『大奥』シリーズに出演という共通点を持つ俳優3人が、語り合いました。
1月21日(日)の『ボクらの時代』(フジテレビ)は、藤原紀香さん、高島礼子さん、浅野ゆう子さんが登場しました。
浅野ゆう子「『俳優、浅野ゆう子』という名刺を作りたい」
藤原さんと浅野さんは、兵庫県出身。藤原さんは「浅野さんに憧れて、女優さんになりたい」と思ったと打ち明けました。
藤原:(浅野さんに)テレビの世界へは、何かきっかけがあったんですか?
浅野:「役者をやっていきたい」って、思ったことですか?
藤原:はい。
浅野:当時は、今でいうグラビアアイドル的なお仕事とか、あとちょっとモデルさんみたいな、そういうこともさせていただいていて。ある日、インタビューを受けたときに「あなたの本職はなんですか?モデルですか、タレントですか、歌手ですか?」って聞かれて。芸能人って、名刺を作らない、持っていないじゃないですか。私は「俳優、浅野ゆう子」という名刺を作りたいって思ったんですよ。
藤原:ええ。
浅野:そこから事務所にお話をして、「お芝居1本でやっていきたいです」ということを決めたのが、25歳くらいですかね。
高島:25歳。
続けて、浅野さんは自身の身長についても触れ…。
浅野:あの、礼子さんもお背が高い。
高島:そうですね。
浅野:紀香さんも本当にお背が高くて、スタイルとてもよろしくて。私もやっぱり大きい。でも、こんなことをテレビで言っていいのかわからないですけども、昔は大先輩の女優さん方とお仕事をさせていただいたとき、大きい女優は、嫌がられる。
高島:あ…。
藤原:やっぱり、そうですよね。
浅野:なぜか。やっぱり、並んだときに大きいほうに目が行くから。だから「大きい女優は、主役しかできません」って言われたんです。
藤原:なるほど。
高島:すごい。
浅野さんは「じゃあ、頑張って主役にならなきゃね」と思ったと語りました。
藤原紀香「ああ、こういうのが女優脚なんだ」
高島さんは、浅野さんに「目指したい先輩はいましたか?」と尋ねました。
藤原:先輩といえば、(浅野さんは)野際陽子さん…。
浅野:はい、そうです。野際さんは、それこそ『抱きしめたい!』(1988年/フジテレビ)で、私の母の役をずっと演じてくださっていて。女性として、人としてすてきな方でしたね。ずっとお勉強を、最後の最後まで続けていて。病院でも「テレビ見なきゃいけないの」って、お勉強なさってる姿とか、本当にすてきでしたね。最後まで本当に「現場に帰らなきゃ」という気持ちで、お仕事大好きな方でした。
高島:そんなに、公私ともに仲良くされていたんですか?
浅野:そうなんですよ。実は、言ってはこなかったんですけど、最後まで病院にご一緒させていただきました。
高島:でもやっぱり、女優は、良き先輩が常にいますよね。
浅野:そうですね。
藤原:私、印象的だったのは、モデルからお芝居を始めたときに、藤田弓子さんとご一緒したことがあって、お母さん役をやってくださっていて。私の脚を「まだまだ、きれいな脚ね」って。「ありがとうございます」「でも、女優脚って傷だらけで、ここ(膝のあたり)も黒くなっちゃって、だんだん年を重ねて女優脚になっていくからね。そしたら、お芝居も楽しくなってくるわよ」とおっしゃって。
高島:女優脚?ああ、黒くなっちゃって。
藤原:モデルは、すごくきれいにしてなきゃいけないし、きれい。だけど俳優というのは、もう這いつくばって芝居をして、本当にね、ここ(膝)、すぐ真っ黒になっちゃうじゃないですか。
高島:なるなる。正座なんかしちゃった日にはもう。
藤原:なりますよね。だから「ああ、こういうのが女優脚なんだな」って。何十年と経って、わかるようになってきて。
高島:確かに、お芝居が、40、50歳でやっと面白いと思えるようになるって、このことかって。20代のときに「50過ぎてから」って言われても、なんかピンとこなかったんですけど、それがやっとわかるようになりましたね。
大きくうなずいた浅野さんは「私が心から尊敬する野際陽子さんが『女は50からよ』っておっしゃってました」と明かすと、藤原さん、高島さんは「うれしい」とその言葉をかみしめました。
高島礼子「『大奥』にアダルトバージョンがあるといい」
その流れで、3人は、かっこよく年齢を重ねる海外の俳優についても言及しました。
藤原:でも、ハリウッドの映画とか観てると、くしゃくしゃに…。
浅野:そうそう。すてきね。
藤原:女優さんたちが笑って、いい年のとり方している年配の女優さんだったり、おばあちゃん役の方だったり、いるじゃないですか。素敵ですよね。かっこいいと思って。これができるように頑張ろうって思います。
高島:外国って、年齢高い方へのリスペクト、すごいですよね。
藤原:そこなんですよね。年齢重ねても、すごくセクシーであったり、アクティブであったり。(日本でも)そういうドラマとかも増えていったらいいですよね。
浅野:作品がね。そうなんですよ。
高島:この世代にエールを送る作品ですね。あるといいな。
藤原:この3人で、現代劇でもがっつり…。
高島:『大奥』の、アダルトバージョンってあるといいですよね。
藤原:アダルトバージョンって、どんな感じ?
浅野:(苦笑)。
高島:若い戦いじゃなくて、いろんな経験を積んできた人たちの『大奥』。いいと思うんですよね。
高島さんの提案に、3人は大盛り上がり。「いがみ合う役とか…」「結局はね、仲良しの話は見てもらえない」「個性強めの役やりたい」などと妄想が広がり、笑い合いました。
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