大谷翔平、渋野日向子らを撮る秘訣は?スポーツフォトグラファー・南しずかの“7つのルール”
10月4日(火)放送『セブンルール』
談笑するイチロー選手と大谷翔平選手、渋野日向子選手の全英制覇など、超一流アスリートたちの歴史的瞬間を10年以上にわたり撮影し続けるスポーツフォトグラファーの南しずかさんに密着しました。
南さんは、日本を拠点に常に世界中を飛び回っており、アメリカの有名写真誌では年間大賞を受賞するなど高い評価を受けています。
その活動は写真だけでなく、選手に直接インタビューしたり、スポーツ総合雑誌「Number」でコラム連載するなど、多岐にわたります。
番組では、南さんの撮影へのこだわりやプライベートでのルールに迫りました。
躍動するアスリートの一瞬を切り取り、その魅力を伝える、スポーツフォトグラファー・南しずかさんの“セブンルール”とは?
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ルール①:顔の見える角度から撮る
この日、南さんが向かったのは、KPMG全米女子プロゴルフ選手権。出場する5人の日本人選手を狙います。選手のスタート時間はバラバラのため、臨機応変に被写体を決めるといいます。
番組スタッフからの「狙いが外れることもあるのか」との質問に「あります。頑張るしかないです」と噛みしめるように答えた南さん。
そして、カメラで撮影したデータをすぐさま自分のスマホに転送。さらにそれを、メールやLINEで媒体の編集者に送信するそう。
こうすることで、南さんの撮った写真は、WEB速報としてほぼリアルタイムでゴルフファンの元へ送られます。
また、選手の表情を狙う南さんは、選手にとって重要な局面であっても、表情が見えなければそこをスルーし、他のカメラマンとは離れた場所で待ち受けることもあります。
南さんは「アスリートとファンを繋ぐ役割になるので、負けて悔しいとか泣いてるとか、本人にとって撮られたくない場面も『(写真から)ストーリーを伝える』という意味では(撮らなければならないと)、すごく考える部分ですね」と語り、表情が撮れないときは諦め、次に打つタイミングを狙うそうです。
スタジオでは、ゲストの蛙亭・イワクラさんが「応援ができないため、スポーツはあまり見ない」と言い、その理由について「『自分が頑張ってもいないのに、誰が応援してんねん』って思っちゃう」と明かしました。
尾崎世界観さんが「スポーツが好きな芸人さんは多いんですか?」と聞くと、イワクラさんは「はい。楽屋でサッカーの試合を見て『いけーっ!』と応援してるんですけど、『いや、お前らも頑張れよ』って思うんです」と答えました。
ルール②:自分から被写体に話しかけない
昨年9月、南さんは女子ゴルフ撮影のためにアメリカへ出張しました。
出産後、初めての海外ツアーに参戦した横峯さくら選手を取材し、練習初日の様子を撮影します。
南さんは、横峯さんと10年来の付き合いがあるものの、シャッターを切るときは話しかけたり指示はせず、自然に生まれた横峯さんの表情を切り取ります。
ルール③:他力本願で撮る
南さんには、アスリート以外に「祭りを撮る」という仕事もあり、この日は、秋田県男鹿市の各集落のなまはげが一堂に会する、東北地方を代表する祭り「なまはげ柴灯まつり」の会場を訪れました。
2002年に、写真を学ぶために渡ったニューヨークの地で、南さんの不安を紛らわせてくれたのが祭りだったそうで、トリニダード・トバゴのカーニバルを撮影に行った際に、夜中じゅう音が鳴り響いていたり、参加者がコスチュームを着て楽しそうにしている様子に衝撃を受け、無我夢中で写真を撮ったといいます。
それを機に、世界各国のユニークな祭りを撮影し、現在もスポーツ写真とは別のライフワークとして撮影を続けています。
撮影するジャンルについて「スポーツだったりとかお祭りとかっていうのは、自分がコントロールできることじゃなく、他力本願なんですよ。結構それはいいなって思ってて」と、その魅力を説明。
さらに「私の撮るものって動きが速いので『カメラ頑張って』というところで、ちょっと他力本願です」と明かしました。
ルール④:出張前は冷蔵庫を空っぽにする
都内の自宅は、「カメラの練習をする際に色が反射しないように」と遮光カーテンにしたり、基本的に色がないものを揃えています。
海外での生活も多いため冷蔵庫は、空っぽに近い状態にしてあり、出張前には空っぽにします。
南さんは、使い切れるように考えて買い物をするが好きなようで「すごく楽しいです」と笑顔を見せました。
ルール⑤:休日はゴルフ1ラウンド分歩く
休日は、日本にいても海外にいても、6キロから10キロの距離を歩くという南さん。
その理由について「ジムでマシンを使って歩くのが苦手で。髪を切りに行くとか、誰かとご飯を食べに行くといった目的があるところにも歩いていくことが多いですね。ゴルフ場1ラウンド分の仕事量くらいですかね」と語りました。
ルール⑥:プライベートでは写真を撮らない
南さんは、あらゆる文化が集まり、さまざまな風景に巡り合うニューヨークを歩いていても、特に写真は撮りません。
あくまで「スポーツやお祭りで動いている人を撮るのが好き」だそうで、それ以外の風景などは滅多に撮らないといいます。
また、自身の誕生会で周りの多くの人が写真を撮る中でも構えることなく、そのときの喜びを噛み締めます。
ルール⑦:写真は「Give & Take」
この日は、南さんが企画したという「コロナ禍になって部活生たちが、どういう思いで学生生活を送っているか」を取材するため、学生たちを撮影。
コロナ禍にあって満足に活動できなかった若者たちの「いま」にスポットライトを当てたこの企画を、南さんは無償で請け負いました。
南さんは「『写真を撮る』って英語で『Take a picture』っていうんですけど、『Take』が取るという意味なので、自然に『Give』(与える)必要があるなと思って」と語り、「カメラマンとして、何かGiveできる場面があるんだったら、どんどんGiveできたらいいなと思っています」と伝えました。
スタジオでは、本谷有希子さんが「アスリートたちから影響を受けているのか、南さんがアスリートに見えてくる。すごくストイックだろうし」と感想を伝えると、YOUさんも「アスリートっぽいよね」と相槌を打ちました。
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「ギョーザで宮崎を盛り上げる」ぎょうざ協議会会長に密着
10月11日(火)の放送では、「宮崎市ぎょうざ協議会」会長・渡辺愛香さんに密着。
ギョーザ大国の宇都宮・浜松の牙城を20年ぶりに切り崩し、宮崎のぎょうざの支出金額日本一の称号をもたらした彼女。そこには、「ぎょうざで宮崎を盛り上げる」という確固たる決意と、それを支える家族の姿がありました。宮崎ぎょうざブームの火付け役、「宮崎市ぎょうざ協議会」会長・渡辺愛香さんの7つのルールとは?
番組公式HP:https://www.ktv.jp/7rules/
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