中村倫也、主演ミュージカルに警鐘!?「ちょっと異常な人しか出てこない」
中村倫也さんが主演を務めるミュージカル「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano〜」の公開稽古&公開直前取材が行われ、中村さん、木下晴香さん、福士誠治さん、河原雅彦さん(上演台本・演出)が登壇しました。
この作品は、聴力を失ってなお音楽への情熱を注ぎこんだ悲運の人・ベートーベンの生涯を、彼を取り巻く人物たちとの愛と影、喪失そして運命を、彼が綴った音楽とオリジナル楽曲で描くミュージカル。
中村倫也「大意欲作、でございます」ミュージカル作品で青年期のルードヴィヒ演じる
座長・中村倫也について木下春香「憧れで終わらない感覚」
今回、舞台初共演となる中村さんと福士さん。
中村さんが、「ほとんど人見知りがない2人なんです。だから、遠慮することもないし、気を配りすぎることもなかったです」と明かすと、福士さんも「いい意味で、気を遣わない感じでした」と同調。
続けて、福士さんは「(中村さんも)僕もこそっとボケるんです。そうすると、ぼそっとツッコんでくれるんです。それも好きです。ちょうどいい」とほほ笑みました。
稽古場の雰囲気について、中村さんは、「今回、座長らしいことを何もしていないんです。みんな真面目で、ほっておいてもやるタイプの役者が多かったんです。自分の役が、やることが多くて疲れる役なので、毎日それを一生懸命やっていただけで…。まだ誰にも(食事を)おごっていないので(笑)」とコメント。
福士さんが、「ちゃんと背中を見てますよ」と返すと、ほか登壇者が黙り込み、変な空気が流れる場面も。福士さんは、「とってつけたようなコメントでごめんね(笑)」と謝り、周囲を笑わせました。
木下さんは、座長・中村さんについて、「いろいろな角度から作品のことを見ている方です。それに、先輩で尊敬をしているのですが、『すごい!』だけでは終わらずに、たたき上げてくださる感覚があります。憧れで終わらない感覚がありました」と振り返り、中村さんは、「いい子でしょ?」とニヤリ。
中村さんと、7年ぶりのタッグを組む河原さんは、「ぼちぼち長い付き合いになるんですけど、いい意味で変わらずに、リラックスしながら稽古をしてきました。倫也と(舞台を)やるときは、絶対にすごいものを作ると決めていて、それは倫也もそうで。今回もいい稽古を重ねました」。
そして、「今回の作品は、舞台俳優として全員が一皮、二皮くらいむけないと、千秋楽までいけないくらい大変な演目なんです。でも、俳優さん全員を信頼していますし、とてもステキなものになっていると思います」と語りました。
青年ルードヴィヒを演じる中村さんは役について、「すごく音楽が大好きで、夢を持って、夢に破れかけて…波乱に満ちながらも、(音楽に)魂を注いでいる人だと、日々感じながら演じています」。
続けて、「そこまで行く情熱は、僕が道を歩いているような状態では表現できないエネルギーなので、自分を奮い立たせながら、誰もが知るベートーベンの残した思い、もの、人に説得力を持たせて(舞台に)立てるように頑張ろうと思っています」と意気込みました。
また、「舞台に対して普段から心がけていること」を聞かれると、福士さんは、「僕はお香ですかね。心と体を清めるじゃないですけど、楽屋とかで焚けるところがあれば、気持ちをリセットするために毎日焚いています」と回答。
木下さんは、「普段は舞台のとき、少食になってしまって公演の前はおにぎり1個しか食べなかったりするんですけど、今回は舞台稽古中のお弁当を全部完食しているくらいなんです。『それくらいパワーを使っている作品なのかな?』と思っています」と答えました。
中村さんに話が振られると、「以上です」と言いつつ、悩みながら「のどのケアとかはしますけど、それくらいですかね」と苦笑い。
最後に中村さんは、「今回はミュージカルで、歌う曲が15曲あるんです。どれも素晴らしくて耳に残るんです。それに、この舞台には、いい意味でも悪い意味でも、ちょっと異常な人しか出てこないんです。いい部分は刺激を受けていただいて、悪い部分では、『そういう部分も人間にはあるよね』と寄り添っていただける話になると思います。『見るぞ!』と思わないと開幕でアワアワしてしまうかもしれません(笑)」と締めくくりました。
舞台写真提供:©MUSICAL「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」製作委員会/岩田えり
<ミュージカル「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano〜」公演概要>
【ストーリー】
残り少ない人生を前に書かれたベートーベンの1通の手紙。そして、その手紙が一人の女性の元へ届く。聴力を失い絶望の中、青年ルードヴィヒが死と向き合っていたまさにその夜。吹きすさぶ嵐の音と共に見知らぬ女性マリーが幼い少年ウォルターを連れて現れる。
マリーは全てが終わったと思っていた彼に、また別の世界の扉を開けて去っていく。新しい世界で、新たな出会いに向き合おうとするルードヴィヒ。
しかしこの全ては、また新たな悲劇の始まりになるが…。
上演台本・演出:河原雅彦
訳詞:森雪之丞
出演:中村倫也、木下晴香、木暮真一郎、高畑遼大・大廣アンナ(Wキャスト)、福士誠治
【東京公演】10月29日(土)~11月13日(日)/東京芸術劇場プレイハウス
【大阪公演】11月16日(水)~ 11月21日(月)/梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【金沢公演】11月25日(金)~11月26日(土)/北國新聞赤羽ホール
【仙台公演】11月29日(火)~11月30日(水)/電力ホール
最新情報は、ミュージカル「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano〜」公式サイトまで。
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