加藤浩次「ゴダール的な番組」日本全国の異名をもつ人々を大追跡！

全ての画像を見る

異名をもつ人々の人生に迫ります。

探究心をそそる異名をもつ人々――そんな全国各地に存在する異名をもつ人を“異名人”として追跡・密着することで、彼らの知られざる人生に迫る、骨太ジャーナリズムドキュメントバラエティ火曜NEXT！『追跡！異名ジャーナル』（11月22日、29日放送／フジテレビで）が放送されます。

MCは、加藤浩次さん、芝大輔（モグライダー）さん、井桁弘恵さん。

謎の行動の真意や、人知れず抱えている悩みなど、うわさ話だけが一人歩きしている“異名人”の、実際の人となりを探ります。

“心斎橋のシンデレラ”という異名をもつ、ほぼ毎日ドレスを着て街を徘徊（はいかい）している女性。

4時間もかかるという派手なヘアメイクからは想像もつかないが、実は大阪・心斎橋でウェディングドレスのレンタル店を35年営む、73歳の経営者ということが判明します。

そんな彼女が異名をもつようになったキッカケとは…。

“山梨のねずみ男” という異名をもつ、ねずみの帽子をかぶり、車で街を徘徊（はいかい）する謎の男性。

目撃情報をたよりに聞き込みを続けること7日間、やっと接触することに成功します。そしてわかった彼の正体は、20年間母国と日本を行き来しているブラジル生まれの男性でした。

これまで、テレビの取材依頼はすべて断ってきたそうですが、今回特別に取材許可を得て、彼の自宅を訪問。

なぜネズミの帽子をかぶるのでしょうか。そして、「わたしはバカです」と叫ぶ意図とは？

“新宿のゅるっさん”という異名をもつ、365日欠かさず新宿のお笑い劇場に姿を現す男性。

芸人を中心に聞き込みを始めると、多くの芸人からの目撃情報が。なんでも、芸人なら誰もがその男性を知っているらしく、どんなネタでも大声で笑ってくれる彼は、芸人にとって戦友ともいえる存在となっていました。

なぜ18年間も毎日お笑い劇場に通うのか。“新宿のゅるっさん”という謎の異名の由来とは…彼の自宅を訪れ、深掘りしていくと、その真相が明らかとなります。

スタジオでは、“狂犬”の異名をもつ加藤さんに加え、芝さん、井桁さんというメンバーが“異名人”の追跡VTRを見守ります。

はじめこそ「エスプレッソな感じするねぇ」（加藤）と、“異名人”が放つキャラクターの濃さに驚いていた3人でしたが、VTRを見終わるころには「いろんなことを学べたような気がする」（加藤）と、感嘆の声をあげます。

火曜NEXT！『追跡！異名ジャーナル』（関東ローカル）は、11月22日（火）26時～、29日（火）25時10分より、フジテレビで放送されます。

――収録はいかがでしたか？

面白かったですね。限りなく情報を厳選している番組っていうのは、今はないのでいいなと思いました。

あと、見る人が問われる番組だなとも思いました。その人のバックボーンないし、その人がどうなったのか想像できる人、そんな想像力豊かな人に見てもらいたいですね。

例えて言うなら、ハリウッドの勧善懲悪のわかりやすい映画もいいんだけれど、フランス映画のような「最後、どうなったんだろう？」って考えさせるような映画もいいじゃないですか。

今はハリウッド寄りになってきてるんで、この番組はフランス映画のゴダール的な番組になったかなと思ってます。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

見る人が問われる番組がとうとうできたなと思いました。「みんなに見てもらいたい」「みんながわかるように、わかりやすく作りたい」っていうのがテレビだと思ってたんですけど、そうじゃないなって。

次のテレビを背負っていく番組のスタイルができあがったと、スタッフともども思っております。

公式Twitter：https://twitter.com/Imyo_Journal