京本大我、滝沢秀明に恩返しを誓う「いろいろなチャンスをもらい、経験させてもらった」
京本大我さん(SixTONES)が主演を務めるオリジナルミュージカル「流星の音色」の製作発表記者会見が、7月16日に行われ、京本さん、真彩希帆さん、内海光司さん、新妻聖子さんが出席しました。
本作は、滝沢秀明さんがオリジナルミュージカルの初演出に挑む、藤井清美さんの脚本による完全書き下ろし新作。幻想的な世界観の中、1年に一度だけ橋が架かる2つの星を舞台に、恋と悲劇が描かれます。
京本さんは、本作のために書き下ろしたメインテーマ曲を含め、多くの楽曲を手掛け、音楽家としても物語を盛り上げます。
京本大我、共演の内海光司に感謝「僕だけだと、とんでもないことになっていた」
内海さんは、今回、初共演となる京本さんの印象を聞かれ、「大我くんが出ている、ステージやコンサートは何度か見させていただいたことがあるんです。キラキラしたアイドルですね!」と表現。
一方の京本さんは、「内海さんと本格的にご一緒させていただいたのは、初めてだったので、稽古に入るまで、『どういう方なんだろう…』と緊張していました。でも、めちゃくちゃムードメーカーで、現場を明るくしてくださる方でした。この舞台には、後輩が2人出演しているんですけど、その後輩にも気さくに話しかけてくれていて…。僕だけだと、とんでもないことになっていた。助けられています」と感謝しました。
また、内海さんは、京本さんの父親役を演じることについて、「大我くんと、共演をするずっとずっと前の話なんですけど、京本政樹さんの舞台を見に行かせていただいて、楽屋でお話をさせていただいて、『うちの大我を頼むね』って言われたんです。その時は『接点ないしな…』と思っていたんですけど、こうして時を超えて、大我くんと共演させていただいて、不思議な縁を感じます」としみじみ。
演出の滝沢さんについて聞かれた、京本さんは、「滝沢くんの半生を描く『One!-the history of Tackey-』という作品で、滝沢くんの少年期役をやらせていただいたのが、僕の初舞台だったんです。そこから、『滝沢演舞城』、『滝沢歌舞伎』と、約7年に渡り出演させていただく機会をもらいました。そこでは、女形だったり、時代劇の役、歌唱するシーンなど、いろいろなチャンスをもらい、経験をさせていただきました。滝沢くんには感謝しかないです」と。
続けて、「僕もいつか滝沢くんに『恩返し』と言ったら早いかもしれませんが…。新橋演舞場で、自分が座長として帰ってこれたらと、ぼんやりと夢を描いていたら、滝沢くんの演出で舞台に立たせていただける機会をいただき、光栄ですし、ビックリしています。滝沢くんの演出力は、『少年たち』などのほかの作品で知っています。今回の稽古場でも、信頼感や安心感があります」とほほ笑みました。
あらすじ
海の星の王子・リーパ(京本大我)は偉大な父・サルム(内海光司)より王位継承を告げられ、逃れられない運命と責任に不安を覚え葛藤していた。
一方、内気で気弱な山の星の王女・シルウァ(真彩希帆)もまた、歌で星の平和を守る使命を全うする自信がなく思い悩んでいた。彼女は恋に憧れ、小説に描かれる燃えるような恋心を夢見ていた。
しかし、母・フローラーリア(新妻聖子)から「幸せのためには甘い恋に憧れてはいけない」と言い聞かされており、恋をすることを諦めていたのだった。
そんなある時、いつものように恋愛小説を読んでいたシルウァの目の前に眩い光が満ち、遠く離れた星に住むリーパの歌声を耳にする。その歌声に合わせて、無意識に竪琴を弾き、声を合わすシルウァ。
互いの歌声と演奏に惹かれた2人は顔も知らぬまま会う約束を交わすが…。
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