NHK連続テレビ小説の主題歌「アルデバラン」で大きな反響を呼んでいる歌手のAIさんが、4年ぶりとなるオリジナル・フルアルバム「DREAM」を2月23日に発売しました。
『めざましテレビ』が単独インタビューで行うと、「アルデバラン」制作秘話から、2児の母として子育てに奮闘する私生活までたっぷり語ってくれました。
2月24日の放送では伝えきれなかった未公開部分も含め、前編と後編に分けてお届けします。
「いきなりこれですか!?」森山直太朗さんのスタジオで始まったアルデバラン
――(永尾亜子アナウンサー)去年アーティスト活動20周年を迎えたAIさん。4年ぶりのアルバム「DREAM」はどんな作品になっていますか?
「DREAM」というタイトルも最初は広すぎるかなと思いましたが、今の時代に合っている気がしますし、こういう言葉が必要なんじゃないかなと思い「DREAM」にしました。収録曲もポジティブに向かっていきたいと思って作った曲が多いので、シンプルなタイトルですが、この世界の状況に対して伝えたいメッセージがいっぱい詰まっています。
――この時代だからこそ私もしびれました。1曲目が「アルデバラン」ですが、今回なぜ作詞・作曲を森山直太朗さんに依頼したのでしょうか。
元々自分でも何曲か作っていて、みんなが「いいね!これだ!」となるまでやりたいタイプなんですが、これ以上さすがに出てこないと行き詰まった時に、スタッフが「森山さんに聞いてみるのはどうかな?」と提案してくれたのが始まりです。それを聞いたときに「いいかも!」と思ったんです。彼はセンスがいいと思っていましたが、どんな曲が来るか分からないし、そもそも私に曲を渡したくないかもしれないけれど、「一応聞いてみましょう」と依頼してみたら返ってきたのが「アルデバラン」でした。
初めて聴いた時は1、2行目でもうやられましたね!あの歌詞がバッと入ってきて「この世界が終わるその前に私たちは仲良くなれるかな?」というのが、私が言いたい平和のメッセージでもあったり、ドラマにもぴったりだと思いました。その後もメロディーラインがぐっと下がり「笑って 笑って」と続く、「すごくいい曲!」と感じました。他人の曲だから好きな曲をカラオケを歌っているような感覚ですごく楽しいんです。
――実際歌ってみて”直太朗ぶし”をご自身の形として曲にするのはいかがでしたか?
すごく難しかったです!最初まさかの直太朗くんのスタジオで歌ったので、それが1番緊張しました。本人もいるし、私が歌ったら思うところもあるだろうし、「いきなりこれですか?」という感じで緊張しました。
――直太朗さんからはどんなお話がありましたか?
ちょいちょいクセで勝手に変えてしまっていた部分があっても、「こういうメロディーだよ」と教えてくれたり、こだわっているハーモニーの部分を聞きました。これまでじっくりお話したことはなかったですが、歌詞を見たときに「同じような感情を持っている人だな」と思いました。実は直太朗さんのお母さんのメイクさんと私のメイクさんが一緒なんです(笑)。それでたまに楽屋に来て少し会話したことはあったのですが、今回初めて歌を提供してもらいきちんと話す機会もあって、「人間としても最高だな」と思いました。「アルデバラン」を初めて一緒に歌って、2番から直太朗くんが入ってきたんですが、やはり本家はやばかったです。本当に「本家!!」って言う感じで、曲の世界を把握しまくっている感じでした。
――AIさんの歌声はこの曲に本当にぴったりですよね。私は冒頭を聞いただけで涙が出てきました。
本当にいい曲ですよね。普段は何回も何回も歌って好きになったり大事な曲になっていくんですが、瞬時に自分の曲の「Story」とか「ハピネス」みたいな曲になっているなと思います。
娘を思い浮かべ「笑って笑って愛おしい人」
――これまでも人に寄り添うようなメッセージを届けていらっしゃいましたが、今回の歌詞に込められたメッセージをどのように感じましたか?
1番のポイントは「笑って笑って愛おしい人」と、そばにいる人に言っている感じがいいと思っています。これまではみんながハッピーになってほしいという広いメッセージが多かったですが、この曲はぎゅっと絞って1人に向かって「頼むから笑って!」という感じがするんです。狭いからこそみんなに伝わるのだと思います。
――誰かを思い浮かべて歌いましたか?
そうですね。なぜか娘が出てきますね。あとは目の前に見えている人めがけて歌うこともあります。人って色々あるから、その1日を笑って過ごして欲しいなと。
――三浦大知さんとのコラボ楽曲ではダンスもされていましたね。
久しぶりに踊りましたね!大知くんはいつも踊っているので彼からすると楽勝なんです。でも私は久しぶりだし、ミスったら申し訳ないと思えば思うほど「やっちゃった(汗)」と焦ることもありました。大知くんからは非常にパワーをもらい影響を受けたので、次のツアーは踊ろうかなと思って、ダンサーオーディションをしたり海外の振付師にお願いしたり、少しずつストレッチも始めましたが早速左足が肉離れになりました・・・(汗)
――今回どんなツアーを予定していますか?
これまでのツアーで1番になると思います!前よりいいものにしていかないとダメですよね。お客さんはパワーアップしたものを見て感動するだろうし、毎回ツアーでは最高のものを届けたいと思っています。見た後に夢ができたり目標ができたりポジティブな気持ちになって、来て良かったと思えるようにしたいです。チームも“ドリームチーム”のような感じで、きょうも朝からロサンゼルスやニューヨークなど、各地にいるアレンジャーと一緒に仕事をしてきました。これがまとまったらすごいことになる!と思っています。
「アルデバラン」を森山直太朗さんに依頼した経緯から、レコーディングの様子まで語ってくれたAIさん。そんな彼女は6歳と3歳の子育てに励む2児の母でもあります。後編では、”毎日が戦場”のような子育ての苦労から、女性として強く生きる心持ちもお届けします。
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