窪田正孝さんが主演を務める「劇場版ラジエーションハウス」の公開御礼舞台挨拶が、5月12日に名古屋で行われ、八嶋智人さんと浜野謙太さんが登場しました。
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ラジハのメンバーの中で、ユーモアあふれる演技で名コンビぶりを見せる2人。「撮影中の仲良しエピソード」を聞かれると、「(現場で)ドタバタコントみたいなことをやっていました」と八嶋さんが返答。
浜野さんとともに「前室に入ろうとしたら『おい、なんだ!』(と、ぶつかる芝居)みたいな」と再現しました。
さらに、浜野さんが「なぎ倒したりしていたんですよ。それをみた本田翼ちゃんが『昭和のバラエティやめて!』と言っていました」と楽しそうなエピソードを披露。
専門的な演技が要求される医療や診断のシーンについて、八嶋さんは「(現場には)実際の放射線技師の方と、監修の方などいらっしゃって、この映像がどのようになっているのか、ちゃんと説明を受けてから(撮影に)挑みます」と真剣に話すも、「ただ、その仕事はほとんど窪田くんと本田さんがやっているので…」と、自分たちとはあまり縁がない、と説明。
「みんなでMRIの画像を見ている時も…」と、ここも2人の即興芝居で再現。
「(窪田さんや本田さんの後方)で、どうなんだ?(と顔を見合わせる)…ぐらいです」と自虐をまぜ笑わせました。
作品概要
72時間――。それは、人の生死を分ける時間。
甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)は落ち込んでいた。
大好きな甘春杏(本田翼)が、放射線科医としての腕を磨くため、ワシントン医大へ留学することが決まったからだ。
「72時間を切ってしまいました」
お別れまでのカウントダウンを胸に刻む唯織のことを、ラジエーションハウスのメンバーは元気付けようとするが、
唯織への秘めた想いを抱える広瀬裕乃(広瀬アリス)だけは、自らの進むべき道について悩んでいた。
そんな中、杏の父親・正一が危篤との連絡が入る。
無医島だった離島に渡り小さな診療所で島民を診てきた正一だが、杏が父のもとに着いてほどなく「病気ではなく、人を見る医者になりなさい」との言葉を残し息を引き取る。
生前、父が気に掛けていた患者のことが気になり、島に一日残ることにする杏。そこに大型台風、土砂崩れ、そして未知の感染症が襲いかかる。遠く離れた地で杏が孤軍奮闘していることを知った唯織は、大切な仲間を守るため、苦しむ島民を救うため、ある決心をする。
8人の技師たちが選んだ未来とは。「別れ」の時刻が近づいている――。
「劇場版ラジエーションハウス」は、全国東宝系にて公開中。