『めざましテレビ』の12月のエンタメプレゼンターとして、現在19歳、初の10代プレゼンターとなる俳優の眞栄田郷敦が出演中だ。

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眞栄田は、俳優の千葉真一の次男で、新田真剣佑を兄に持つ。今年5月にMONGOL800の名曲から生まれた映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー。『ノーサイド・ゲーム』（TBS）でテレビドラマ初出演を果たし、話題をさらった。

さらに、現在公開中の映画『午前0時、キスしに来てよ』では、橋本環奈演じるヒロインの幼なじみで、彼女を一途（いちず）に支える浜辺彰役を演じている。

フジテレビュー!!では、初回の生放送を終えた眞栄田にインタビュー。出演の感想や番組の印象、兄との関係性などについて話を聞いた。

次回の眞栄田の出演は、11日（水）、18日（水）、24日（火）の予定だ。

――『めざましテレビ』のエンタメプレゼンターへの初回出演が終わった今の感想は？

安心感（笑）。すごく緊張したので。でも、大きなミスもなく無事終えられて良かったです。

――番組でも「手足が震えてる」と話していました。

いやぁ、震えてました。めちゃくちゃ緊張しました。

――『めざましテレビ』への出演が決まったときの、周囲からの反響は？

みんな、「朝、起きれるの？」って（笑）。「早く寝なさい」とか、そんなことばかり言われました。朝が特別苦手ということはないんですけど…仕事がないときに、めっちゃ寝るからかな。

――今日の放送で印象的だったことはありますか？

スタジオは、それこそ本当に「ONE TEAM」みたいな空気感で、みなさんの中に信頼というか、とても固い横の繋がりがあるなと感じました。

僕にも話しかけてくださいましたし、カメラが回ってないところで、盛り上がった話もあったりして、アットホームでした。自分も、あと（出演する）3回でその輪の中に入っていければいいなと思います。

内容でいうと、パッと思いつくのは、兄（新田真剣佑）の話題ですかね。これまであまり兄の話題に触れるチャンスがなかったので。

（新田の主演映画『 サヨナラまでの30分 』にちなんで）「30分間だけ、誰かと入れ替わるなら？」というのも新鮮な質問でしたし、面白かったですね。※ちなみに眞栄田は「ブルーノ・マーズ」と回答。「スーパースターがステージ上で見ている景色を、自分も見てみたい」というのが理由だそう。

――兄弟は仲良しなのですか？

そうですね。今回、エンタメプレゼンターに決まったときにも、兄が連絡をくれて「マンスリーやるんだって？すげぇじゃん！」みたいな。僕もそうなんですけど、お互いのニュースは気にしています。今日の放送は、朝早いので見てないかもしれないですけど（笑）。兄弟仲はいいですし、月イチくらいでは会います。

――お互いの出演作品を観ることも？

僕も観ますし、兄も観て感想をくれたりします。僕は、感想を送るというより、兄から何かを盗んで、自分の芝居に活かして「観た」ということを証明したいというか。何かを「見せたい」と思っています。

――“0キス”も観てくれるでしょうか？

どうかなぁ。こういうタイプの作品、観てくれるのかな…。でも、デビュー作から観てくれているので観てくれるかもしれません。

―― 眞栄田さんは、今年デビューして次々と話題作に出演しています。この1年を振り返って、いかがでしたか？

去年までとは全然違いますね。いろいろと初めての経験をした1年だったので、慣れるのに必死だった部分もありますし。

とはいえ、向き合うものが変わっただけで、自分の心持ちというか精神的なものは、そんなに変わっていません。今までと同じように、頑張ることは変わらないな、という感じです。

そういう意味で、今年は、俳優という仕事に向き合って「上を目指したい」と思えた1年になりました。来年は、今年学んだものを伸ばしていきたいと思っています。

――俳優という仕事は、ご自身にとってどのようなものですか？

やりがいもありますし、お芝居は深いなと。いろんな人物、職業に扮するということは、スキルも必要になってきますし。あとは、努力した分、見てくださる方の数が増えていく、見てもらえるということを少しずつ実感しています。

――『めざましテレビ』に出演するにあたって、準備したこと、あるいは「頑張りたい」と思っていたことは？

事前に、番組の流れはしっかりと頭に叩き込んで、何を言うかというのも頭の中で構成しました。原稿読みも、事前に練習して、大きなミスがないように準備はしました。でも、準備すればするほど緊張してしまって（笑）。

――結構、準備するタイプなんですね。

めちゃくちゃ準備しますね。慎重派といいますか、「イケるだろう」と思うことも、一応やっておくタイプです。

――真面目ですね。

どうですかね。自信がないだけです。こういう性格なので、一歩一歩進んでいくしかないと思っています。

でも、決して繊細というわけではなく、努力していかなければいけない、努力すればできるという考えなので、何かに向かうパワー、気持ちは誰よりもあるかなと思っています。

――最近気になるエンタメニュースといえば？

最近はやっぱりラグビーですかね。かなりハマりました。あとは、やはりこの仕事をするようになって、「最近どんな映画が公開されているのか」が気になるようになりました。よく観に行ったりもしています。

この仕事は、自分の興味があることだけに目を向けていてはダメだなと。いろんなことを幅広くインプットするために、いろんな世界に目を向けようという意識が出てきました。

――今後、どんな俳優になっていきたいですか？

自分に制限はかけたくないと思っています。どんな役でもやりたいし、やれるようになりたいです。

“0キス” のようなキラキラしたものも、すごくいい経験になりましたし、逆に狂ったサイコパスのようなものもやってみたいですし、本当にお芝居を探求するようなアカデミックな作品にも挑戦してみたいなと思います。

――アメリカ生まれですが、将来は海外でも活動したいですか？

そうですね。今はちょっとブランクもあるので、英語はうまく出てこないこともあるんですけど、現地に行けば思い出すと思います。今後は海外でもやっていきたいので、そこは落とさずにいたいな、と。

――最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします！

たぶん、次回も緊張するとは思うんですけど（笑）、温かく見守っていただければうれしいです。少しずつ出演者のみなさんとも馴染んでいきたいですし、4回目には、様になった姿をお見せできればと思っています。1ヵ月、よろしくお願いいたします。