高橋一生と蒼井優が夫婦役で、「リリィ・シュシュのすべて」以来、19年ぶりに共演を果たした映画「ロマンスドール」。1月24日の公開直前の13日、東京都内で試写会イベントが行われ、高橋と蒼井の2人が登場した。

事前に観客から募集した質問にくじ引き形式で答えていくコーナーで、「私は結婚したいけど、人生を共にするのが少し怖いです。お2人は今回の『ロマンスドール』に出演して、結婚に対して意識は変わりましたか?」という質問に、39歳の高橋は「結婚できるかなという恐怖はありますよ。むしろ逆にこのくらいの歳になってくると、孤独ですよ本当に」と、結婚に対する焦りを滲ませながら、会場が真剣に耳を傾けているのを見て、「全然笑ってくれないや。切実だったのかな。今の言い方が」と苦笑い。

2019年6月に南海キャンディーズの山里亮太と結婚した蒼井は、「私も(結婚は)しないものだと思っていたので、考えてもいなかったんですけど、うっかりできて…。うっかり?」と自身の結婚について振り返った。

さらに、蒼井は「それこそ私も結婚に対してなんとなくイメージしていた、男性と女性が出会って添い遂げるということよりも、添い遂げるのが当たり前になるというか、“結婚”というよりも、“家族になる”という感覚だったかな」と独自の結婚観を披露。

「(結婚は人生の)車線変更という感じ」「大きく(人生の)道が変わるとかでもない感じでした」と、結婚しても自身の進む方向性は変わらないと話した。

これに対して、高橋が「すごくいい言葉」「車線変更したい」と結婚に対して意欲を見せると、蒼井は「応援しています」とエールを送った。