2008年より日本マザーズ協会が毎年、ママ達を応援するシンボリックなアクションとして開催している「ベストマザー賞」。
5月6日に「第14回ベストマザー賞2022」の発表・授賞式が行われ、部門ごと選出された受賞者が登壇しました。
この賞は、子育て応援・ママ応援のイベントなどで行われた投票や、育児専門誌会員へのアンケート、SNS経由、子育てWEBサイト投票、などの一般投票で決められています。
芸能部門に選出された広末涼子さん。投票理由には、「お子さん3人の子育てと、仕事を擁立されていてすごい」、「とても3人のお母さんに見えないキレイさで憧れます」などの声が多かったそう。
広末さんは、「18年前に結婚と出産を経験し、お仕事から離れなくてはいけない選択をする際に、いろいろな方から賛否もありました。そのときに『どうして女性だからと、結婚か仕事を選ばなければいけないのだろう』という疑問がありました。片手間ではできない子育てを精一杯、頑張っていく中で、『大切な女優業も並行して頑張る』という選択をして、子育てをしながら仕事復帰をし、ここまで来ました」としみじみ。
続けて、「当時の芸能界では、あまり早く結婚する人は多くなかったので、『復帰は難しいかな…』という不安もありました。でも、『自分が先駆者として、子育てをしていても女優はできる』と立証したら、『この業界だけでなく、いろいろな仕事で女性が子育てをしながら活躍できる場が開けるのでは』と思いました。やはり、子どもがいることで、手が足りなかったり、時間が足りなかったりと、疲れてしまうこともなかったわけではないですが、今の私があるのは、子どもたちの存在のおかげだと思っています」と語りました。
最後に、「子どもの存在がどれだけ自分の原動力になって、勇気になって、力になってくれたかというのは、世の中のお母さんたちは、感じてもらえると思います。昨日撮影が終わり、おうちに帰ると、子どもたちからステキな花束を貰いました。少し早い母の日のプレゼントでした。明後日は、母の日です。ぜひ、母への気持ちをみなさん、送ってもらえたらと思います。そうしたら、ママたちはさらに頑張れます!」と笑顔で呼びかけました。
受賞者
【芸能部門】広末涼子(女優)
【音楽部門】鈴木亜美(アーティスト、モデル)
【スポーツ部門】荒木絵里香(元バレーボール五輪メダリスト、トヨタ車体クインシーズチームコーディネーター)
【文化部門】近藤千尋(タレント・モデル)
【政治部門】金子恵美(元衆議院議員・コメンテーター)