「人生の最期がコーンフレークでええかも」ミルクボーイがケロッグの公式応援サポーターに就任

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2019年のM-1グランプリで優勝したミルクボーイの駒場孝と内海崇が、ケロッグ公式の応援サポーターに就任し、1月28日にその就任式が都内で行われた。

M-1グランプリで、ケロッグの商品「コーンフレーク」を題材にした漫才で、歴代最高得点を叩き出したミルクボーイ。その漫才がきっかけで、SNSを中心にコーンフレークが話題になり、ケロッグの公式アカウントが反応したツイートは、4万リツイートを超えた。

就任式では、まず2人の「コーンフレーク漫才」の内容を振り返る。「人生の最後はコーンフレークでええわけない」「パッケージに書かれている五角形がめちゃくちゃデカい」「生産者さんの顔が浮かばへん」「浮かんでくるのは腕を組んでいるトラの顔だけ」など、コーンフレークに対してかなり攻めた内容だった。

しかし、M-1グランプリの後、コーンフロスティ1年分を2人に贈るなど、ケロッグの懐の深さに、改めて感謝を示したミルクボーイ。内海は「あれで怒られてましたら、僕らは炎上して燃えカスになってます」と話し、ケロッグ公式アカウントのツイートのおかげで「僕らは変わった」と振り返った。

そして、ミルクボーイが漫才中「トラ」と呼んでいた、「トニー・ザ・タイガー」が登場し、トニーが身に着けている真紅のスカーフ授与。スカーフには2人それぞれの名前が刻まれていた。

さらに、日本ケロッグ合同会社の高崎工場長・松原剛氏が登場。漫才の中で「生産者さんの顔が浮かばへん」と話していたが、まさかの生産者ご本人と対面し、内海は「確かにこの顔は浮かばなかったですけど…」と、戸惑いの表情を見せ、2人は「すみません」と低姿勢。

この日特別に用意された、工場直送のコーンフロスティを2人に試食してもらう場面では、松原工場長が「高崎にある工場のラインから今回のために持ってきました」と説明すると、駒場は「ちょっと怒ってはります？」と恐縮しきりだった。

工場直送のコーンフロスティを試食した2人はがっつきながら「ほんまにうまい！」と唸り、人生最後のご飯にできるか、と尋ねられ「食べられます！」と力強く宣言した。

パッケージに描かれているのは五角形ではなく十角形。トニー・ザ・タイガーが描かれているのは「コーンフレーク」ではなく「コーンフロスティ」などの指摘を受け、ミルクボーイは、ケロッグ公式応援サポーター就任後初めての「コーンフレーク漫才」を披露した。

「人生の最後がコーンフレークでええわけないもんね。って言いましたけど、改めて食べたら、人生の最後がコーンフレークでええかもしれへんよ。コーンフレークは栄養満点やから、寿命も伸びるかもしれへんしね」など、絶妙にまろやかになった内海のツッコミに、会場が笑いに包まれた。