「自己肯定感の低さを捨てた」中川翔子が挑んだ“NGなし”写真集に込めた未来

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中川翔子さんが、デビュー20周年を記念した写真集「ミラクルミライ」（講談社）の発売記念読者お渡し会を開催。取材陣向けにフォトセッション＆囲み取材に登壇しました。

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本作は、中川さんのデビュー20周年を記念し、10年ぶりに発売される写真集。中川さんが“生きた証を残したい”という思いで挑み、「今の私のすべて」とコメントするほどに思いの詰まった自信作。

6月8日に発売されるや、翌日には重版が決定したほどの人気作となっています。

中川さんは登壇するなり、「ミラクルな未来キター！ありがとうございます！」と喜びを表現。

グラビアアイドルの登竜門的な「ミスマガジン」を受賞して芸能生活をスタートさせた中川さんは、20年後にふたたび「ヤングマガジン」（講談社）の表紙をグラビアで飾れたことを「奇跡」と大喜び。

そして、写真集を出すきっかけとなった、昨年8月に自身のYouTubeチャンネルで「ノリで公開」した、“大バズり”の水着動画についても振り返り、「感謝しかない20周年です。これまでピンチとか、『ダメかも』と思う瞬間がたくさんありましたが、そのすべてが経験値となりました。『生きていて良かった』という気持ち」と笑顔を見せます。

「これまではネガティブで、“私なんか”と自己肯定感が低かった」そうですが、撮影初日にバスローブを脱いだ瞬間に、「何者でもなかった私にこういう機会を与えてくれたみなさんに、感謝を込めて“NGなし”で挑みました」と、気持ちが切り替わったと語ります。

体重も8キロ減に成功し、デビュー当時の体重に戻したと胸を張る中川さんは、お気に入りのショットを聞かれると、「すべてがお気に入りです」と自信を見せます。

しかし表紙のカットについては悩んだそうで、江頭2:50さんや、中山秀征さんといった仲の良い男性らに「どっちがいいですか？」とアンケートを取った結果、「男性目線だとこっちだよ！」ともうひとつの表紙候補の写真を絶賛されたと明かします。

写真集が完成して最初に見せた人を聞かれると、江頭さんと即答。「うおー！と叫んでいました（笑）。『胸の谷間に挟まれたイチゴになりたい』と言っていました、面白かったです（笑）」と、江頭さんの反応を明かし笑いを誘っていました。

写真集を見た人たちの反応についても、SNSでエゴサーチをしてチェックを欠かさないと語る中川さんは、「胸の血管が透けているところがいい、丸いお尻、自分でも知らなかったところにあるホクロ」など、自分では思いもよらなかった感想があると、驚いたと語る場面も。

「これまでの人生の中で今が1番ポジティブかも」とほほ笑み、「“もう何歳だし”って諦めることをぶっ飛ばして。これから先もいっぱい恋愛をして、苦労を乗り越えて、貫禄と経験値を身につけて、かっこいいレジェンドを目指して、これからの未来にもワクワクしたい」とタイトルにも込められた意味についても思いを込めます。

「20年目にして自己肯定感が上がった」と笑顔を見せる中川さんに、「これからやりたいこと」について質問が。

「かっこいい熟女になってシャンソン歌手にもなりたいし、自分の絵を販売している画廊でありながら純喫茶・猫カフェ・雀荘なお店もやりたいし、海外でもっとお仕事もしたいし、いつか子どもも産みたいし、猫たちの天国になるような島を買いたいし、宇宙にも行きたい」と、夢を語り続けます。

そして、「夢って、いっぱい言ったり書いたりしたら“言霊”ってあると思うので、これからの未来もミラクルばかりだなと思って、長生きして良かったなと思いたいです」とキラキラした目で、メッセージを送りました。

さらに、写真集の点数を聞かれると、「100億点です（笑）」と返答。

「絶対、すべての人に才能だったり素敵な部分があるので、この写真集が、自分のことを好きになれるお供になれたら。ミラクルを起こしてくれたすべての人たちが長生きをしてくれますように、いいことばかりありますようにと心から思っています」と感謝を込めて写真集をアピールしました。

中川翔子写真集「ミラクルミライ」
撮影／中村和孝
2022年6月8日発売