安田顕『PICU 小児集中治療室』に、実在の医師をモデルにした役どころで出演！

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吉沢亮さん主演、月9『PICU 小児集中治療室』に、安田顕さんが出演します。

10月期のフジテレビ月9ドラマとして、吉沢さん主演のメディカル・ヒューマンドラマ『PICU 小児集中治療室』（読み：ピーアイシーユー）が放送されます。

＜吉沢亮 10月期月9に初主演！初の医師役「未熟さ、葛藤などを丁寧に」＞

PICUとは、Pediatric Intensive Care Unitの略称で、小児専門の集中治療室のこと。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした、いわば“子どものためのICU”です。

今作の舞台は、北海道。広大ゆえ「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われるこの地で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎（しこた・たけしろう／吉沢亮）が先輩医師とともに、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描きます。

安田さんが演じるのは、武四郎が勤務する北海道の丘珠（おかだま）病院にPICUを新設するため、はるばる東京からやってくる小児科医・植野元（うえの・はじめ）。

安田さんの月9ドラマへの出演は、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』（2016年）第1話にゲスト出演して以来、6年半ぶり2回目のこと。

レギュラーキャストとしての月9出演は、今作が初めてとなります。

吉沢さんと共演した、北海道が舞台の連続テレビ小説『なつぞら』（2019年／NHK）も記憶に新しいところです。

安田さん演じる植野は、アメリカでPICU医の資格を取得し、帰国後、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニアという役どころ。

穏やかな口調で物腰は柔らかく、常に子どもの目線を忘れない、心やさしい小児科医です。

小児救急に携わり続け、ときに目を背けたくなるほどつらい現実や別れを幾度となく経験してきました。

未熟でまだ何も経験していない武四郎のことを、“しこちゃん先生”と愛着をもって呼び、根気強く指導します。

北海道に来るまでの間、全国各地に招喚されてはPICU開設に尽力。

地道な活動によりPICUは着実に日本全国へ広がりつつありますが、最後に立ちふさがったのが、広大な大地をもつ北海道でした。

陸路での搬送は、絶望的。険しい山を越えるには、ドクターヘリでは高度が持ちません。

そんな日本一広大な自然を相手に、植野が掲げた目標は「医療用ジェット機を運用する日本屈指のPICUを作る」という壮大なものでした。

しかし、立ち上がったばかりのPICUは、圧倒的な人材不足で急患を受け入れられる状態ではありませんでした。

“死”と無縁の世界で生きてきた武四郎は、急患対応の経験もなければ覚悟もなく…。

そんななか、稚内市の病院から「5歳の少女が転院先を探して、4時間も待機している」という衝撃の電話が入ります。

「私たちまだ準備が…」と、みなが困惑するなか「どんな状況のどんな子どもでも受け入れる」という植野の確固たる信念に従い、少女を受け入れることに。

発展途上にある真っさらな武四郎と、幾度となく“救えた命”と“救えなかった命”と向き合ってきた植野。

幼い命を守るため、二人は過酷な現実に立ち向かいます。

植野元というキャラクターは、日本のPICUのパイオニアの一人である埼玉県立小児医療センター小児救命救急センター長の植田育也医師をモデルにしています。

植田医師は、1991年に千葉大学医学部を卒業後、千葉大関連施設での小児科研修を経て、1994年から1998年にわたりアメリカ・オハイオ州のシンシナティ小児病院にて小児集中治療に従事。

帰国後、それまで臓器別に専門化されていた日本の小児医療体制のなかに、新たに救命治療に特化したPICUの分野を持ち込みました。

日本各地でPICU開設に尽力し、小児集中治療の基礎を築いた第一人者です。

長野県立こども病院、静岡県立こども病院のPICU設立、運営に携わった後、2016年に埼玉県立小児医療センターに小児救命救急センターを開設。

小児死亡率の課題と向き合い続け、今では多くの尊い命がPICUで救われています。

『PICU 小児集中治療室』は、10月スタート！毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。

――台本を読んだ印象は？

命のお話に、心うたれました。真剣に向き合わせていただきます。

――実在するPICU医をモデルにした役柄となりますが、役作りで意識していること、取り組もうとしていることはありますか？

植田先生が立ち上げた埼玉県立小児医療センターのPICUを見学した際、ご本人から、いろいろお話をうかがいました。

実際に、子どもたちの命と向き合う方々がいらっしゃることを忘れず、その思いが届けられるよう取り組みます。

――舞台は、安田さんの故郷・北海道です。北海道の魅力は？

どこにいても、夕暮れを見るたび、故郷の夕暮れをふと思い出します。

広大な大地と開拓精神、長い冬を乗り越える我慢強さとあたたかさは、自然の厳しさのなかで、今もこれからも脈々と受け継がれていると信じています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

どうか、多くの方に届くドラマになりますように。

公式HP：https://www.fujitv.co.jp/PICU/

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