【超特急インタビュー・中編】年末年始の自己評価は「99.8点」
超特急がグループ史上最大規模のアリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva」の模様を収録した映像作品を、3月25日(水)にリリースする。
超特急は、ボーカルではなくダンサーたちがステージのフロントに登場するという“メイン”ダンサー&“バック”ボーカルグループとして2011年に結成され、2012年にCDデビュー。現在、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキのダンサー4人と、ボーカル・タカシの5人体制で活動している。
フジテレビュー!!では、今作の発売スペシャル企画を実施。連載第2回目となる今回は、年末年始の自身のパフォーマンスについて“自己採点”してもらった。さらに、当サイトがフジテレビのwebメディアであることを踏まえ、フジテレビにまつわる質問も投げかけてみた。
<超特急 インタビュー>
――普段からよく見ているフジテレビの番組はありますか?
カイ:『めざましテレビ』です。
リョウガ:僕は、「…(無言)」と書いておいてください。
タクヤ:『トレタリ(※)』です。
ユーキ:僕も『めざましテレビ』です。
タカシ:僕は『ノンストップ!』。仕事がお昼から始まるようなゆったりしたスケジュールの日は、『めざましテレビ』からの流れで見ています。
タクヤ:一人、問題児がいるでしょ。「無言」って何?
リョウガ:だって俺もう何も見てないもん、テレビ。ごめんなさい、『BEASTARS』は見てますよ?
タカシ:ノイタミナ枠のアニメね。
リョウガ:それ以外となると、なんも見てないです。
ユーキ:潔いね。素直(笑)。
(※)超特急の冠バラエティー番組「超特急の撮れ高足りてますか?」の略称。
フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmart/FODで隔週月曜23:30〜放送・配信中
――では、出てみたいフジテレビの番組はありますか?
タカシ:『ネプリーグ』。みんなでファイブボンバーとかやってみたいな。
ユーキ:いや、俺、足引っ張る気しかしない!
リョウガ:ユーキで解答時間使い切って、爆発して、ゲーム終了だね(笑)。
カイ:僕も『ネプリーグ』です。
タカシ:カイは、クイズは得意やから。
カイ:去年出た『IQサプリ』(2019年6月OA)で優勝したんで。実力派ですから、もし出られるとしたら、頑張ります。
ユーキ:僕は『全力!脱力タイムズ』です。大好きなんで。
カイ:芸人さん側で(出演)ね?ツッコミ入れるほうでしょ?
ユーキ:ツッコミ入れるほうとか、自分には難しくて無理だから!!
タクヤ:僕は『トレタリ』ですね。
カイ:だから、それはもうお前出てんだよ!
タクヤ:違うんですよ!トレタリってCS(放送)がメインじゃないですか。地上波の枠がほしいなと。
リョウガ:僕はノイタミナですね。声優として出たいです。
――(リョウガさんへ)よろしければ、プロデューサーへのアピールをお願いします。
リョウガ:え、ちょっと、それ、えっ?
カイ:(横からカットインして)え〜、僕をノイタミナに出させてください!いつでもオファーお待ちしております。
タカシ:ほら〜、ちゃんと先に言わないから。
リョウガ:…別に、だとしてもイチ視聴者としてこれからもノイタミナを愛させていただきます。
タカシ:謙虚だなぁ(笑)。
ユーキ:『ネタパレ』だったら、ずっと芸人さんのネタ見られる。
リョウガ:それは、テレビで見ろよ(笑)。
タカシ:俺も、見るだけだったら『さんまのお笑い向上委員会』かな。
結成9周年を迎えて「まだまだもっと上を目指せる」
すでに国内の音楽シーンでたびたび注目を浴びつつも、その謙虚な姿がファンから好評価を得ている超特急。
そんな彼らに「Revolución viva」の自己評価を聞くと、超特急がプロとしてライブパフォーマンスとどう向き合っているのかが見えてきた。
――今ツアーは、グループとして自己採点したら何点でしょうか?
全員:自己採点!?
タクヤ:1人ずつ言っていって、平均出せばいいんじゃない?
カイ:僕は、12月・1月の超特急としては100点かなと。
リョウガ:リアルに言うと、出来ることのすべてを出し切っているので、僕も同じく100点ですね。
タクヤ:僕も100点です。そうじゃないと、来てくれたお客さんに失礼ですから。
リョウガ:確かに。
タカシ:僕も100点ですかね。リハーサルで想定していなかったことも、本番ではすべてエンタテインメントとしてプラスに変わっていきますし。
リョウガ:ユーキさん、最後です。
ユーキ:そうですね…まあ、やっぱりみんなが言うとおり、99点かなと思うんですけど(笑)。正直、僕は100点が出ちゃうとつまんなくて。毎回、本番の出来に対して「足りないな」と思うからこそ追求したい気持ちがあって。貪欲に「99点」だなって思っていた矢先、みんなの答えが「100点」だったから(最後に自分がどう答えればいいか)、困っちまったぜ!
カイ:ということで、グループの平均としては99.8点(笑)。限りなく100点に近いけど、まだまだもっと上を目指せるということですね。
リョウガ、B-BOYへの憧れを語る
ライブ中、ハンドマイクを持たずに終始パワフルに踊り続けるメインダンサー4人。ノリの良いヒップホップダンスで会場を盛り上げれば、バラード系の楽曲ではアンニュイな表情を浮かべてしなやかなジャズを踊ることも。そんな彼らに、自身のダンス観についても聞いてみた。
先ほどアニメ好きだと宣言し、メンバーの中でも細身で“ガリガリ担当”のリョウガは、ブレイクダンスに挑戦したいとか!?
――年末公演では、クリスマスをモチーフにしたテーマパークダンス(ジャズやバレエの要素が取り入れられた、ショー・パレードで踊られているダンス)を披露していましたが、自身がさらに挑戦していきたいダンスのジャンルはありますか?
タクヤ:コンテンポラリーです。これまでのライブでも、それに近しいものは踊ってきたんですけど、もっとバチバチに踊れるようになりたいです。
ユーキ:僕は前からR&Bが大好きなので、もっと踊りたいです。
カイ:僕は、昔のディスコのような音のノリ方で踊るのもいいかなと思いますね。
リョウガ:最も僕からかけ離れたジャンルっていうのも考えて、ブレイクダンスは逆にやってみたいです。僕がやったらいろんな骨が折れてしまうとは思うんですけども、踊れたらかっこいいかなって。
ユーキ:今まで陰キャだと思われてたリョウガが、バキバキに踊れるようになってたらすごくない?
リョウガ:実は、リアルアキバボーイズ(※ブレイクダンスをメインとして活動する“レペゼン秋葉原”のアニソンダンスパフォーマー)さんと個人的にコラボさせていただいたことがあって。あのブレイクダンスを目の前で見てしまうと、もう憧れますよね。
――バックボーカル・タカシさんは、今後どんなジャンルを歌っていきたいですか?
タカシ:まだあんまり超特急のイメージが無いものをやっていきたいです。今回のツアーでは、「Body Rock」という全編英詞のR&Bナンバーに初挑戦したのですが、もっといろんな曲やラップもやりたいですね。
カイ:ラップにダンスで合わせるのって相当難しいので、ダンスの技術を上げたいなと思います。
リョウガ:僕がもうバチコリ決めます。ヒップスピンならできる。
カイ:頭じゃなくて、お尻で回るほうね(笑)。
2020年6月には、横浜・大阪で行われる「ARENA TOUR 2020 SPRING WELCOME TO THE BULLET TRAIN DINER」の開催も決定している超特急。人気上昇中の彼らの今後の活躍から目が離せない。
写真=河井彩美 (「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva」米山三郎、深野輝美、笹森健一、小坂茂雄)
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