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三田寛子が30年ぶりにフジ連ドラ出演!がんを患う母親役で「自分自身と向き合えた」_site_large

三田寛子が30年ぶりにフジ連ドラ出演!がんを患う母親役で「自分自身と向き合えた」

3月19日(木)22時~『アライブ がん専門医のカルテ』最終話

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3月19日(木)放送のフジテレビ木曜劇場『アライブ がん専門医のカルテ』の最終話に、三田寛子、佐津川愛美が出演する。

松下奈緒主演、木村佳乃共演で、日本のテレビドラマ史上初めて腫瘍内科を舞台にし、がん治療の最前線で闘う医師と患者の姿を情感豊かに描く、メディカル・ヒューマンドラマの本作。

三田はステージⅢの食道がん患者・橘千寿子(たちばな・ちづこ)を、佐津川は千寿子が女手一つで育ててきた娘・橘麗奈(たちばな・れな)をそれぞれ演じる。

千寿子は抗がん剤治療の効果がみられ、手術ができる状態になったことを心(松下)から説明を受ける。しかし、女手一つで育てた娘・麗奈の結婚式に出席するため、「手術を遅らせてほしい」という。

心が「手術は早めにやったほうがいい」と助言するが、千寿子は「離婚してから仕事一筋で迷惑ばかりかけてきたので、結婚式だけは予定通り挙げさせてやりたい」と強い意志を示す。一方、麗奈は「自分の結婚式よりも母の命が大切なので、手術は予定通りやってほしい」と心に訴えてきて…。

千寿子を演じる三田は、現在、フジテレビの情報番組『とくダネ!』や、バラエティー番組『痛快TV スカッとジャパン』に出演しているが、連続ドラマに出演するのは、1990年に放送された木曜劇場『男と女 ニューヨーク恋物語II』以来、30年ぶり。私生活では妻、そして母として4人の歌舞伎役者を支えているが、本作では、娘の幸せを何よりも願う母親を演じる。

また、娘の麗奈を演じる佐津川がフジテレビ木曜劇場に出演するのは、2012年に放送された『最後から二番目の恋』以来、8年ぶり。初共演となる三田と佐津川が演じる、母ひとり、子ひとりで支え合って生きてきた母娘の姿に注目だ。

三田寛子が30年ぶりにフジ連ドラ出演!がんを患う母親役で「自分自身と向き合えた」_bodies

<三田寛子 コメント>

――30年ぶりのフジテレビ連続ドラマ出演となりますが、いかがでしたか?

現場、いいですよね!昔から収録現場が大好きなんです。当時はスタッフのほとんどが年上でしたが今回は年下の方が多いので緊張しています。他にも女性のスタッフの方が増えたな、とか変化を見つけては、うれしい反面ドキドキしています。

佐津川さんにも「今、現場はどういう感じですか?」なんて、いろいろ質問してしまいました。でも、30年の時間はあっという間です。『男と女 ニューヨーク恋物語Ⅱ』に関しては、今でも年に2、3回同窓会をやっていてよく会っています。会う度に「昨日のことみたいだね!」なんて話していますが、もう30年もたっているなんて…浦島太郎の気分です(笑)。

――『アライブ』出演のオファーを聞かれた際、どのような心境でしたか?

お話をいただいてから撮影までの期間がタイトだったので、「患者さんに見えるかな」と役作りへの心配はありました。でも、何よりもお声掛けいただけたことがうれしくてありがたかったです。すぐに「やりたい!」と喜んでお引き受けさせていただきました。

――橘千寿子役を演じる上での思いをお聞かせください。

実生活で子供が3人いますので、重なる思いがあったり、改めて「私ってこういう母親としての感情があったのか」と気がつくことができました。

普段の生活の中で母親として特別な意識はしていませんし、「一生20歳!」の気分で毎日を過ごしています(笑)。ですので、千寿子を演じることで自分が母親として経験したこと、感じていることに自分自身、向き合うことができました。新たな発見が多くてとても勉強になります。

――視聴者へメッセージをお願いします。

私も母をがんで亡くしていますし、周りにもがんで闘病中の方がいますので感情的になってしまうかもしれないと思っていました。いろんな感情がこみ上げてきますが、監督にご指導いただきながら、現場では千寿子の思いに集中して演じています。

全11話、『アライブ』のキャストさん、スタッフさんが築いてこられた世界観や思いを、自分が壊さないように頑張っています。

今は医学が進んで、治療と日常生活の両立を目指せるようになってきています。ご覧いただいた皆さまに『アライブ』を通して、“生きること”を身近に感じていただき、希望や前向きなことを伝える一端を担えればうれしいです。

<佐津川愛美 コメント>

――『アライブ』出演のオファーを聞かれた際、どのような心境でしたか?

命と向き合う作品なので、しっかりと丁寧に取り組まなければいけないなと思いました。しかも、連続ドラマの最終回ということで、これまで築きあげてこられた『アライブ』の世界観の一つになれたことがうれしいです。

――橘麗奈を演じる上での思いをお聞かせください。

手術の日程をめぐり、母親の千寿子と麗奈の意志が食い違ってしまいます。でも、監督ともお話させていただいたのですが、女手一つで育ててくれた母のことが大切で、まっすぐな人だからこそ麗奈は“選択”をします。その麗奈の思いを表現できたらと思います。

私も家族のことになると心配しすぎてしまう面があるので、共感する部分も多いです。

――視聴者へメッセージをお願いします。

治療をされているご本人も大変かと思いますが、自分自身の経験から周りにいる方も大変です。今回は娘にとっては母が頑張って生きようとしてくれることが生きがい、お母さんにとっては娘の幸せが生きがい、お互いの思いが相乗し合っている関係です。

ご覧いただいた方が希望を感じていただけたり、少しでも前向きになれたりする、一つのキッカケになれたらうれしいです。是非ご覧下さい。

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