Matt 父・桑田真澄に「パウダー塗ろうとしたら怒られました」

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美容雑誌「VOCE」が主催する「VOCE BEST COSMETICS AWARD」の発表が12月13日（金）に行われ、「最もニュースな美容人」に選ばれたMattが、発表会後に取材陣からの質問に答えた。

――「最もニュースな美容人」に選ばれた心境を教えてください。

僕、コスメの授賞式で、まさか僕の授賞式とは思ってなくて。びっくりしたけど嬉しかったです。

――今年は、ネイル、シューズと、コスメで3つ目の受賞となります。

ホントに今年はおかしいな？って。こんな流れでいいんですか？って感じで（笑）。令和って平和じゃないけど、多様性が認められてきて、僕のことだけでなく、いろんな見方ができるんだなって。日本って素晴らしいなって思います。

――今年はどんな一年になりましたか？

（Matt化という写真）加工しかしてない一年でした（笑）。ホントにこんなに人の顔を見る年はないなっていうくらい、人の顔をズームして、加工してみたいなのがずっと続いてました。今日もまたあるので、楽しみにしてください。

――加工が難しい顔は？

味のある顔の人は難しいですね。整えたらちょっとおかしいから、このままでいいみたいな。でもそのままSNSに上げると、「誰々さんはMatt化しないんですか？」っていうコメントが来たりして。自分の中でこの人は加工しない方がいいっていう人がいるんですけど、そんな中に（父の）桑田真澄も入ってます。パパはほくろを取るくらいですかね。一回、パウダー塗ろうとしたら「やめて」って怒られました。

――お父さん、ほくろ取ったら特徴がなくなっちゃうじゃないですか（笑）。

そうなんです。やり手の皮膚科医にみたいになっちゃって（笑）。つるつるになっちゃってまたほくろまた増やしたりとかして。

――今年は何人くらい加工しましたか？

数えきれない。（取材陣に）数えておいてもらっていいですか？（笑）番組とかで2人の加工をすることになっていても、現場に行くとほかの方からも「やってほしい」みたいに言われることがあって。それで、毎晩、（自宅での）スキンケアタイムのあとに、2時間くらいの加工タイムが待ってます。

（加工は）2ショットだとだいたい20分くらいかかって。しかも、やった直後は、自分の感覚がマヒしてる状態だから、時間をおいて、大丈夫なのか判断するので。2時間の中で2ショットは3、4枚できたらいいのかなっていう感じです。

――加工も早くできるようになりましたか？

自分の加工はめちゃくちゃ早いです。だいたいここはこう直すっていうのがわかっているし、角度も毎回決まっているので。共演者の方をやるっていう予定が決まっていたら、番組収録中にここをこう加工して、メイクはこれを入れようみたいなことを始めていて。（それに夢中になって）話を振られても「なんでしたっけ？」って。ほんとに加工のことばかり考えている、加工の一年でした。

――来年、やってみたいことはありますか？

まずはクリスマスイブに自分の曲のフルバージョンを配信するので、その反応が楽しみです。来年はメイクも継続してやりつつ、音楽も取り入れたいです。

――今後は歌手として活動を？

歌手だけでなく、いろんなことをやっていきたいです。今の時代って一つだけでなく、いろんなことができるのがいいなって思うので。音楽も美容も、それからブライダルのプロデュースをしているので、そっちにも力を入れていきたいなって思っています。

――音楽での目標は？

例えば、何の賞を獲りたいとか、そういうことではなく。今まではメイクを通して自分を表現していましたけど、音楽を通して、自分のやりたいことを伝えていけたらいいなって思います。

――どんな会場で歌いたいですか？

いつも思うのが、大きい会場でやるのはすごく素敵なんですけど、端の席だと、生歌を聞けているけど、目当てだった人がすごく小さいってことがあって。自分もなるべく近くで見たいし、見てほしいなって思うので、大きな会場が目標ではなくて、小さい規模でいいので、数をやって、たくさんの人に届けていきたいなって思っています。

――お父さんが活躍した同じ場所（東京ドーム）で活躍したいとか？

それは最高ですね！　それはできたらすごく嬉しいです。そのために頑張ります。