松居大悟さんの嫉妬心を、池松壮亮さんと尾崎世界観さんが「ただただ愛おしい」と語りました。
2月13日(日)放送の『ボクらの時代』は、俳優の池松壮亮さん、クリープハイプ・尾崎世界観さん、映画監督の松居大悟さんが登場。
10年ほど前の出会いから、公開中の映画「ちょっと思い出しただけ」での再会、「嫉妬」についてなど、本音トークを展開しました。
『ボクらの時代』が3人の関係を壊した!?
実は、この3人は『ボクらの時代』に、思い入れがあるようで…。
尾崎:久しぶりに、今3人で話してますけど、松居くんの夢が、今叶ってますから。
松居:いや、違う。これ、俺の夢というか、3人の夢だと思ってたのよ。
池松:何か、すごい話してましたよね。10年前くらいに。
松居:そうそう。一緒によくつるんでて、映画観たりとか、作品作ったりとかする中で…。
尾崎:常に3人だったからね。一緒にいるのが。
池松:本当に、よく一緒にいた。
尾崎:だから、常に『ボクらの時代』だったんだよね。
池松:うん。
松居:ずっと、お届けしてたから(笑)。
尾崎:『ボクらの時代』を、誰でもない俺たちが(笑)。
松居:カフェでやってた。
尾崎:そう。ずっとね、誰かに届けてたもんね。
池松:本当に。
そんな中、初登場の松居さんは、すでに池松さんと尾崎さんがそれぞれ『ボクらの時代』に出演していることに言及します。
すると、「それでいうと、池松が最初に、向こう側(『ボクらの時代』)行ったの」と尾崎さん。
尾崎:そうなるともう、『ボクらの時代』に出たかった3人ではなくなったじゃん?
松居:ああ、その時点で、3人の思いじゃなくなったね。
尾崎:関係性がちょっといびつになったというか、「出てる人」と「出てない人」みたいに。だから、『ボクらの時代』がずっと3人を包んでたのに、『ボクらの時代』が3人の関係を壊したと言っても過言ではない(笑)。
松居:(笑)。そうかもしれない。
尾崎:そうなの。だから、なければいいのに、こんな番組(笑)。
池松&松居:あはははは!
3人の関係が「表向きになりすぎた」
約10年前に出会った3人は、プライベートで旅行するほど仲が良かった時期を経て、今回の映画製作で再会するまでの数年間は会っていなかったといいます。
松居さんが「家に飾っている」という、収録に持参した3人の写真は、会わなくなりつつあるときの雑誌の企画で撮影したものだと明かされました。
尾崎:この(写真を撮った)ときも、久しぶりに会ってるから。
松居:一回、離れ離れになって。「なんとかしてこれで僕がつなぎ止めよう」と思って。
尾崎:(笑)。
松居:そうそう。
池松:これ、覚えているのは、話が来て「あれ、俺、尾崎さんにしばらく会ってないな」と思って。雑誌で再会とか、あんまり尾崎さん好きじゃないだろうなと思って「尾崎さんがやるって言うなら行きます」って言ったんだ。
尾崎:そうそう。これは、楽しくやって。でもやっぱり、もうみんな「それぞれでやっていこう」という気持ちはあったし。
松居:いや、だからそれ、俺は違ったのよ。「これ面白かったんで、定期的にやりましょう」みたいな話してたの。で、「ああ、やりましょう」って。
尾崎:雑誌の企画でね。
松居:そうそう。
尾崎:でも次、来たとき、俺は断った。
松居:そう。
尾崎:うん。もう同じものをやってもしょうがないし、なんかこの3人の関係性を雑誌に搾取されてる気持ちがあったの。何かそんなものじゃないと思ってて、何か嫌だなと思って。もう1個くらいあったかな、別の雑誌でも3人でやってくれって言われたけど、「いや、やらない」って。
松居:そういうところでさ、離れ離れになったんじゃないの?
尾崎:うーん、でもなんか嫌だったんだよね、そこで会うというのが。
池松:ちょっと表向きになり過ぎた感じはしましたね、当時。
松居:え?いいけどね。別に。
一同:(笑)。
尾崎:いや、なんか、面白くないというか。それぞれがやっぱり緊張感を持ってやってたじゃん、ずっと。それが好きだったんだけどね、俺は。
松居:ああ、それがね。なれ合いじゃないけど、何か。
尾崎:うん。やっぱり池松壮亮がドラマに出て、そこから結構、映画もいっぱい出始めて…っていうところで、きっと変わってきたと思うんだよね、その感じは。で、松居くんもクリープハイプ以外のバンドのミュージックビデオを撮るようになって。それぞれやっぱり、それは当たり前のことだと思うけど、それはね。
松居:そうね。でも俺はね、ずっと考えてたけどね。「搾取されてもいいから会いたい」と思ったけど、それは難しそうだってなって。
尾崎:「(3人の関係性が)いつかなくなるだろうな」って思ってたしね、ずっと。
池松:何かね、そういう儚(はかな)さはやっぱり。人対人ですからね。
松居:そうなの?
尾崎:(笑)。
池松:でも、だから再会できたことがやっぱり奇跡的だし素晴らしいし、それぞれ(活動を)やってないとこうなってないでしょうし。
尾崎世界観のSOSを勝手に受け取って…
映画「ちょっと思い出しただけ」で、久しぶりの再会を果たした3人。
尾崎さんは、映画製作のきっかけとなった曲「ナイトオンザプラネット」誕生秘話を明かしました。
尾崎:2020年の2月の末に、初めて、コロナでライブが延期になってしまって。ライブが延期になるなんて初めてだったから。
あと、単純に、これだけチケットを買ってもらったことがないのに、これがなくなるってことが納得できなくて。お客さんにせっかく期待してもらったのに、次に来てくれる保証がないと思ってたから。
池松:うん。
尾崎:当日、夕方の6時半か7時だったかな。(本来ならライブが)今ごろ始まってるなっていう時間に、普段はあんまりそういうことしないんだけど。曲を作ってみようと思って作って。
できた曲が「ナイトオンザプラネット」という曲のサビ。で、その曲を1曲作れたときに何か違ったところにいけた気がして。あとは今の気分というか、ライブができなくなってしまって、周りもすごく今までとは変わって、世の中が変わっていく。その気分にすごく合ってるなと思えたから、松居くんに1回聴いてもらって。
松居:「松居くんとようやく作りたいものができた」って来たのよ。なんかそれがすごいグッときたというか。で、俺も家にずっといたし。ここ5年くらいクリープハイプと作品作ってなくて、なんかすごく意味とか物語を勝手にこっちで感じて。何か、SOSな感じを勝手に受け取って。
池松:あんまり…あんまりというか、SOSを出さない人ですもんね。
松居:出さない人。
池松:尾崎さんね。
松居:お金集めとかは、あとで考えるとして。ちょっと台本、長編映画の最後にこれ(「ナイトオンザプラネット」を流す)。
こうして立ち上がった映画の企画。しばらくして、松居さんが、主演を「池松壮亮に頼みたい」と尾崎さんに相談。尾崎さんは、すぐに賛成したといいます。
松居さんが「久しぶりに再会するからこそ、映画として、ちゃんと上にいかなきゃ始まらないだろうなみたいなプレッシャーはあった」と語ると、池松さんも「(そうでなければ)再会する必要がないですからね」とうなずいていました。
松居監督の「ポップな嫉妬」は才能
こうして再会を果たした3人。しかし、松居さんは、離れていた間、池松さんと尾崎さんの活躍に「ずっと嫉妬していた」と明かしました。
松居:『ボクらの時代』に先に出たのもそうだし。それはそうなのよ、ミュージシャンとか俳優は。そりゃ目立つ…なんて言うんだろう、人に気づかれるスピードとかいろんなものが違うから。
でも同じ感じで始まって、やっぱり…置いてかれてるんじゃないかって不安になったりとか。この2人は、情では付き合ってくれないから「離れ離れになったのには、自分が原因があるんじゃないか」とか。
ほかの監督と池松くん、そりゃ組むし、尾崎くんもミュージックビデオ、ほかの監督とやるのは「なんかな~」と思ってたけど。
尾崎:ただただ、愛おしいね。
松居:(笑)。
池松:うん。そういうことをやっぱり堂々とテレビの前で言えることがすごいと思う。いや、嫉妬っていうのは絶対に人間誰しも思っているし、「私は持ちません」なんてことは絶対に嘘だと思うけど。
尾崎さんが「松居くんみたいに(嫉妬心を)かわいく出せないから。それ才能だと思う」と言うと、池松さんも「ポップですよね、松居さんの嫉妬」と同感の様子でした。
2人の存在は「いろんなことが前向きになる」
最後は、今後の3人の関係性について語り合いました。
池松:松居さんは、こういう関係性を、仕事に、自分たちの表現に持ち込みたいって思ってる?
松居:また何か作品をするためにっていうよりも、自分としてものすごく刺激を受けるし、緊張感持てるし、いろんなことが前向きになるのよ。ていうとこかな。
尾崎:じゃあ、もっと、その良い効能を…良い作用を定期的に伝えてくれたら、「松居くんがこんなに調子が良くなるんだったら、じゃあ、集まろうか」ってなるかもしれない(笑)。
松居さんは「よく眠れたりするし、ため息も減るし、笑顔も増える(笑)」とアピール。
改めて、3人そろって『ボクらの時代』に出演できたことを喜び合い、鼎談を締めくくりました。
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