4月から毎週日曜日の朝9時より放送予定のアニメ『デジモンアドベンチャー:』(フジテレビ)。21年前に放送された『デジモンアドベンチャー』から、キャラクターデザインはそのままに、完全新作ストーリーが展開される。
©本郷あきよし・フジテレビ・東映アニメーション
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その第1話に、フジテレビアナウンサーの生田竜聖が、そのままアナウンサー役で出演する。ゲーム・アニメ共に“初代デジモン世代”だという生田アナに、今回のアフレコの感想を聞いた。
<生田竜聖アナウンサーインタビュー>
――収録が終わりましたがいかがでしたか?
いやぁ、足が震えました。
――先ほど、生放送の『めざましテレビ』より緊張したと話していましたね。
『めざましテレビ』では、普段ニュースを担当していますので、それと同じように、いつも通りの感じでニュースを伝えればいいと思っていたんですけど…本番の生放送よりも緊張しましたね(笑)。
――演じたのはどのような役でしたか?
第1話で、“デジモンの世界観を生み出すような事件が起きている”というのを伝えるキャスターの役なんですけど、割と重要な部分なので、緊張しました。コメントがまとまらないくらい、今、混乱しています。(笑)
――デジモンのファンだったということですが、デジモンの思い出といえば?
デジモンのアニメの前から、携帯ゲームの「デジタルモンスター」から遊んでいたので、少年時代はデジモンと共にあると言っていいくらい、デジモンっ子でしたね。
――一番好きなデジモンは?
僕はレオモンというデジモンが好きですね。
――約20年ぶりに蘇った、「デジモンアドベンチャー」の本編をちょっとだけ見てみていかがでしたか?
そもそも、情報解禁前にキャスター役でやってもらえないかという話を聞いた時に、手が震えましたね。まず、リメイクされるのも感動しましたし、その世界に、自分が時を経て、入れるんだという感動がいまだに胸が踊っております。
――デジモンの魅力は?
まずは、やっぱり最初に挙がるのは、人間、子供たちとデジモンの絆、友情ですよね。あと少年心をくすぐるモンスター。かっこいいですし、バトルもテンション上がりますし、20年前の僕は常にデジモンで興奮していましたね。
――最初の『デジモンアドベンチャー』の舞台はお台場でしたが、生田さんの職場もお台場ですね。
当時、デジモンを見てた時は、お台場のことを知らなかったので、今回、この仕事をいただく前に、改めて見返したんですけど、がっつりお台場でしたので、ちょっと不思議な気持ちでしたね。(劇中に出てくるのが)お台場小学校の子供達ですし、すごく親近感が湧くと言うか、大人になって改めて見返して感動しました。
――この新作のデジモンに対して気になるところや期待しているところは?
20年前のデジタルの捉え方とはやっぱり現代というのは違ってくると思いますので、そのデジタルがどのようにこの現代でこの新しいアニメで描かれているのか非常に私自身も楽しみにしております。
生田アナは1話だけでなくシリーズ通じての登場が決定。デジモンによって引き起こされる様々な現実世界の事件を、劇中のニュースキャスターとして伝える役で不定期レギュラーとして出演する。
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新しい『デジモンアドベンチャー:』1999年当時とは違い、インターネットが発達した2020年が舞台。
様々な「デジタルクライシス」を盛り込んだストーリーで、現実世界とのリンクを強め、旧作よりもリアリティと緊迫感があり、大人も子供も楽しめるような現代性を強めた作風に生まれ変わっているという。
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21年前とは違ったシチュエーションでの八神太一とアグモンの出会いが描かれるようだ。
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<櫻田博之 プロデューサー コメント>
まったく新たな作品として『デジモンアドベンチャー』を作ることになりまし
た。20年前の第1作は『原点』として大切にしつつ、現代の視聴者に向けた作品
作りをします。太一たち少年少女とアグモンたちパートナーデジモンたちの冒険
を、より迫力あるモンスターアクションと現代にマッチしたスリリングなストー
リーでお見せしようと思います。
少年少女たちとデジモンたちの冒険が新たに始まりますので、ぜひワクワクし
て観てください。
<三塚雅人監督 コメント>
強大な怪物(モンスター)強い者同士の力と力がぶつかりあい、「進化」によって激しさを増していく戦い。そして日常を蝕む謎の現象に挑む勇気ある子供達の旅。この二つを軸にした熱い物語を描いてゆきます。