中川翔子「痩せるより体型キープが難しい」美ボディの秘密“ステルス筋トレ”とは？

めざましmedia編集部

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中川翔子さんが芸能生活20周年を記念した写真集「ミラクルミライ」（講談社）が、発売から1ヵ月が経っても好調な売り上げを見せています。

【写真】美尻ショットも！中川翔子写真集「ミラクルミライ」

そこで、フジテレビュー!!では、「生きた証を残したい」とNGナシの決意で挑んだ写真集発売への思い、惜しげもなく披露した“美ボディ”の作り方や美肌の秘訣、そして変化してきたという“マインド”について話を聞きました。

「バスローブを取った瞬間にモヤモヤが吹き飛んだ」

中川翔子「痩せるより体型キープが難しい」美ボディの秘密“ステルス筋トレ”とは？_bodies

――「ミラクルミライ」は発売1日で重版がかかり、今なお人気を集めているそうですが、この反響をどう思っていますか？

本当にミラクルな未来が起きまくった20周年だなと思っています。写真集の撮影は、これまでのすべての結晶、生きた証として悔いが残らないものにしたいという覚悟で挑みました。男女問わず、すごく反響をいただけて、昨日も焼肉を食べに行ったらそこの店長さんが「写真集おめでとう」って言ってデザートを出してくれました（笑）。

この写真集は、昨年YouTubeチャンネルの水着動画（※）がバズッたことがきっかけでしたが、初めて会う方は大体「水着の動画見ました」って言ってくれるので、人生変わりましたね（笑）。見て応援してくださったみなさんに起こしていただいた奇跡でもあると思っています。

※YouTubeチャンネル・中川翔子の「ヲ」で2021年8月に公開された動画「100億年ぶりの水着…。恥ずかし過ぎて泣きそう…。」は驚異の1280万回再生を突破（2022年7月現在）

――セクシーな水着、艶やかなドレス、プライベート感満載のランジェリー姿などがたっぷり収録されていますが、なかでも、ご自身のお気に入りは？

もうすべてのカットがお気に入りです！黒のランジェリーやドレスなんて、自分に自信がなくて自己肯定感が低かったので、これまでは「こういう大人っぽさは似合わない」と決めつけてきたんです。10年前だったら選ばなかったと思います。

写真は中村和孝さんに撮っていただいたのですが、指導していただいた座り方や足の伸ばし方、腰の角度でこんなにもスタイルって違って見えるんだって驚きました。つま先立ちで足を長くきれいに見せる方法も教わって、自分のコンプレックスがどこかに行っちゃう感じでしたね。

撮影初日に水着の上に羽織っているバスタオルを脱ぐのに勇気がいったんですけれど、バッ！てバスローブを取った瞬間、そして和孝さんに撮ってもらった写真を見た瞬間に、いろいろなモヤモヤが吹き飛びました。

私はどうやら本番に強いみたいで、コンサートの前も「誰も来なかったらどうしよう、怖い」っていつも落ち込んじゃうんですけれど、いざ始まっちゃうと「イエーイ！」ってなるみたいな。

撮影中に、「あぁ、人生いろいろあったけれど本当に良かったな」と走馬灯のようなものを感じる瞬間もありました（笑）。

――女性からの反響も多いそうですが、女性目線で見て、どのような写真集だと感じていますか？

私が“中川翔子”でないとして、この写真集を見たら「ダイエットのモチベーションにしたい」と思う1冊になっていると思います。

イベントに来たり、応援してくれる方の半分以上が女性だったりするので、同年代の方に「一緒にがんばりたい」という気持ちが伝わるといいなと思っています。自分的にも「この状態をキープしたい」と思えるような1冊になりました。

お尻には「足上げ」美肌には「美容液重ね塗り＆パック」

――昨年8月のYouTubeでの水着公開から、今年6月の写真集発売まで短い期間でした。ボディメイクで苦労はありましたか？

時間がなかったので、“ながら筋トレ”をしていました。こうしてインタビューを受けている今も「床に足をつけずにつま先立ち」をして足に力を入れています。“椅子に座っている風”に見えて、実は「腕だけで体を支えている」とか。日々の暮らしの中で気づかれないように、“ステルス筋トレ”をやっていました。

ストイックなことができないから、ジム通いも何度も挫折していて。だからこそ、自分に合った方法を毎日探しています。半身浴は44℃で沸かしてから足し水をすると汗が1番早く出る、「エプソムソルト」を入れるといい、炭酸水にりんご酢を入れてお風呂のお供にするといいとか、無理せずにできるものが多いです。

――30代になってくると代謝も変わるし、単に体重だけの問題ではなくなりますよね。

そうですね、痩せるよりも体型をキープするほうが難しいと思います。もう呼吸をしているだけで太っちゃう、なんて気がすることもあります（笑）。それに、忙しかったりバタバタしていると、ストレスも溜まって食べ過ぎたりして。1日で1.5キロ太っちゃうくらい、全然食べちゃうんですよ。

そんな私には、毎日ちょっとずつ“ながらトレーニング”をやるほうが、合っていたような気がします。“ながらトレーニング”は良くない、とも言われますが、自分には効果があったかな、と。今も、YouTubeを見ながら、腹筋ローラーやプランクをやっています。

それと最近、床に置いて乗ると揺れる「ブルブルマシン」を買いまして、お高いものではないですが、十分強力で。そこに立って体幹を鍛えたり、その上でプランクをしたりしますね。

――お尻の形がとてもきれいですが、どのような鍛え方をされたのでしょうか？座る生活が続くと、中川さんのような丸い形にならないと思います。

ずっと座っているとお尻って四角くなってきちゃいそうですよね（笑）。お尻には主に「足上げ」をしました。横や後ろに蹴り上げて、「効いているな」と感じる動かし方をすることですね。「ドラゴンボール」で亀仙人がテレビで見てやっていたエアロビの動きは「やっぱり効くな」と思いました（笑）。

――肌の質感の美しさも目を引きます。美肌のこだわりを教えてください。

20代の頃は徹夜をしてもリカバリーが早くて、お肌もきれいなままでいてくれましたが、30代に入るとダメージが如実じゃないですか。ダメージを残さないために、アイテムをいろいろ組み合わせてみるとか、ちゃんと効くものを探すということが「めんどくさい」ではなくて「楽しい」に変わってきたんですよね。

最近自分に合っているなと思ったのは、「CICAパック」という、いっぱい入っているフェイスパックです。毎日絶対に使用しています。あと、使いきれなくて残っている美容液が何本もあるので、それをビュッフェ感覚で5種類ぐらい適当に手に取って、パックの前に重ね塗りしています。

パックを抑えて浸透させるマスク型の美容家電も使用しています。スケキヨ（映画「犬神家の一族」の登場人物）みたいになる見た目に一目惚れして買ったんですけれど、それをやりだしてからお肌が柔らかい感じがします。「電気バリブラシ」も使い始めましたが、やっぱりいいんだなと思っています。

ボディメイクも美容も、結構“物”に頼っています。自分に合っていると思うものを発見するとうれしいですね。

「“変わらないね”ってめちゃくちゃうれしい言葉」

――写真集を見た方の感想が熱いですね、「今が1番美しい」という声がとても多いようです。

めっちゃうれしいです！何かをするにあたり「何歳だから」って年齢でセーブされるのはくだらない、1番意味がないことですよね。自分の中で、大人としてちゃんとしようというのはいいけれど、人に言われると「うるさいなぁ」って思いますよね（笑）。

いろいろ素敵な方々にお会いしても思いますが、「若々しいな、変わらないな」って思わせるのって、スキンケアもそうですけれども、スタイルキープが大切なんですよね。だから今回、「デビュー当時の体重に落とそう」ってすごく思いました。「変わらないね」ってめちゃくちゃうれしい言葉です。

――20周年を迎えて、マインドの変化はありますか？

ちょっと気を抜くとすぐ「まあいいか」って思っちゃうところがあるんですけれども、いい意味での「まあいいか」にしたいですね。大変なことが起きたときに「ドラゴンボール」の孫悟空みたいに強いマインドで流すのはいいですけれど、「ちょっと太っちゃった、まあいいか」みたいなのは、積み重ねたらダメだってすごく思っています。