「細かすぎて伝わらないモノマネ～」がきっかけで世界進出！イルカの求愛が海外でも大人気

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石橋貴明がゲストとともに、さまざまなテーマを掘り下げるフジテレビ『石橋貴明のたいむとんねる』。

2月17日（月）は、山崎弘也をゲストに、海老原優香フジテレビアナウンサーと「世界を驚かせた日本人ゴットタレント大集合!!」を放送した。

『ゴット・タレント』とは、アメリカやイギリス、中国など世界各国で放送されているオーディション番組。厳しい戦いを勝ち抜いた一流のパフォーマーたちがしのぎを削り、優勝者には多額の賞金が用意されている夢のエンターテインメントショーだ。

過去にはスーザン・ボイルやポール・ポッツを輩出し、昨年はゆりやんレトリィバァが出場したことでも話題になった。

石橋：なんかすごいね、優勝すると1億円もらえるって？

山崎：そうなんです。

石橋：そんな番組あるんだね。

山崎：やっぱり羽振りがいいですわね。

海老原：海外は違います。

山崎：結局、ドルなんです（笑）。その中で活躍した日本人の方が…。

海老原：そう、今日、来てくださると。

石橋：スタジオに…？

山崎：はい。外に来られても困るでしょ、逆に。

石橋：…スタジオに…？

山崎：（ハッと気づき）くるぅ～～～！

石橋のフリに山崎が全く気付かないハプニングがありつつ、世界各国の『ゴット・タレント』に出演し、世界を驚がくさせた日本人パフォーマー7組が登場して、ハイレベルなパフォーマンスを披露した。

まずは、2013年の『アメリカズ・ゴット・タレント』に出場し、日本人として初のチャンピオンになった蛯名健一が映像とダンスを融合させた圧巻のパフォーマンス「RoboMatrix」を披露。

チャンピオンとなって約1億円の賞金を得たが、妻の助言で分割して少しずつもらっているそう。「一括でもらうと（税金等で入金額が）だいぶ少なくなる」そうだ。

カラオケパブで生まれたタンバリン芸で『アジアズ・ゴット・タレント』に出場したGONZOは「ゴッドフィンガー2020」と題し、そのパフォーマンスを披露。タンバリン一筋、タンバリン歴13年というGONZOは、昨年、イギリスとアメリカの『ゴット・タレント』にも立て続けに出場しその人気は世界的なものに。

海老原アナも「表情がたまらない」とはまった様子だった。山崎が「僕にもできそう」と“ZAKIZO”としてタンバリンを鳴らし始めると「僕より面白いのやめてください！（僕には）それ（タンバリン）しかないんですから！」とGONZOが慌てる一幕も。

おなかを使った音モノマネで人気のゆんぼだんぷ（カシューナッツ、藤原大輔）は、「まるで鏡のような水面に雨の雫が一滴落ちる音」「スコットランドの雄大な自然の中熟成された芳醇なスコッチウイスキーの栓をようやく開けられる音」「イルカの求愛」を披露した。

石橋：何年前？あれは？

カシューナッツ：お久しぶりです。5年前の「～細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」*でチャンピオンにならせていただいて。

石橋：うん。

カシューナッツ：その時の収録で「彼ら世界に通じるんじゃないの？」って言ってもらって、そこから僕ら（世界を）目指し始めたんですよ。

山崎：「細かすぎて」が、背中を押してくれた？

藤原：はい。

カシューナッツ：それがなかったら、僕ら世界目指してなかったんです。

＊『とんねるずのみなさんのおかげでした』内のコーナー「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」

石橋の番組がきっかけで世界を目指し、アジア、アメリカ、フランス、ドイツの『ゴット・タレント』に出場してきたと語り、中でも「イルカの求愛」は「歓声がすごすぎて音楽（BGM）が聞こえなかったほど」大うけした、と振り返っていた。

2018年『フランス・ゴット・タレント』に出演したウエスPは「ストッキングでテーブルクロス引き」「胸にテーブルを出現させてテーブルクロス引き」「危険なテーブルクロス引き」「ドローンを使ったテーブルクロス引き」を披露。

番組出演で注目され、フランスの大手家具メーカーのCMに起用されているウエスPは「契約上、日本の家具メーカーのCM（のオファーを）いただいても出られない」と苦しい胸の内（！？）を明かした。

そのほかにも、ジャグリングで使う中国ゴマ“ディアボロ”と映像を融合させた新時代のディアボロアーティスト・望月ゆうさく、現実と映像の区別がつかなくなり観客が「一体何人いるの？」と混乱する近未来パフォーマンスを繰り広げる白A（しろえー）、人間離れした動きで観る者を魅了するダンスパフォーマンス集団・タイムマシーンが登場し、石橋は「日本人は素晴らしい！」と絶賛。

ずらりと並んだ出場者たちに山崎も「このメンバーでのコラボ見たい！」と提案する。「タイムマシンの（パフォーマンスで使用した）台の上にウエスPが寝てるとかね、白Aでもいいですね」と山崎が言えば、ウエスPもその気になって「お願いします」と頭を下げ、コラボレーション企画は「ウエスPの取り合いか！？」というところで番組は終了した。