフェスに呼んでいただき、ありがたく光栄な気持ちです」と回答。

「R-1グランプリ」については、「ずっとR-1で優勝するために、毎日生きているくらいの感じでした。負けたその瞬間から、来年のR-1のことを思って、単独ライブを開催したりしていました。優勝してからも毎週1回、『スロイジ』（『2時45分からはスローでイージーなルーティーンで』／※関西ローカルで木曜MCをつとめている）でカンテレに来ているので、R-1のポスターを見かけたら、ポスターと私を指さしながら歩いてます（笑）」とコメント。

「R-1」優勝後にネタの作り方に変化が！？

続いて「今までは優勝に向けてネタを作っていたんですけど、勝ち負け関係なく、見ていただきたいネタをシンプルに作らせてもらえるようになりました。とはいえ、そんなに緻密なネタを作っていたわけではないんですけどね」と優勝後、ネタの作り方に変化があったことを明かす一幕も。

ゆりやんのネタといえば、ピアノを弾いたり歌ったり…と、音楽をネタに入れることが多いのが特徴のひとつだが「曲を使ったネタはすべて曲先行です。ボケてる曲じゃなくても、自分の感覚でテンションあがるな…とか、この曲で登場したらおもしろそうとか。そういう感覚でネタを作っています」とネタ作りの過程についても告白した。

また、イベントのテーマである“笑い”と“音楽”の共通点については「音楽というものは、作る人と聴いてくれる人がありますよね。ネタというのも作る側と聴いてくださる側がありますよね。ちくわも作る側と食べる側がありますよね。音楽と笑いとちくわは切っても切り離せない関係だと思います！」と、コメント。

一同ポカンとなったところで、記者から「なぜちくわ？」という質問が。「こうやって、何か言わないといけないときに、最初に出てくる言葉がちくわなんです！」と大真面目に答え、会場は爆笑に包まれた。

「R-1フェスではどのようなネタをする予定なのか？ネタバレにならない程度に」という質問には、「今の状況的にはネタ尺を知らない…（笑）。配信の権利的なものを使っていいのかもわからない…。ネタバレにならない程度に言いますと、ネタが決まっていない…（笑）。ですが、テレビ番組とか、『R-1グランプリ』とか、もしかしたら舞台でもやったことがないネタをやらせてもらうかもしれません！」。

加えて「融合フェスなので、できたら音楽を使いたいですが…使わないかもしれません（笑）」と、構想中ながら、期待ふくらむ回答をしたゆりやん。

また「R-1ではペースが崩れるので、人のネタを見ていなくて。今回はそういうことを考えず、ほかの人のネタを心置きなく見られるのがうれしい」と「R-1フェス」を楽しみにしていることも語った。

最新の恋愛事情についての質問には…

さらに「ハートの強さが芸を支えていると思うが、その秘訣は？」と問われると、「あまり強くしようとは思ってないですけど、昔は緊張していましたし、今もしますけど、無駄な緊張をして、なにもできないのはもったいないなと。クジラとかからしたら私の緊張なんてどうでもいい。そう思うと、ばからしくなりました（笑）」と、“ちくわ”に続いて“クジラ”という、“らしい”ワードセンスで、笑いを誘った。

普段聴いている音楽について「ヒップホップ、ヒップホップ、ヒップホップです。ヒップホップを聴きます。サウンドトラックも好きで私生活で取り入れています。飛行機に乗ったら、離陸するときは『E.T.』を聴きます。揺れたときは『トップガン』を聴くと怖くなくなります。着陸のときはちょうどのタイミングになるように何回も巻き戻して『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を聴きます。音楽を生活に取り入れると私生活が非現実的になったりします」と明かした。

また、「今回の会見はNGナシでなんでも答えます！」と宣言するゆりやんに、「最新熱愛情報について教えてください」というツッコんだ質問が。

すると、すかさず “〇✖ブザー” を手に取り、「まだ言ってなかったんですけど、ブーさんとブーでブーしました。東京のブーさんです。去年の3月くらいからブー、8月でブー、今はブーなんですけど。NGなしでお答えしました！」と、待ってましたとばかりにネタに突入。

「事前にこのような質問を想定していたのですか？」という問いには「私が危険な人間ではないということをいつでも証明できるように」と、すっくと立ち上がり、金属探知機のように〇✖ブザーを顔から下に動かしていくゆりやん。

股間のところで「ピンポン！」と鳴らす鉄板ネタで、最後まで会見会場を沸かせた。

今年のR-1出場者に対するアドバイスを求められたゆりやんは「去年はめっちゃイメトレしてました。決勝進出が決まってから本番まで、優勝するときの瞬間ばかりイメージしてて。最後3組になって『優勝は、ゆりやんレトリィバァ』って呼ばれるイメージが明確になりすぎて、新幹線で号泣したことも。そのことを、かまいたちの濱家さんに話したら『わかるわ』って。かまいたちさんも、お2人とも『キングオブコント』で優勝する前、そんな感じやったそうで、『ほんまに優勝、あるんちゃう？』って言われました。だから、イメトレをして良かったと思いました」と優勝前に行っていた体験談を。

さらに「Creepy NutsさんのR-1のテーマソングは、毎日聴いてイメージを高めていたので、今回ご一緒できるのがうれしいです。そしてできれば、カニエ・ウエストとか、カーディ・Bとか海外のラッパーの方にも出てもらいたいです（笑）」と「R-1フェス」の出演者について、ちゃっかりリクエストも。

東京在住のゆりやんは、大阪への思いを聞かれると「私は今も大阪吉本所属の芸人なので、大阪が大好きで、先月も今月も半分くらいは大阪にいるので、優勝後もあんまり変わらないかもしれません。バイデン大統領よりはひまです！」と回答。

質問者の顔を見ながら、「あーあー、せっかく来たのにしょうもない答えばっかり。なんで来たんだろう…。ちゃうねん！」と記者の心境を想像して持ちネタになぞらえるなど、最後まで貪欲に笑いを取りにいった。