12月28日(土)13時30分より、伝説の料理番組『料理の鉄人』が、「科学×料理」というまったく新たなテーマで『料理の神様』として令和に大復活する。
MCを務めるのは、吉田鋼太郎。料理番組でのMCは初となる。
『料理の鉄人』は、1993年から1999年にかけてフジテレビ系で放送され、「美食アカデミー」の初代主宰者に扮(ふん)した鹿賀丈史が、数々の名勝負を見守る中、今なおテレビ史に輝く名シーンを数多(あまた)生み出し、日本中に大ブームを巻き起こした。
あれから20年…鹿賀は、科学との融合が新たな料理の未来を切り開くと信じ、オーナーとして「キッチン・オクタゴン」という実験場を開設。
そこでは日々、科学的な見地から料理を分析し、料理に対する先入観や言い伝えを覆しながら、全く新たなレシピを生み出し続けている。
キッチン・オクタゴンは、時に料理の格闘場にもなる。支配人・吉田と秘書の井上清華(フジテレビアナウンサー)が見守る中、 名料理人を招いては、 謎に満ちた凄腕の料理人であるミスター・ゼウスがキッチン・オクタゴンのレシピに忠実に作った料理と対決。どちらが本当においしいのか、真剣勝負が展開される。
料理対決の審査員に招かれたのは、片平なぎさ、陣内智則、足立梨花。実況を務めるのは、伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)。解説は『料理の鉄人』と同じく服部幸應。
絶品ハンバーグの名店シェフが、凄腕料理人と対決!
今回の対決料理は、キッチン・オクタゴンのオーナーである鹿賀により、ハンバーグと回鍋肉(ホイコーロー)の2品に決定。
まず行われたのは、ハンバーグ対決。キッチン・オクタゴンには、「たいめいけん」の茂出木浩司、「東洋軒」の猪俣憲一、「ミート矢澤」の福島亮と、いずれも絶品のハンバーグで知られる名店のシェフが勢ぞろい。ミスター・ゼウスとの対決には茂出木が臨むことに。
ハンバーグが選ばれたのは、鹿賀が「A5ランクに頼らない、想像を超えるハンバーグに出会ってみたい」という理由から。現に、「たいめいけん」のハンバーグもA5ランクの黒毛和牛のヒレ肉100%だ。
吉田は「我々は気の遠くなるような調査と試行錯誤の末、ある牛肉にたどり着きました」と明かし、対決の幕が上がる。最高の食材と、思わず見とれてしまうほど鮮やかな職人技で料理する茂出木。
一方、ミスター・ゼウスはあまりに意外な部位の肉を取り出し、さらに審査員の片平が思わず「和菓子を見ているみたい」と述べるほど、ハンバーグを作っているとは思えない料理法を披露する。しかし、これらはすべて科学的に分析した結果。
審査員の陣内も、ミスター・ゼウスの料理法の意味を聞くと「なるほど!」と目からウロコ。そして、茂出木とミスター・ゼウスが作ったハンバーグは、一同困惑するほど、あまりに真逆なハンバーグに。
さらに、足立が吉田に対し「こんなMC見たことない(笑)」と思わず言う事態も発生し…。
陳健民が作り上げた回鍋肉でも対決!仰天の回鍋肉が登場し…
回鍋肉対決について、鹿賀は「回鍋肉をフカヒレ料理に並ぶような一品にしたい」と言う。
現在、日本で広く食されている回鍋肉は、四川料理を日本で広めた天才料理人・陳建民が、日本人向けにアレンジして作り上げたもので、本場・中国の回鍋肉は食材も味も違い、さらに四川料理を代表する一品として扱われていた。
そこで吉田は「建民さんが考案した回鍋肉を、我々が超えてみたい」と言い、ミスター・ゼウスとの対決の場には、建民の息子であり、あの中華の鉄人・陳建一が招かれる。
圧巻としか言いようのない建一の料理、そんな建一を前に日本人が初めて出会う仰天の回鍋肉を披露するミスター・ゼウスとの名勝負が始まる。
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