大地真央さん演じる、名古屋出身の毒舌スーパーレディ・中島ハルコが帰ってきます。
2021年に放送された、オトナの土ドラ『最高のオバハン 中島ハルコ』第2弾の放送が決定。
今回は、さらにパワーアップして、土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』(東海テレビ・フジテレビ系)として放送されます。
アラ還名古屋マダム&39歳崖っぷち女子の最強バディ再び!
中島ハルコ(大地)は、アラ還バツ2の敏腕美容外科医。生粋の名古屋人であり、無駄なことが大嫌い。忖度のない毒舌で、出会った人間の無駄なプライドや悩みを「くよくよ悩むのは時間の無駄!つまり本来稼げるはずのお金の無駄なのよ!」と、ばっさばっさと斬り倒します。
そんなハルコに翻弄されつつ成長していくアラフォー女子・菊池いづみ役の、松本まりかさんも続投。今回は、ちょっとだけ大地ハルコに反旗を翻すかも!?
ハルコの“助さん格さん”である合田雅吏さん、蕨野友也さん、いづみの上司である今野浩喜さんも再集結し、“令和の水戸黄門”こと“チームハルコ”が、世の中の悩みや不正をぶった斬っていきます。
今回の舞台は、岐阜。絶滅危機にある伝統文化を守るべく、悪徳政治家や諦めている老人、無知な若者たちを相手に、チームハルコが大暴れします。
林真理子さん原作の小説「最高のオバハン」シリーズ(文春文庫刊)を、『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日)など話題作多数の西荻弓絵さんが大胆にアレンジ。
『最高のオバハン中島ハルコ』は、10月8日(土)スタート!毎週土曜23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
<役どころ紹介>
中島ハルコ(61)…大地真央
名古屋生まれ、名古屋育ちのお嬢様。東京で美容外科ハルコクリニックを成功させた敏腕経営者。
顔が広く、政財界どんなところにもハルコの知り合いがいる豪傑。人当たりは最悪。口を開けば、自慢話か毒舌か。上からズケズケとモノを言い、人の弱点を看破し、容赦なく傷をえぐる。
なのに憎めず、むしろ不思議と痛快なのは、それが真実だから。1年前、グルメ雑誌編集者のいづみと出会い、その甘い考え方に喝を入れてきたが、年の離れた友情のようなものも感じている。
<大地真央 コメント>
第2弾のお話をいただいたときは、率直にうれしかったです。周りの方々からも「またハルコさんが見たい」とのお声をたくさんいただいていたので。
今回の舞台は岐阜県ということで、各地の伝統文化が登場します。岐阜市長良川の鵜飼いは、初めて拝見しましたが、夕闇のなか、かがり火が水面に映ってとても綺麗でどこか懐かしさも感じましたし、鵜匠の方々のいで立ちや鵜との関係性もとても素敵で感動しました。
刃物で知られる関市では、真剣にも触れ、刀のパワーを感じました。ほかにも岐阜の魅力がたくさん詰まっている作品です。
ハルコさんは、なかなか人は言わないようなことを、それもズバっと言いますが、そこには情熱がいっぱいあるからなんです。
今の時代、「触らぬ神に~」ということわざのように、他人にはかかわらないことの方が多いのではと思いますが、ハルコさんはお節介なくらい黙ってはいられないし、また多方面から頼られる存在。正義感があるからこそ、妥協しないんです。
ハルコさんを演じるには、体力も気力も喉も色々と大変ですけれども、第1弾よりもさらにオバハン度をパワーアップして、スカッとするハルコさんをお届けしたいと思っています。
チームワークが良くて、いい雰囲気の現場で、いづみ役のまりかちゃんとも、確実にいいコンビネーションができあがっています。
毎日撮影で大変ですが、終わってから「今日も楽しかったです」「楽しかったね」など LINE でやりとりすることもありますし、チーム全体が、2作目でさらに信頼感が増しているように感じます。
この現場のいい空気感をそのまま、見てくださる方に届けられたらうれしいですし、ハルコさんから「パワーをもらった」「明日の活力源になった」と笑顔になっていただきたいですね。
ぜひ、ご覧ください。
菊池いづみ(39)…松本まりか
弱小出版社に勤務する、グルメ雑誌の編集者兼ライター。
根っからのダメンズ女子で10年ものの不倫を抱えていたが、ハルコとの出会いで不毛な関係をすっぱり断ち切ることができ、以来、ハルコに舎弟のように扱われているが、実はハルコの扱いが誰よりもうまい女性でもある。
常識を度外視したハルコの嵐のようなエネルギーに翻弄されながらも、いづみはいづみなりに、自分のスタンスを貫く強さも持ち始めている。
メタバースで知り合った人物に恋をしている。だが、実際に会ったことはまだなく、男か女かも不明で…。
<松本まりか コメント>
第2弾のお話をいただいたとき、またあのチームのみんなと会えるんだということがうれしかったです。本当に和気あいあいとした現場で楽しかった記憶しかなかったので。
何より「大地さんとまたご一緒できる!」ということが、すごくうれしかったです。それもこれも、第1弾が、ファンのみなさまに支持された作品だったからだと思いますし、そんなみなさまの気持ちも感じて身が引き締まる思いとともに、素直にありがたいなと思いました。
第2弾のいづみは、振り回されるだけじゃありません。パワーアップしたハルコさんに負けないように、ちょっとだけ言い返したりもしています。第1弾で、ハルコさんから教えてもらったことがいづみの血肉になっている感覚です。
そんないづみの成長した姿も楽しんでいただけたらと思います。でもすぐにハルコさんにガツーンとやられちゃいますが…。
大地さんとは阿吽の呼吸でかけ合いもできるようになってきたと感じていて、お芝居をしていて楽しくて楽しくて仕方ないです。そんな空気が視聴者の方にも届けられればうれしいです。
撮影で岐阜県に長期滞在させていただいているのですが、食事も美味しくて、お惣菜を買いに何度も何度も通うほどのお気に入りの和食店も見つけちゃいました。
自然だけでなく文化や伝統も大切にしている岐阜県の魅力を、ドラマでもあますところなくお届できればと思っています。
土曜の夜に、ハルコさんにバッサ、バッサと斬られて、爽快な1週間の終りにしていただければと思います。
とっても楽しいドラマになっていると思いますので、ぜひ楽しみに、待っていてください。
大谷将(おおたに・まさる/46)…合田雅吏
ハルコクリニックの事務長。チームハルコの格さん。
愛知県・三河地方の出身でハルコの執事的な役割を果たす。おおらかな性格でいつも笑顔を絶やさない。
恐妻家で愛妻家。1つ星レストランのシェフ並みの料理の腕は、家庭で培われた。
若杉慎之介(わかすぎ・しんのすけ/31)…蕨野友也
ハルコの秘書。チームハルコの助さん。
冷静沈着、データ収集と分析にたけた有能な秘書。探偵学校で修業した経験もあり、その情報収集能力がチームハルコを支えている。
普段、無表情だが時折、ちょっとズレたところも見せるギャップ萌え男子。
尾石初郎(おいし・ういろう)…今野浩喜
いづみが勤める食事の友社。「グルメシ!」編集長。
昭和感満載の編集長で、いつ仕事をしているのかわからない能天気な上司。最近は、ベーゴマや竹とんぼなど古き良き日本のおもちゃにはまっているらしい。
<ストーリー>
「美濃を制すれば天下を制す!」と織田信長が天下を目指した岐阜で、今、1000年の歴史を誇る伝統文化が悲鳴を上げていました。
関市の刀匠が後継者不足に悩んでいたり、長良川の鵜匠の家では息子の婚約者が鵜飼いが動物虐待だと騒ぎだしたり…ハルコのまわりに大小問わず、悩みを抱えた人間が集まってきます。「日本のへそが、今、私に助けを求めてるのよ!」。
一方、いづみはいづみで39歳がけっぷちのなか、オンラインゲームで知り合ったイケメンアバター“兼光”に恋をします。
まだ見ぬ愛しの“兼光”さまとまさかの刀匠宅でご対面!?しかも、まさかのアメリカ人のイケメン青年!?「まさか私のらんでぶーがこんな展開になるとは!」。
ハルコは岐阜を救えるのでしょうか。いづみのピュアな恋の行方は…。
さらに、悪徳政治家が岐阜の街を食い物にしようと舌なめずりをするなか、ハルコを凌駕する最大の敵まで登場し――。
<林真理子 コメント>
中島ハルコの前作がとても評判が良く、うれしく思っていました。意外だったのは、大地真央さんがこの役をとても気に入ってくださったことです。
大地さんといえば、美女の代名詞となる大スター。その方が、この自分勝手な図々しいおばさんを、とても楽しく演じてくださっているとは。
新シリーズでは、いづみの恋人?も登場します。私の原作では、デブの冴えないおっさんでハルコにいじめられますが、ドラマでは、どんな俳優さんが演じてくださるか、とても楽しみです。
中島ハルコを現代の水戸黄門とおっしゃる方もいますが、彼もいづみや大谷、若杉とともに、黄門さま御一行に加わるのかもしれませんね。
ハルコがどんなふうに世相を斬るのか、どんな冒険をするのか、今からワクワクしています。
「最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室」
「最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!」
林 真理子 「最高のオバハン」シリーズ(文春文庫刊)
コミカライズ
作・画 東村アキコ
「ハイパーミディ 中島ハルコ」(集英社)
原作:林真理子
(敬称略)