12月6日(金)、アメリカの人気作が日本初上陸を果たすファンタジッククリスマスミュージカル『ELF The Musical』の公開ゲネプロ・囲み取材が行われ、W主演を務める浜中文一と松本幸大(宇宙Six/ジャニーズJr.)が出席。2人が理想のクリスマスの過ごし方を明かした。
2003年に、ウィル・フェレル主演で全米大ヒットを記録したファンタジックコメディ映画『Elf』のヒットを受け、NYのブロードウェイでミュージカル化し、その後もアメリカ国内、ロンドン等で上演され、アメリカではクリスマスを代表する人気作品を、日本で初上演する本作。
北極でサンタクロースに育てられた人間の男の子・バディが、ニューヨークへ実の父親を捜しにやってくる奇跡の物語が描かれる。囲みには、沙央くらま、東山義久、吉田メタル、鳳翔大、ブラザートム、一路真輝も出演した。
バディを演じた浜中は、初日を迎え「楽しみですね。日本初上陸ですし、楽しみながらやります」とコメントし、ハディの弟役になる松本は「クリスマスを描いた、とても夢のある作品。見に来てくださる皆さんを幸せな気持ちにできたらいいなと思います」と気合十分。
サンタクロースを慕う無邪気なバディを演じる浜中。12月4日まで、エロをテーマにしたミュージカル『50Shades!~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~』に挑んでいたこともあり、「2日前までエロやっていて。真逆ですね」と苦笑い。「ここ数日記憶があんまりない」と言いつつも、役作りに関しては「そんな苦労していない」と打ち明けた。
浜中は、関西ジャニーズJr.、松本は東京でジャニーズJr.として活躍してきたため、2人は今回が初共演に。浜中は、直近の舞台のため「稽古にあまり参加できなかった」と振り返り、初共演になる松本とはそんなに絡めなかったという。
一方、松本は吉田と共に『50Shades! ~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~ 』を観劇したそうで、「環境が違うジャニーズとして生きてきて。文ちゃん(浜中)のお芝居のスゴさを聞いてはいたけど、今回改めてそれを実感しました。あの作品をやっている中で、この期間で(バディを)作り上げているのはすごいです」と賛辞の言葉を贈っていた。
サンタクロース役を演じたブラザートムは、サンタの衣装を「暑いですから、早く終わらないと、と思ってます」と明かして笑いを誘い、「サンタクロースは大変だわ。でもこれくらい我慢しないと、子供のためにはらならいんだよね」と語った。
また今回、沙央、鳳翔、一路と宝塚の元雪組チームのメンバーが集結。沙央は2人との共演を「とても幸せな時間です」と笑顔を見せ、「ブロードウェイミュージカルで、子どもから大人の方まで家族で楽しんでもらえる作品なので、たくさんの人に楽しいでほしい」とアピール。
ブラザートムから“三味線三姉妹”と呼ばれているそうで、一路は「姉妹とは申し訳ない。親子くらいなので」と恐縮し、「マイペースな3人でやっています」と笑顔を見せた。
また、浜中と松本が理想のクリスマスの過ごし方を告白する一幕も。浜中は「クリスマスは家でゆっくりしたい」と明かし、松本は「生クリームたっぷりのケーキを食べることがマスト。あと、お世話になっていて“兄貴”と呼んでいる嵐の相葉(雅紀)くんの誕生がイブで。兄貴と過ごす時間があるので、お祝いできたらいいですね」とニッコリ。
続けて、松本は「宇宙Sixでクリスマスパーティをしたい。そこにバディ(浜中)も来てくれたら」と勧誘すると、浜中は「ちょっと行きたくない…」と小声で回答。
最近まで宇宙Sixの江田剛と共演していたこともあり、「宇宙Sixとの共演が続いてるから、宇宙Sixはもういいかな」と冗談めかしたうえで、「ほんまにやるの?やるんやったら行きます。お誘いありがとう」と笑顔を見せていた。
最後に、浜中は「いいクリスマスを迎えられるように、ぜひお越しください」とアピール。松本も「とても夢のある作品だと思うので、現実を忘れて夢を感じにきてもらえたら」呼びかけ、締めくくっていた。