小関裕太さん、木村達成さん、生田絵梨花さん、唯月ふうかさん、水田航生さんが出演するミュージカル「四月は君の噓」への意気込みを語りました。
本作の主人公・有馬公生をWキャストで演じる小関裕太さんと木村達成さん、ヒロイン・宮園かをり役の生田絵梨花さん、公生の幼なじみ・澤部椿役の唯月ふうかさん、かをりが好意を寄せるサッカー部の人気者・渡亮太役の水田航生さん(寺西拓人さんとWキャスト)がフジテレビュー‼に登場。
当初は2020年7月に上演される予定だった本作ですが、新型コロナウイルスの影響により全公演中止に。あれから2年――それぞれに経験を積み、成長を遂げたキャストが世界初演ミュージカルへの思いを明かしました。
小関裕太×木村達成 ダブルキャストでバチバチ?「お互いに盗み合って、切磋琢磨できたら」
<小関裕太×木村達成×生田絵梨花×唯月ふうか×水田航生 座談会>
――“二度目の初演”を迎えるにあたっての心境、そして、2年前と現在の違いや変化したことがあったら聞かせてください。
小関:出演が決まってからこの作品のことを考えながら過ごしていたので、公演が中止になったときは喪失感がすごかったです。それを経ての上演なので、ようやくあのときの気持ちが報われる、というプラスの思考になりました。
変化したのはアニメを見た回数ですね。中止が悔しくて、7周はしたかな。なくなった時間の隙間をうめるために、コンセプトCDを聴いたり、アニメを見たりしていました。
木村:中止を聞いたときはもちろんショックでした。当時、いろんな作品が世に出ることなく終わってしまいましたが、この「四月は君の嘘」は絶対に世に出さなければいけない作品の一つだと思っていました。2年前の悔しさを込めつつ、また新しいものを作るという気持ちです。2年前との違いは、自分ではよくわかりませんが、ユーモアはついたのかな。
生田:盛り上げ隊長!
木村:以上でございます(笑)。
生田:歌番組やアルバム制作でチーム感みたいなものを感じていたところだったので、中止になったときはとても残念でしたが、同じメンバーで再始動できることが本当にうれしいです。この2年間、「四月は君の嘘」でいうと“モノトーンの世界”をそれぞれ覗いたと思うので、この作品がどう色づいていくのか、目いっぱい楽しみたいです。
唯月:「青春するぞ!」という気持ちでいたので、中止が発表されたときはこの感情をどこに発散したらいいのかわからなくて、モヤモヤした気持ちを抱えていました。でも、こうやってみんなと一緒に再出発できることがうれしいし、役と向き合う時間が増えたので、2年前にやるはずだったときよりももっと濃く作品と向き合っていけるのかなと、ポジティブに考えられるようになりました。
水田:この2年は意外とあっという間だったなって。公演がなくなったときはもちろん残念だったけど、みんなとは絶対に会う気がしていたというか、この作品は何らかの形で人目にふれるだろうという予感がしていたんです。
今、台本を読んだり、曲を聴いたりしていても、懐かしいなっていう気持ちがあまりなくて、2年前からずっと自分の中でつながっていた感覚です。変わったことは、2つ年をとっただけで、心はより燃え上がっています。(年齢は重ねたけど、高校生に)逆に近づきましたね。
生田:逆に!?
木村:ベンジャミン・バトン(※)だ!
(※)年をとるごとに若返っていく男性が主人公の映画。
達成くんは場を引っ張ってくれるムードメーカー(生田)
――改めて、それぞれの印象をお聞きしたいのですが、ご自分の隣の方についてお話していただけますか。
唯月:小関さんは、マンガやアニメで見ていた公生のようにフワフワしていて、癒やしの方だなと感じました。まわりの人がほっとけないみたいなイメージ。
小関:絵梨花ちゃんは目ヂカラがあることに加え、そこにピュアさもあって温かい印象。さっき、歌番組の収録をしたばかりなのですが、「旅に出よう」と歌いかけてもらって、うれしかったです。
生田:ありがとうございます。達成くんは「ロミオ&ジュリエット」(2019年)で4秒ぐらいだけ一緒のシーンがあって、遠くから見ていて場を引っ張っていくムードメーカーだと感じていました。明るいし、まわりを盛り上げてくれる。そんな達成くんが、公生が抱えるトラウマをどう演じるのか楽しみだし、達成くんがもつパワー以上に私がパワーをもたないと(物語を)引っ張っていけないので頑張りたいです。
水田:(木村へ向かって)頼むぞ!
木村:そうですね…なんていうか…。
水田:すっと出せ(笑)。
木村:航生くんとは同じ役をやったことはあるけど、一緒にお芝居を作る機会はなかったんですよね。年齢は先輩だけど、先輩と思わせないような佇まいがあって…先輩じゃないのかもしれない(笑)。幼なじみという設定だし、航生くんの人柄が公生だけでなく、木村達成という人間も助けてくれるんじゃないかと期待しています。
全員:(拍手)
水田:ありがとう(笑)。ふうかちゃんは屈託のない笑顔でいつも癒やしてくれるけど、実はちょっとつついたら、人を刺すようなワードがポロっと…。
小関:さっき体験しました(笑)。
水田:笑顔でそのワードを発しているところが怖い(笑)。でも、みんなを盛り上げてくれるし、誰よりも人を俯瞰で見ている裏のムードメーカーなんじゃないかな。
唯月:イヤなイメージついてないですか(笑)。ムードメーカーとして頑張っていきます。
水田:(椿は)自転車を漕ぐシーンがあるんだけど、ふうかちゃんは2年の間に、乗れるようになったんだよね。
生田:えっ!なったの?すごい!
唯月:はい!なりました。
みんなのお芝居を見ながら公生を作っていけたら(木村)
――2年空いたことで、役について考える時間も増えたかと思いますが、印象が変わった、もしくは新たな発見をしたことがあれば聞かせてください。
生田:かをりちゃんってすごく明るくて、自由奔放な女の子だと思っていたんですけど、深掘りしていくと、自分を奮い立たせようともしていたのかなって。公生くんを励ましているようにみえて、実は励まされている。目に見える以外のところもあるんだと気づき始めたので、そこを稽古で探っていきたいです。
小関:役の印象はあまり変わっていませんが、セリフや言い回しの素敵さに改めて感激しました。例えば、歌詞に「死んでも忘れない」というフレーズがあって、かをりちゃんと公生では言葉のベクトルがまったく違うと気づくことができたんです。そういう部分をさらに大事にしたいと思いました。
木村:僕もイメージは変わってないですね。公生の核になる闇の部分はもちろんですが、公生がどう見えるかとか、居方を作ってくれるのは僕じゃなくてまわりのみんななので、他のメンバーのお芝居を見ながら公生を作っていけたらと思いました。こうしよう、ああしようというのはできるだけ考えないようにしています。
唯月:椿ちゃんが、活発な女の子から自分の恋心に気づいていく瞬間や、仲間と一緒にいるときから時間が経過するにつれて変化していく様がお客様にしっかり伝わるように。でも、「演じています」という感じではなくナチュラルに、繊細な心情の変化を表現できるよう研究していきたいです。
水田:さっきの達成の発言で確かにそうだなと感じたのですが、原作を読んだときに、この作品は公生の成長過程において、仲間がどう関わってきたのかを描いた作品だと思ったんです。公生だけがウジウジしているところに皆と出会って、何かが起きて変わっていく。公生の成長が作品のクライマックスできちんと見えた瞬間に僕の役作りは正解だったと感じると思いますし、自分の役がどうこうよりも、公生がどう変わっていくのかを渡なりの目線で捉えて、芝居を作っていくのだろうなと思います。
「四月は君の噓」あらすじ
かつて指導者であった母から厳しい指導をうけ、数々のピアノコンクールで優勝した有馬公生(ありま・こうせい)は、母の死をきっかけにピアノの音が聴こえなくなり、コンクールはおろか、ピアノに向き合うことからも遠ざかってしまう。
母の死から数年後の4月、高校生になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと出会う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的、かつ自由な演奏を聴き、公生の世界は再び色づき始めるが、かをりが大きな秘密を抱えていることを知り…。
最新情報は、ミュージカル「四月は君の噓」公式サイトまで。
撮影 河井彩美
鮮度が命の伊東グルメ!濃厚でうまみがすごい「うずわ飯」に松岡修造が「ねっとりだわ~うまいわ~」と大満足
2024年11月17日 |
17:30
【注目】川崎に韓国発のエンタメが集結!爆発的人気の“エレベータープリ”や“オリジナルグッズ製作所が11/17(日)オープン!注目スポットを一足早く取材
2024年11月16日 |
13:30
ディズニーシーで大人なクリスマス! ダッフィーがサンタと一緒にダンス 巨大ツリーのイルミネーションを林佑香キャスターが体験!
2024年11月14日 |
20:52
ディズニーランドのクリスマス 今年最後となるパレード 自由にデコレーションできるケーキを林佑香キャスターが体験!
2024年11月14日 |
15:35
スシローが突如投稿した“謎のブルー画像”が話題に!「まさかの○○とコラボ!?」その正体は「パペットスンスン」
2024年11月13日 |
20:47
TWICEやNew Jeansも注目!人気キャラ「チェゴシム」が原宿・竹下通りをジャック!“かわいいがすぎる”フードやドリンクを発売
2024年11月13日 |
13:30