気分春めく♪簡単＆本格“肉レシピ”6選！今井真実が教えるプロの味

春本番が近づき、お出かけ気分も盛り上がるこの頃。お弁当を持ってちょっと遠出を、と計画中の方にもオススメ。この季節にピッタリの肉レシピをご紹介します。

教えてくれるのは、「三度の飯より肉が好き♡」という大人気料理家の今井真実さん。初心者でも簡単に作れて、おいしく、オリジナリティもある6品を厳選。

＜【肉loverの感覚レシピ】過去のレシピはこちら！＞

老若男女に好まれるレシピですので、もちろん、普段の食卓にも。

動画付きなので、手順もバッチリです！

ビールのお供、お弁当にも重宝する大定番ながら、“正解の味”を求めてレシピに悩むこともあるから揚げ。今回、ご紹介するのは、“ど真ん中”のから揚げ。米粉と片栗粉のW使いで、ほわほわ&カリッと食感に仕上がります。

【材料】鶏もも肉600g、塩小さじ1（5g）、醤油大さじ1、みりん大さじ1/2、酒大さじ1、にんにく小さめ2かけと生姜1/2かけすりおろし、米粉、片栗粉、油

＜【詳細レシピ】ほわほわ&カリッと食感に！“ど真ん中”のから揚げ＞

お財布がピンチ！という時にもうれしい、手軽な牛ステーキ。「リーズナブルな牛ステーキ肉を上手に焼きたい！」という声にお応えし、香ばしく柔らかで、子どもにも大好評！というプロのレシピ＆技ありのコツを紹介。

お肉は、厚さ2～3㎝程度であれば、肩ロースでもサーロインでもOK。事前の筋切りも不要です。

【材料】（2人分）牛ステーキ肉200〜300g（厚さ2〜3cm程度のもの）、塩（ステーキ肉1％の塩／今回は300gのステーキ肉に塩3g使用）、醤油、バルサミコ酢大さじ2、砂糖大さじ1

＜【詳細レシピ】リーズナブルなステーキ肉がプロの味に＞

季節の変わり目で、ちょっと食欲が落ちている…なんて方にもうってつけ、簡単＆スピーディな蒸し鶏。しかも、肉だけではなく、蒸し汁までおいしいというおまけ付き。

保存も効くので、多めに作っておけば、何かと重宝しそうです。

【材料】鶏もも肉2枚（計500g～700gを目安に）、塩＝肉の重量の1％（今回は7g）、昆布7cm角1枚（適宜切って使用）、日本酒100ml（料理酒より日本酒の方がおいしくできあがります）

＜【詳細レシピ】日本酒を使い蒸し汁までおいしい！フライパンでできる“蒸し鶏”＞

そのまま食べるのはもちろん、卵料理、サンドウイッチ、パスタ、サラダ、スープなど、幅広く使えるものの、自宅で作るとなると、二の足を踏んでしまうのでは？

ところが、このレシピなら、準備はたったの5分！オーブン任せで簡単にでき、そして…バツグンにおいしい！ぜひ一度お試しを。

【材料】豚バラブロック500g（常温に戻しておく）、塩大さじ1、オールスパイス小さじ2（お家にあるどんなスパイスでもOK！）、白コショウ小さじ1、お茶の葉（紅茶、ウーロン茶、緑茶等）大さじ2～

＜【詳細レシピ】準備5分！燻製せずに茶葉で香り付け！オーブンで作るベーコン＞

ハンバーグのレシピはあまた存在しますが、及第点レシピで満足してしまっている…という方も多いのでは？そこで、肉を知り尽くす今井さんが、「たくさん悩んだ」末に「今のイチオシ」と明かすレシピを伝授。

3つのポイントを押さえるだけで、今までのハンバーグがワンランクアップします。

【材料】（5個分）は、牛ひき肉500g、豚ひき肉100g、塩6g（肉の1％が目安）、ナツメグ小さじ1/4、パン粉1/2カップ、牛乳50ml、玉ねぎ（中）1/2個、バター10g、醤油小さじ1/2

＜【詳細レシピ】ソース不要！ステーキのようなハンバーグ＞

リエットとは、保存食として生み出されたフランスの伝統料理で、直訳すると「豚肉のかたまり」。パンやトーストに塗って食べるのが一般的ですが、蒸し野菜、サラダ、パスタにも使え、長期保存もできるすぐれもの。

しかも、今井さんのレシピは、豚こま肉を使い簡単にできるので、今すぐ試してみたい。

【材料】豚こま肉450g、玉ねぎ小1個、にんにく1かけ、タイム1枝、オリーブオイル大さじ1、塩小さじ1弱、白ワイン1カップ、水適量

＜【詳細レシピ】豚こま肉がフレンチビストロの味に！濃厚なめらかポークリエット＞

今井真実（いまい・まみ）
料理家。神戸市生まれ。三度の飯より肉が好き。雑誌、web媒体、広告などでのレシピ作成、スタイリングも担当。東京都世田谷区でソーセージなどの料理教室を不定期で開催。noteで発表したカルボナーラのレシピも大きな話題に。初のレシピ本「毎日のあたらしい料理　いつもの食材に「驚き」をひとさじ』」（KADOKAWA）が発売中。Twitter：@imaimamigohan

写真／今井裕治