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松岡修造が前人未到の1000回出演!「これからも“一食入魂” 熱い気持ちで食べ続ける」_site_large

松岡修造が前人未到の1000回出演!「これからも“一食入魂” 熱い気持ちで食べ続ける」

3月8日(日)11時45分~『くいしん坊!万才』

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毎週日曜11時45分から放送中のフジテレビ『くいしん坊!万才』で、2000年から20年の長きにわたり、11代目くいしん坊を務めている松岡修造が、3月8日(日)の放送回をもって記念すべき出演1000回を迎えることになった。

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人気長寿番組『くいしん坊!万才』は、1975年6月に放送開始以来、番組の顔である“くいしん坊”たちが食のみならず、その土地の人たちと触れ合いながら、日本各地のご当地グルメを伝える素朴なスタイルで、多くの視聴者に親しまれ続けている。

松岡はプロテニスプレーヤーを退いた後、11代目くいしん坊として2000年1月から出演。週1回の放送を20年も続けている。

記念すべき出演1000回目の放送では、横須賀市長井漁協で、その希少性から「幻の魚」とも呼ばれるベニアコウをいただく。

深海1000メートル前後に生息している深海魚で、1キロ成長するのに約10年もかかると言われており、漁師でも食べたことがない人がいるほどの高級魚だ。

今回、長井漁協のみなさまから「番組出演1000回記念」と「番組のさらなる長寿」を願って「祝い魚」としてごちそうしていただいた幻の絶品料理の数々を松岡がどう食すのか。

松岡修造が前人未到の1000回出演!「これからも“一食入魂” 熱い気持ちで食べ続ける」_bodies

松岡修造と共演できるかも!?投稿企画の実施も決定

また、番組では「第2回 輝け!くいしん坊映え大賞」を実施することが決定。

『くいしん坊!万才』の公式インスタグラムに、“映える”料理を投稿していただき、松岡と番組スタッフが協議をして最優秀賞、優秀賞を決定するというもので、最優秀賞に輝いた人は番組出演も可能に。

今回の料理のテーマは「お祝い」。自慢のお祝い料理を番組公式インスタグラムに投稿すると、松岡修造と共演できるチャンス!?応募の詳細は3月8日(日)の番組内で告知するとともに、放送後に公式ホームページにアップされる予定。

詳細は、番組HPまたは Instagram まで

公式HP: http:// https://www.fujitv.co.jp/kuishinbo/

公式Instagram: @kuishinbo_official

<松岡修造コメント>

松岡修造が前人未到の1000回出演!「これからも“一食入魂” 熱い気持ちで食べ続ける」_bodies

――放送1000回を迎えての思いを教えてください。

正直なところ、回数を重ねたからといってうれしさはそれほど感じていません。1000回がゴールではないですから、達成感という気持ちはありません。まだ通過点にしか過ぎないです。すでに次の旅も始まっていますから。

――松岡さんにとって『くいしん坊!万才』とは?

訪れた土地の人たちとの出会い一つひとつに真剣勝負で向き合っています。その出会いは、僕にとってウィンブルドンの一戦一戦と同じ。“一球入魂”の気持ちを“一食入魂”として持ち続けている訳です。

その土地の肉や野菜、魚などの食材、またそれを使った郷土料理とか、その土地の人々が「こうして食べるのが一番おいしいです」という思いで気持ちをぶつけてこられるので、その思いを受け止める僕もそのつもりで“食べること”に挑んでいる感じです。

出演者の皆さんには地元の食材が日本一だという誇りと、おいしく食べてほしいという熱意がありますから、食べる方も負けないくらい熱い気持ちで食べています。

くいしん坊らしさ(この番組らしさ)というものは、食を通してその土地の人、そして文化を知ること、感じることだと思います。今までには1000回の出会いがあったということですし、その土地の人をより近く、濃く、深く感じることで、まさにそこに住んでいるような気持になる。

しかも47都道府県を回りきったことを考えると「俺はニッポンだ!」と思う。これは11代目くいしん坊になると決まった時に感じたことです。

若い時からプロテニスプレーヤーとして海外にいることが多かったから、実は日本のことをよく知らなかった。その頃から「いつか日本中を旅してみたい」という気持ちがありました。番組からオファーがあったとき「これは願ってもないこと、自分がやるべき仕事だ!」と思いました。いつか日本中を旅したいという最初にやりたかったことが今まさに出来ている。

くいしん坊は、食べるだけではなく、撮影を通して、出演者の方々にとっても間違いなく素晴らしい思い出になっていること。このことは初代・渡辺文雄さんもおっしゃっていて、スタッフが大事にしてきたことであり、いまは自分もそうできていることの喜びを感じます。

――思い出に残る1本は?

長崎県の島原半島で出会った“ろくべえ”という食べもの。農家の庭先に到着すると、材料や道具が並べられていて、いつでもスタートできる状況でしたが、率直な第一印象は「これが食べ物になるのか」と不安と期待が入り交じっていました。

しかも道具が斬新。さつまいもの粉だという灰色の粉末にツクネイモのとろろを混ぜてつなぎにして丸め、それを“ろくべえおろし”という大根おろしのようなモノに押し付けて麺を作るという仕掛け。そこには遊び感覚もあって面白かった。

さつまいもの粉で作った麺は一度蒸して固め、うどんのように汁で食べるというもの。初めてのことにわくわくしました。

同時に、この料理は200年ほど前の飢饉(ききん)のときに食料に困窮したこの地の人々を救った料理だという背景も聞かされ、一食の奥深さを知りました。

まさに先人の知恵と食の想像力。味だけではない、“食”の成り立ちを知る。料理は見た目に芸術的でもあります。食の魅力を感じられる出会いが『くいしん坊!万才』なのです。

※「ろくべえ」2000年5月1日放送 長崎県南高来郡深江町(現南島原市)

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