俳優の松岡広大が、「松岡広大2020年カレンダー」発売記念イベントを12月29日(日)に東京・渋谷にて開催した。

今回のカレンダーは全編ニューヨークにて、私服、ノーメイクで撮影され、素の松岡が詰まった意欲作となっている。

カレンダーの出来栄えについて、松岡は「コンセプトが素の自分を見せるというもので、一枚一枚自分で見ても、個性がにじみ出ているものになっていると思います。細かいところまで見ていただいて、楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。

撮影場所をニューヨークにした理由は、2020年にブロードウェイミュージカル「NEWSIES」(5月上演)への出演が決まっていることも一因だったと言い、本場のミュージカルを勉強したり、エンターテインメントに触れたかったと説明。

お気に入りのカットは、表紙とブルックリンブリッジで撮ったもので、表紙については「肩の力を抜いて撮れた写真」と紹介。ブルックリンブリッジの方は、2年前の20歳のときに訪れたニューヨークのときと、今の自分との違いを感じたからと言い「年々顔が変わって、それが顕著に見られる写真だなと思って」と話した。

今回、私服での撮影ということで、色味にはこだわり、モノトーンのシックなものから、カラフルなものまで、バリエーションが多彩だとアピール。普段から洋服には「見られる仕事ということもあって、気を付けてはいる」と言い、「自分の気持ちが上がるもの」を着るようにしているとのこと。

また靴下が苦手で、自宅では「スリッパ代わりに雪駄を履いてる」と言い、下駄、草履、雪駄を持っていて、外出時にもそれらを履いていると、一風変わったこだわりも明かしていた。

2019年を漢字一文字で表すと「走」だったと話す松岡。「映像も舞台もやらせてもらって、中国にも行かせてもらって、止まることがなくて、継続的にやっていたので、駆け抜けた年だなって思います。それを経て思うのは仕事が充実していたなってこと。そして、たくさんの人に恵まれて、今年もいい環境にいさせてもらえた」と振り返った。

また、来年の漢字は「挑」になると予想。ミュージカル「NEWSIES」への挑戦について「自分がやりたいと思っていたブロードウェイ作品で、アジアだけでなく、海外でも活躍したいというのが自分の強い意志ですので、それがようやく来年、日本初演という形でできるっていうのは非常に嬉しい。ニューヨークで得た感覚を日本の人たちにも持ってもらえるような舞台にしていきたいと思っております」と意気込みを熱く語った。

最後はファンへ向けて「来年はオリンピックもあって、日本が活気づく年になると思います。それに乗じて、僕ももっともっと飛躍の年になると思っています。1月~12月まで、僕と一緒にお仕事だったり、学校だったり、頑張れるようにカレンダーは制作しましたので、ぜひ見やすいところに置いて、一緒に頑張っていくという感覚を持ってもらえたら幸いです」と、松岡らしい丁寧な言葉でメッセージを送った。

またフジテレビュー!!では、松岡へ動画での単独インタビューも実施。その模様は後日公開予定。