波瑠 間宮祥太朗とのバディ役に手応え「男らしい方。信頼しています」
7月18日(月)22時スタート!『魔法のリノベ』(初回15分拡大)
波瑠さんが、実家の思い出や、住まいで大切にしていることを語りました。
7月18日(月)スタートの月10ドラマ『魔法のリノベ』で、元大手の営業エースながら、自身の人生に“リノベーション”が必要な主人公・真行寺小梅(しんぎょうじ・こうめ)を波瑠さんが演じます。
大手リフォーム会社で順風満帆な会社人生を送っていた小梅は、30歳を目前に“大きなしくじり”に見舞われて退職。ひょんなことから、男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職します。
営業成績0点でバツ2シングルファザーの福山玄之介(ふくやま・げんのすけ/間宮祥太朗)とタッグを組み、住まいのリノベーションを通して、依頼人が抱えている悩みや問題を解決していく“人生リノベーションお仕事ドラマ”です。
真面目でちょっと不器用な小梅を演じる波瑠さんに、作品への意気込み、共演の間宮さんの印象、自身が“リノベーション”したいことなどを聞きました。
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2年ぶりの共演!間宮祥太朗の印象は「男気がある」
――原作は星崎真紀さんによる同名漫画ですが、読んだ感想をお聞かせください。
私はもともと漫画を読むのが好きなのですが、その中でもとても楽しく読ませていただきました。読んだ後に監督やプロデューサーさんたちと打ち合わせをして、「気合いを入れて頑張ろう!」と前向きな気持ちになれる作品だなと、改めて感じました。
――波瑠さん演じる小梅は、どんなキャラクターですか?
仕事に対してとても実直な女性です。お客様1人ひとりと真心を持って対話し、その人のための家を作り上げたいという熱意を持っていると思います。アツいだけではなく、女性の柔らかさや個性的な一面も見られます。
でも完璧な人間ではなく、真っ直ぐであるからこそ、失敗したり間違えたりすることもあって。いわゆる“キャリアウーマン”とはちょっと違う、魅力的な女性だと思います。
――小梅に共感する部分はありますか?
小梅はとても実直で、不器用なところもいっぱいあって、それゆえいろいろ失敗もしてしまいます。でも、自分の気持ちに正直でありたいからこそ、不器用になっちゃうのだと思います。私とまったく同じかはわからないですけど、小梅のその気持ちはすごくわかるなと思いました。
私も小梅みたいに実直でありたいですし、そうやって失敗するところも似ているなと感じています。あとで「ほら見たことか!」と言われるような結果になることが、よくあるんです(笑)。
――間宮さんとは、ドラマ『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ)以来、約2年ぶりの共演ですが、お互いの印象をお聞かせください。
頼りにしています。以前ご一緒させていただいてからすごく大好きです!男気があるし、仕事は情熱を持ちつつもクールに取り組んでいるように感じますし。男らしい方だなと思っていて、今回バディを組めるのが楽しみでした。
間宮さん演じる玄之介は、物腰が柔らかいのですが、ちょっと“へなちょこ”な役で。小梅より3つ歳上で、私と間宮くんの実年齢とは逆ということもあって、「#リモラブ」とは全然違う、新鮮な間宮くんが見られそうで楽しみです。
「もっとかわいい形の窓を…」子ども心に描いた“夢のある家”
――波瑠さんは、自宅をリノベーションしたことはありますか?
リノベーションをしたことはないのですが、20年くらい前に実家を建て替えたことがありました。もともと祖母が暮らしていた家で、当時もう築50年近くで。昭和のアニメに出てくるような家だったんですよ(笑)。玄関が開きづらいなど、住み続けるのが難しかったので建て替えることになって。
業者さんが家に来て親と話し合いをして、図面ができ上がって…という過程を近くで見ていたのですが、まだ子どもだった私は「大人って意外と夢のない家を建てるんだな…。もっとかわいい形の窓とか作ればいいのに、つまんないな」と思っていました(笑)。
今思えば「何を考えてるんだ」って言いたくなりますけど(笑)、大人になった今は、本当の“夢のある家”とは何か、わかる気がします。
家イコール生活で、生活は自分を作っていくもの、つまり家は“生き方の土台になるもの”ではないでしょうか。だから“夢のある家”は、かわいい窓がある家ではなく、そこに住む人の未来を考えた家だと思います。きっと両親は私たち子どもの将来を想像して、いろいろ考えてくれたんだろうなと思いました。
小梅のように家づくりに携わる仕事は、ある意味、その人の人生を作る仕事でもあるかもしれませんね。
――住まいで“ここだけは譲れない!”というこだわりはありますか?
波瑠:私は犬を飼っているので、犬が台所に入れないようドアがついていることが大事です!ほかにも、こだわりはいろいろあって、言い出したらキリがないんですけど…(笑)。
でもここ数年「大事!」と実感したのは、日当たりがいいスペースがあるか。
あまり日が射さない家に住んでいたのですが、コロナ禍のステイホームで家にいる時間が長くなって。最初は日当たりなんて特に気にしていなかったんですが(苦笑)、いつの間にか、ぐうたら過ごすような…昼夜逆転の生活になっていて。良くないなと思ったんです。
それで、ちゃんと太陽を感じて過ごすようにしたら、体も心もすごく元気でいられるとわかりました。家全体でなくても、“ここだけは昼間にすごく気持ちよく太陽が入る”というスペースがあると、なんだか元気が湧いてきます。
今後引っ越すときは、日当たりのいい家にしようと思いました。もう太陽、大事です!
――“リノベーション”にかけて、自身が変えたいと思っていることがあれば教えてください。
私はものすごく心配性なので、ポジティブになりたいです。いろいろな事において、考えすぎかなってくらい心配して、ネガティブな想像を生み出しています(笑)。やめたほうがいいって、わかっているんですよ!やめたいけど、やめられないんです…。
――どうしても心配事が頭から離れないときは、どう対処しているのでしょう。
もう諦める(笑)!頭の中で「心配したってどうしようもないから、寝てろ!」と、繰り返し繰り返しつぶやいています。できればポジティブな人間になりたいですね。
――最後に、ドラマを楽しみにしている皆さまへメッセージをお願いします!
小梅や玄之介たちが、いろいろな家族の悩みに寄り添ったり、夢を後押ししていく部分も見どころですが、この2人の関係性にもぜひ注目してほしいです。小梅にも玄之介にも、それぞれ苦手なことと得意なことがあります。凸凹コンビの2人がどんな化学反応を起こし、どんな風に補完し合ってバディになっていくのか、ぜひご覧ください!
撮影:今井裕治
ヘアメイク:結城春香
スタイリスト:外山由香里
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