EXITのりんたろー。さんと兼近大樹さんが、ダチョウ俱楽部のギャグ「どうぞどうぞ」の新バージョンを考案しました。

EXITがゲストとリラックスしたトークを繰り広げる『EXITV~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』(フジテレビ)。

10月20日の放送回では、兼近さんの独特な下ネタや、前週に引き続きスペシャルゲストにダチョウ俱楽部の肥後克広さんと寺門ジモンさんを迎え、新ギャグの考案と実演で盛り上がりました。

「ちょっとエロい話をするほうが再生回数が伸びる」

オープニングトークでは、「最近のYouTubeについて」をテーマに、EXITのYouTube動画の話題で盛り上がりました。

りんたろー。さんは、勝手にターゲットの自宅に入って、いきなり手料理をふるまう「潜入飯」という動画の企画が「結構、好評なんすよ」と語り、「アダルトトークみたいな動画も再生数が伸びるけれど、納得いかない」となぜか不満顔に。

お金も時間もかけた「兼近さんの誕生日サプライズ動画」が約29万回再生(2022年10月17日時点)しかいかないのに、「ちょっとエロい話をするほうが再生回数が伸びる」と、アダルトトーク動画は約105万回再生(2022年10月17日時点)を記録したとこぼします。

「マジで納得いかない」と不満そうなりんたろー。さんに対して兼近さんは、「でも人ってそうなんだなって思うよね。こねくり回したことよりも、ちょっとした下ネタが好きなんだなって」と、真理を説きます。

さらにりんたろー。さんは、兼近さんにも「エロの引き出しが少ないから、“股間大喜利”みたいなのをすぐやる」と不満を伝えます。股間の大きさを誇張したりと「コロコロコミック」の描写みたいになる兼近さんの下ネタについて、りんたろー。さんから「ダルい」と指摘された兼近さんは、「何をしゃべったらいいのか分からない」と明かします。

そして、はしゃぎながら「俺の前に立つなよ、俺の前に立ったら(股間の勢いで)串刺しになっちゃうよ」と、兼近さんが楽しそうに下ネタを繰り出すと、「それはもう俺で興奮してるやん」と、りんたろー。さんから冷静にツッコまれていました。

純烈が悲しみの底にいるダチョウをハートフルに助けた

前週に引き続き登場の、ダチョウ俱楽部の肥後克広さんと寺門ジモンさんは、純烈と結成した「純烈♨ダチョウ」というユニットについて語ります。

上島竜兵さんが亡くなった際、肥後さんが「純烈のオーディションを受けます」とボケたことがきっかけでユニットが結成されたそうで、実際には「純烈はオーディションは開催するつもりはなかった」と振り返ります。

肥後さんはユニット結成について、「純烈が悲しみの底にいるダチョウをハートフルに助ける“ハートフルコント”」と語り、ジモンさんは「単なるギャグが本当になっちゃった」と結成の裏側を明かします。

「こうなったら、ハートフルコントの大オチは『紅白歌合戦』」と肥後さんが野望を語ると、スタジオは大きな拍手に包まれます。そして肥後さんは、先日このユニットでのNHKの番組出演に手ごたえを感じたそうで、「MISIAの背中見えた」と真顔で言い放って笑いを誘いました。

食通・ジモンのおすすめ焼肉店は…

“ラブい”FOD作品を紹介する「マジでラブいFOD作品」のコーナーでは、ジモンさんが映画「フード・ラック!食運」を紹介。

“食通”のジモンさんが初監督した「フード・ラック!食運」(2020年公開)は、“焼肉”を通じ“食”を通じて親子の愛と人生の悲喜こもごもを描く“イーターテインメント”映画。

作品の“ラブみ”ポイントを、「寺門ジモンの肉への愛がてんこ盛り」と紹介するジモンさんは、「お肉映画だと思ったら大間違いで、涙ものなんです。映画って書き下ろしのストーリーでやるのって今ほとんどない。原作者が寺門ジモンでやる映画って奇跡」と、初監督作品への思いの丈を語りはじめます。

実は肥後さんも店員役で出演していると明かされると、兼近さんは、「肉はめちゃくちゃうまそうですね、でも相方にあげた役はおいしくない」と、ツッコんで笑わせていました。

“監督スイッチ”が入ったジモンさんのトークは止まらず、俳優陣のNGはないけれど、「お肉のNGだらけ、お肉って演技が難しい」と、肉の映り方や肉を口に入れた際の見え方に対して「お肉NGを出しまくった」と肉へのこだわりを見せました。

「おいしい焼肉店」を尋ねたりんたろー。さんに、ジモンさんは足立区の「焼肉 スタミナ苑」をおすすめしますが、「その人の実力の肉が出てきちゃう」と注意も伝えます。初めての人には初めての人に向けたメニュー、常連には常連のメニューが出てくるので、「出てくるメニューで自分が焼肉ではどのくらいのところに位置しているのかがわかる」と回答。

延々と続く肉トークにしびれを切らした(?)兼近さんは、「ごちゃごちゃ言わず、ジモンさんが連れてってください」と直球なお願いをしますが、肥後さんから「(一緒に行っても)ジモンに出す肉と、かねちーに出す肉は違うと思うよ」と、厳しい現実を突きつけられて崩れ落ちます。

するとジモンさんは、「それはないよ、店にはジモン用の肉が入った“ジモンタッパー”があるから、焼くのは全部俺だし、お金を出すのも全部俺だし」と、オチをつけながらも常連を超えたレベルを見せつけていました。

2人バージョンの「どうぞどうぞ」をEXITが考案!

番組後半では、「ダチョウ倶楽部のギャグをエボリューションしよう!」と題して、肥後さんからのリクエスト「どうぞどうぞ」の2人バージョンを一緒に考えてほしいという希望に応えました。

これまでの「どうぞどうぞ」は、1人が「俺がやるよ」と手を挙げ、2人目が「俺もやるよ」と手を挙げ、3人目がつられて「じゃあ俺もやるよ」と手を挙げたところで、先の2人から「どうぞどうぞ」と促されるおなじみのギャグ。しかし、2人体制になったことで、「どうしてもやりにくいから、助けてくれ!」と肥後さんはEXITに懇願します。

「もし2人バージョンの『どうぞどうぞ』ができたら、EXITとダチョウ倶楽部で使い分けてもいい」とまで言われた兼近さんは、「どうぞどうぞが来そうなタイミングで、『じゃあ2人でやろうか、2人仲良くわきあいあい』」と、「どうぞどうぞ」をフリに使って「わきあいあい」で落とすという2つのギャグを合わせたパターンを提案。

実際に試してみた肥後さんとジモンさんは「これキープ」と高評価を。続いて、ジモンさんが「周囲の人に振る」というパターンを実演してみることに。

ジモンさんがりんたろー。さんと兼近さんに「お前やれよ!お前やれよ!」と詰め寄り、みんなでわちゃわちゃしたところで肥後さんが「まあまあ、俺がやるよ」と手を挙げたところで、ジモンさんが肥後さんに「どうぞどうぞ」と手を差し出すという流れに。

ジモンさんが周囲に「お前やれよ!」と詰め寄ることで「悪者になる」と懸念すると、兼近さんは「ちょっとジモンさんの性格も出ますし」と後押しを。肥後さんもジモンさんもすっかりこの「NEWどうぞどうぞ」を気に入った様子でした。

次回は、10月27日(木)25時25分から放送。ゲストには堀田茜さんが登場します。(※放送繰り下げの場合あり)

番組の最新情報は、公式Twitterまで。
また、番組を見逃した方は、FODTVerで視聴可能。