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渡邊圭祐さんが「渡邊圭祐 2022.4-2023.3 カレンダー」発売記念イベントを4月3日、HMV&BOOKS SHIBUYAで開催しました。

今年のカレンダーのテーマは「ART&&CULTURE ZINE『FOCUS』」。

日常の何に焦点をあてるか、何を目標とするか、何に気を配って生活するか…。その“何”にフォーカスしたさまざまな写真と、テーマに沿ったメッセージが込められたカレンダーとなっています。

この日、ファンの皆さんへのお渡し会直前にマスコミ向けの取材会が行われ、渡邊さんがカレンダーに込めた思いを明かしました。

淡いブルーのセットアップで登場した渡邊さんは、「毎年言わせてもらっているんですけど、男性目からすると好きな芸能人や推している人のポスター、カレンダーを家に飾るのってちょっと恥ずかしい。その風味をなくしていこうということで、僕のカレンダーであり、僕メインではあるけど、僕メインじゃないみたいなところを目指して、『今年も日々の暮らしに渡邊を』」とカレンダーについて説明。

続けて、「一枚絵で見られるような、絵として飾ることができるようなテンションのものを作れるように、雑誌の切り抜きから着想を得て、“渡邊圭祐”っていう部分を消していく作業にこだわりと誠意をもって取り組みました」とアピールしました。

お気に入りの1枚を聞かれると、「3月のカットです。まさに渡邊圭祐であって、渡邊圭祐でないみたいな、一番目指していたところ。ぱっと見、誰だかわからないので、額に入れて飾ってあったら『この写真いいね』って会話のネタにもなると思う」とパネルを手に紹介。

「カレンダーの出来を自己採点するなら？」という質問には、「見出し的に100点って言ったほうがキレイですよね。でも、90点で。次に（カレンダーを）出すときのほうが（点数が）いいよねっていう、そんなテンションのことをキレイにまとめていただけると助かります」と照れくさそうに話しました。

また、カレンダーとしては珍しく、渡邊さんによるエッセイも掲載。執筆に話がおよぶと「（書くことが）特別好きというわけではないのですが、文を書くというお仕事をいただく機会が多かったので、今回も雑誌のように文字を入れたら面白いんじゃないかと思って」。

報道陣から「近い将来、エッセイ集を出す予定は？」と質問が出ると、「1回目の緊急事態宣言のときにおそろしいぐらい時間ができて、ちょうど連載も始まったタイミングだったので書き出してみたら収拾がつかなくなり、文を扱う方の偉大さを知りました」と苦笑いで明かしました。

また、この日のフォトセッションでカメラマンから笑顔を求められるも、かなり恥ずかしそうに対応していたことから、「笑顔は苦手？」という質問も。

「苦手というわけではないのですが、よく笑顔を求められるんですよ。そういうことなのかなと思いつつ、あまりサービスはしないように。あくまでも、リップサービス1本でやっていこうと。何でも話します（笑）」と、“笑顔よりも言葉”を大切にしたいと主張しました。

さらに、「この春、挑戦したいことは？」という問いかけに、「釣りを始めようかなと考えています」。

理由を聞かれると、「なんとなく。自分に子どもができたときに、お父さんってカッコいいんだなと思ってもらって、子どもも一緒に楽しめるような（趣味をもちたい）」と説明するも、「結婚の予定は全然ないんですけどね。（子どもを釣りに）連れていきたい。そして、魚をさばきたい」と、将来への思いをはせました。

最後に「今回のイベントは本来、仙台からスタートする予定で、地元への凱旋みたいなことも含んでいたので、行きたい気持ちがすごくあったんですけど、こういう形になってしまいました」と、3月20日に開催される予定だったものの、福島県沖を震源とした地震により延期となってしまった、地元・宮城県仙台市でのイベントに言及。

そして、「いつになるか目途はたっていませんが、また行ける日がくることを楽しみにしております」と、生まれ育った街への凱旋を約束していました。