7月25日放送の『ネプリーグ』に登場した、“うんちく”や“豆知識”をおさらいします。

冷やし中華にマヨネーズをかける人の割合を予想する問題では、地理担当の村瀬哲史先生が「冷やし中華+マヨネーズ」の組み合わせを生み出したお店について教えてくれました。

冷やし中華にマヨネーズをトッピングする人の割合が特に高いのは、愛知県、三重県、岐阜県の東海三県だと言われています。

それは、東海地方を中心に展開するラーメンチェーン店「スガキヤ」の影響。かつて「スガキヤ」で夏の商品を検討した際に、ラーメンスープにマヨネーズを溶いて冷やしたものを「冷やしラーメン」として提供することになりました。

その後、スープの量を減らして今のような形になり、マヨネーズは添えて提供するように。「スガキヤ」でマヨネーズ付き冷やし中華が販売されるようになったのは、1960年代後半のことだったそうです。

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で詠まれているのは、何蝉?

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という俳句に関する問題では、林修先生が解説を加えてくれました。この句で読まれている「セミ」の種類は何か、知っていますか?

この俳句は、松尾芭蕉が山形県の立石寺で詠んだと言われていますが、ここに登場するセミの種類を巡って、2人の文学者が大論争を繰り広げました。

歌人の斎藤茂吉の主張は、アブラゼミ。一方、夏目漱石の弟子の小宮豊隆は、ニイニイゼミだと反論したといいます。

最終的に、斎藤茂吉が現地を調査し、芭蕉が句を詠んだ時期にはアブラゼミは鳴いていなかったことが判明。斎藤茂吉がニイニイゼミ説を受け入れ、句に登場する蝉は「ニイニイゼミ」だと考えられるようになりました。

「アンニュイ」の本来の意味は?

林先生は、「アンニュイ」の本来の意味も教えてくれました。

「アンニュイ」のもともとの意味は、「倦怠」「気だるい」。日本では「アンニュイな女性」というように「ミステリアス」「神秘的」というニュアンスでも使われていますが、これは日本でしか使われない意味なので覚えておきたいですね。

7月25日(月)放送の『ネプリーグ』では、波瑠さん率いる「月10『魔法のリノベ』チーム」とマヂカルラブリーら「売れっ子芸人チーム」が、熱いバトルを繰り広げました。