いきものがかり水野が『めざましテレビ』出演中！「名前を覚えていただけたら」

フジテレビ『めざましテレビ』の3月のエンタメプレゼンターとして、番組のテーマソング「SING!」を歌ういきものがかりの水野良樹が出演中だ。

全ての画像を見る

水野は1999年に吉岡聖恵、山下穂尊といきものがかりを結成し、2006年にメジャーデビュー。「ありがとう」、「じょいふる」などグループの代表曲の多くの作詞・作曲を手がけていて、「SING!」も水野の手によるもの。

また、グループ活動と並行して、国内外のさまざまなアーティストに楽曲提供を行っているほか、雑誌や新聞、WEBでの連載執筆など活躍の場を広げている。

フジテレビュー!!では、初回の生放送を終えた水野にインタビュー。出演の感想や番組の印象などについて聞いた。

――初回放送を終えた感想はいかがですか？

普段、テレビで拝見していたスタジオの中があんなふうになっているんだという驚きと、目まぐるしく次のニュースやコーナーに移っていき、スタッフの方とキャスターのみなさんが指示を飛ばし合いながらやっている姿に感動してしまうというか、「こうやって番組を作っているんだな」って。自分が出させてもらっているにも関わらずそこに感動してしまったのが大きかったですね。

――秒刻みの生放送の臨場感がありますよね。

時間に対する厳しさを感じました。この間にこれをやらなければいけない、っていう緊張感がありました。僕は初めてだったので、「この秒数でこれを言わなきゃいけない」って勝手に頭がパンパンになっていたんですけど、アナウンサーのみなさんはさすが慣れていらっしゃって、緊張感を持ちながらも、冗談も言い合いながらっていう。こういう空気で毎日やられているのがすごいと思いました。

――出演が決まったときのいきものがかりのメンバーのみなさんからの反響はいかがでしたか？

いや、あんまり反応してくれないんですよね（笑）。でも今日、吉岡（聖恵）がコメントを寄せてくれてよかったな、助かったな、と。

ファンのみなさんは、いつかメンバーが出てくるんじゃないかと期待してくだっていたようで、「そういう出方か！」と喜んでくださったのがうれしかったですね。グループとして曲を演奏する機会はありましたが、エンタメプレゼンターは初めてのことでしたので。

――ご自身にも「そういうオファーか」という思いもありましたか？

コメントにも出しましたが、ミルクボーイさんのような注目の方、若手の今を時めく俳優さんが出ていらっしゃるので、「これ、俺が出て分かるのかな？」みたいな心配はありました。

ジャケットにネクタイを締めるっていう衣装で出ることもあまりないですし、今日は派手なものを選んでいただきましたけど、紺のスーツを着ると“務め人”のようになってしまうので（笑）、分かっていただけるかな、っていう不安はありました。

――衣装といえば、左右違う靴下を履いてきてしまった、とSNSに投稿していましたね。

そうなんですよ。寝ぼけていたのか、色違いを履いてしまって。同じタイプの靴下だったので、逆におしゃれ、みたいになっちゃって（笑）。スタイリストさんからも何も言われなかったので、自分から白状しました。完全に間違えましたね。

――朝はあまり得意ではないですか？

もともと朝作業することも多かったですし、3歳の息子がいるんですけど、生まれてからは、早起きになりまして。音楽畑のわりには、朝強いはずなんですけど、とはいえ（かなり早く起床しなければならなかった）…ですから。昨日も少し早めに寝て、そうしたら「八つ墓村」みたいな、怖い人に追いかけられる夢を見ちゃいました（笑）。「起きなきゃいけない」っていう意識があったのか。完全に悪夢でしたね。

――今日は、番組中に早口言葉を言う場面もありましたね。

大失敗しましたが、楽しかったですね。僕は案の定失敗しましたけど、アナウンサーのみなさんは原稿を読むときも本当にスッと入って、スッと読まれて、そのあと何事もなかったように次のコーナーに進んでいかれるのが、プロってすごいなと目の前で見て思いました。

――改めて「SING!」はどう生まれたか教えていただけますか？

最初に番組スタッフの方が、「『めざましテレビ』ではこんなふうに物事を伝えようとしている」というビジョンを、わざわざレポート用紙に書いてプレゼンをしてくださったんです。こういうスタンスで毎日ニュースを届けているから、そのなかで曲を考えてほしいんです、みたいなことをおっしゃってくださっていて。

もちろん、楽しいニュースもそうではないニュースもあるなかで、みなさんそれを見て会社に行かれたり、学校に行かれたりするんですよね。毎日のスタートラインになる曲なので、どういう事態が起きても耐えられる曲といいますか、明るすぎても暗すぎてもよくないし、何か日常のタイム感、テンションと合うものを、と意識しながら書いていきました。

――水野さん自身が興味のあるエンタメニュースといえば？

もちろん音楽も好きだし、お芝居とかも見るんですけど、スポーツ雑誌で連載をやっているので、スポーツニュースはよく見ます。今日ですと、野球とサッカーが連携してコロナウイルスに対抗するというニュースを見てすごいなと思ったり、東京マラソンで記録を出した大迫傑選手に驚かされたりですと、スポーツ系のニュースはいつも気になりますね。

――今回、エンタメプレゼンターに初挑戦しましたが、今後挑戦したいことはありますか？

そろそろ体を鍛えたほうがいいかな、とモニターをみながら思いました（笑）。僕らデビューして14年間で、（自身に）痩せているときと太っているときがあって、今日、流してもらった映像を見て「鍛えなきゃな」って。あとは、早口言葉をできるようになりたいですね（笑）。

いきものがかりとしては、4月から約5年ぶりとなるツアーがあるのですが、開催できるのかという不安もあるなかで、それをなんとか無事に終えたい。10代で結成したグループが今30代後半になり、もうちょっとで40代に入りますので、少しでも長く続けたいっていうのが、目標、挑戦というには平凡ですけど、正直な気持ちですかね。

――最後に視聴者のみなさん、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

まずは、4回の出演で名前を覚えていただけるようにってことと、今日初めて原稿読みを体験させていただきましたが、噛みかけたのもありましたので、もうちょっとうまくしゃべれるように練習していきたいです。お聞き苦しいとは思うんですけど、お付き合いいただければ。毎週工夫をして、楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

また、今後の出演は、10日（火）、17日（火）、24日（火）の予定。