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小田井涼平 純烈卒業を語る「やりたいことが明確になってきた」

10月23日(日)放送『ボクらの時代』

めざましmedia編集部

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小田井涼平さんが、純烈卒業を控えた、現在の心境を語りました。

10月23日(日)の『ボクらの時代』(フジテレビ)は、LiLiCoさん、小田井涼平(純烈)さん、小林幸子さんが登場しました。

LiLiCoさん&小田井夫婦は、小林さんとそれぞれ共演経験がありますが、3人そろうのは今回が初めてのこと。

LiLiCoさんが、「ここ(自分と小林さん)はラスボス感満載」と笑うと、小田井さんは「番組終わるときには僕、骨だけになってるかも(笑)」と鼎談がスタートしました。

お金を投げつけられ、ビールをかけられた下積み時代

下積み時代の長かった3人は、スーパー銭湯や健康ランド、キャバレーなどで歌っていた苦労した時代の思い出を語りました。

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小田井:僕ら(純烈)の場合は、男性歌手。で、キャバレーって、ほとんど女性歌手なんですよ。

小林:まあね。お客さんが男性だからってことなんでしょうけど。

小田井:そうなんです。あるとき、男性客にめちゃくちゃ絡まれて。

小林:わかる、わかる。

小田井:あるお客さんのとこに行ったら、いきなりCDのお金を胸元にバーンと投げつけられて。「おまえな、今日来てるお客さんの中で、俺が一番常連で一番偉い、おまえは一番最初に俺んとこに来なあかんやろう」って怒られたんですよ。ほんで「土下座せい」って。

小林:土下座?なんで?

小田井:「なんで土下座せなあかんねん」って思ったけど、しゃあないから、ようわからんけど土下座して。結果的に、CDは買ってくれはったんですけど。でも、それがめちゃくちゃ悔しくて。

小林:けど、本当にそういうことってある。お酒売って商売してるとこだったら、そうなるかも。スナックキャンペーンとか…「歌います。お願いします」と言ったら、やっぱりビールひっかけられましたよ。要するに「俺は、飲みに来たんだ」と。「歌を聴きにきてるわけじゃない」と。「出てけ」って言われて。そしたらママが「そんなこと言わないで。ごめんなさいね」って言いながら、「買ってやんなさいよ」「うん、じゃあ買うわ」って。弱いのよね。ママには弱い(笑)。

LiLiCo:ママには弱い(笑)。

小田井:そうそう。ホステスさんにも、すごい弱いんです。「ちょっと買ってあげてよ」と言ったら、買ってくれたりするんですけど。目がめっちゃ怒ってるんです(笑)。

LiLiCo&小林:(笑)。

小林さんは「みんな同じ経験してるの。ああ、そうか」と、改めて自分たちの共通点に納得した様子でした。

小林幸子 人生の節目は「自分の知らないところで」

LiLiCoさんは、車中生活をしていた時代に、公園で洗髪した苦労を明かし「あそこ(下積み時代)に戻りたくなくて、今、毎日頑張ってるんです」と語ると、小林さんも「あそこに戻りたくないって目標は、すごい強い。反骨精神だから」と応じました。

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小林:私、いつも思うんだけど、きちんと自分の心の中であきらめる、きちんと覚悟ができたときが、自分の知らないところで一つの節目になっているってことがある。

LiLiCo:そうですよね。

小林:「私は、(鳴かず飛ばずで)もう歌の神様に、つまりレコード歌手としての神様に見放された」と思って。それこそ純烈じゃないけど、何人かで組んで、日本舞踊もやるし歌も歌って…そういったものを作っていこうと、やっていこうとして、覚悟を決めてたときなんですよ。

そしたらポーンと電話かかってきて。「おもいで酒」っていう歌が…「おもいで酒」は、B面だったの。B面で、テレビに出たこともない、ラジオにかかったこともないのに、有線放送から大阪で1位になっているところがあるって。それをきっかけに、「キャンペーンやりましょうよ」って言われたんですね。

でも、キャンペーンやっても、過去、キャンペーンやればやるほど心ズタズタになって帰ってきてる自分がいるから、また心ボロボロになって帰るの嫌だから、レコード会社に「やりません」って言ったの。

そしたらダンサーの女性がね、「やっておいでよ」って。「どうせ、やめる気でいるんでしょう。やめる気でいるんだったら、行って、ボロボロになったときに判断できるだろう。だから、行っておいで」って言われたんですよ。そしたら、今までのキャンペーンと、どうも何か違う。「あれ?」っていうところから、どんどん変わっていった。「おもいで酒」が、結局、200万のダブルミリオンに。

小田井:だから、わからないですよね、歌の世界だけは、本当に。

小林:わからないのよ。

LiLiCo「どうせスウェーデンに帰るんだから」と思ったら…

LiLiCoさんも「1回だけ、やめようと思ったことがある」と明かしました。

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小林:どういったとき?

LiLiCo:お母さんがちょっと精神的に…。「これは、スウェーデン帰って、面倒見なきゃいけないんだな」と思って。「もういいや」って、うちの社長に電話して「スウェーデン帰るわ」って言って。でも、入っている仕事はちゃんとやらなきゃいけないから。それがちょうど(東日本大)震災、2011年のときで。なかなかバラエティでも、発言しにくい…。

小田井:自粛モード。

LiLiCo:1回ずつ(発言を)考えなきゃいけないときに、「まあいいや、もうどうせスウェーデン帰るんだったら」みたいな感じで、オレンジ色の超ミニスカートで行って料理して、ウワーッてやったら…そしたら、ファクスとかがすごい来たんですよ、もう生放送で。

小林:ファクスで、どんなの来た?

LiLiCo:被災地から「久しぶりに笑った」。5年間、車の中で生活したっていう話もしたので、いや、この子が5年間やってるんだったら、私たちは今頑張らなきゃいけないって。今、日本で失ってるもの、この子持ってるみたいな感じで、いろんなファクスが来て。そこから、10倍に仕事が増えたんです。

LiLiCoさんの話を聞いていた小林さんは、「今、話を聞いててわかるけどね。何か面白いことをやろうと思って笑わせるんじゃなくてね。その人の全部が体から出てるの。本人が気がつかないだけで」「それってものすごいこと」とコメント。

同じく苦労人である、小田井さんも「そうですよね」と、実感のこもった反応を見せました。

小林幸子 夫から学んだ「思い込みを捨てて、思いつきを拾う」

小林さん本人も、積み重ねてきたキャリアに頼らず、YouTubeなど新しい挑戦を続けています。そこには、夫の影響があると明かしました。

小林:お医者さまと会議をするときに「思い込みを捨てようよ」っていう言葉がしょっちゅう出てくるの。それは、今までずっとあった…。

小田井:固定概念みたいなやつですよね。

小林:固定概念。それが頭にあるから、新しい発想が生まれないって。思い込みを捨てようよ。で、思いつきを拾おうよ。ダメだったらダメ。でも、やってみようよっていうことが、若いお医者さまとの間で、いつも話し合ってるんですって。それを私に教えてくれた。小林幸子がいくつである、何年歌をやってきた、何をやって、どんな賞をもらってきたかという思い込みは、要らないだろうって。

私、YouTubeで、子ども、本当にちっちゃい子がファンでいてくれて。その子が「さっちゃん!」って言うの。(その子どもに)「さっちゃんが歌、歌ってるの知ってる?」「知らない」って。それでいいんだよ。だから、そういうことだと思うんですよね。

小田井:いや、でもそういう意味では、本当にそれを体現されてると思いますよ。だって、やられていること、既成概念をまったく感じないから。

LiLiCo:ほかの演歌歌手のみなさんがやってなかったことをやっているっていうのが、本当にすごいなと思う。

LiLiCoさんと小田井さんは、そんな小林さんの姿勢を称賛しました。

小田井涼平 純烈卒業は「元気なうちに…」

また、純烈からの卒業を発表している小田井さんが、現在の心境とこれからを語りました。

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小田井:きっかけになったのが、やっぱり自分より先に、理由はともあれ、辞めていった人間がいるじゃないですか。当然、その彼にもファンがいて。「彼がいなくなったら、あのファンの人たち、どうすんねやろ」って思うんですけど、例えばそれが、1ヵ月経ち、2ヵ月経ち、半年経ちってしていくと、やっぱり新しい純烈に順応していくんですね。俺、そのときに「あ、グループって必ずこの人がいなきゃいけないっていう概念はないんだな」って思ったんですよ。

形が変わっても、また新しいファンがついてきたり、メンバーが入れ替わることによって、その人がまた新しいものを引っ張ってきてとかっていう、なんていうのかな、血の循環みたいなことが、常に代謝として行われるんだなというのを、なんとなく実感して。それは、ある種、グループを長く続ける上では、大事なことなんだろうっていうふうに思ったんです。

で、このたび、卒業することになって、1人でやっていくんですけど。やりたいことっていうのが、もう明確になってきたので。なんか旅番組だったりとか。僕、ロケとかがすごく楽しくて好きなので、そういうことを。要するに、ロケ行ったら、いろんな人とお話ができるじゃないですか。そのへんの触れ合いを、ちょっと1人でやってみたいなっていうふうに思い始めてきたんです。

小林:LiLiCoちゃん、話聞いたとき、どう思いました?

LiLiCo:でも、もう初デートのときに「いつか、そういうことになりますから」っていう。

小林:ほう。

LiLiCo:だから、私の中では「ああ、発表のときがきたんだな」っていう。私も、なんのコメントもしてないし。

小林:満を持して。

LiLiCo:「4年前から知ってます」くらいな感じで。もっと忙しくなるんだろうなと思います、ソロになって。

小田井:ファンの方とか周りの人から「今、一番純烈がいいときに、あえてそこで卒業せんでも」ってよく言われるんですけど。僕にとって、すごく大事なことが「グループにとっては、今ピークかもしれないけど、小田井涼平個人とすると、もう僕のピークは越えてるんです」と。

小林:いや、そんなことないと思うけど。

小田井:だから、ただ、体が元気なんですよと。「ピークは越えてるけど体が元気だから、体が元気なうちにやっぱりやりたいことをやりたいんですよ」っという思いがあって。

小林:わかる。すごくよくわかるし、偉いなと思う、本当に。

LiLiCoさんが「だからもう、ここから本気で働いてもらいますよ!」と言うと、すかざず「いや、今も本気で働いてますけど!」と小田井さん。

息の合ったやり取りに、「面白いね」と小林さんが言い、3人で笑い合いました。

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