元日本テレビアナウンサーで、現在はフリーのアナウンサー、実業家、ハーバリスト。さらに、早稲田大学大学院に通う学生でもある宮崎宣子さんが、日々のあれこれを素直に綴ります。
連載コラム 宮崎宣子の「八転び九起き」最終回
今年1月から綴ってきましたこのコラムも、今回で最終回となります。
この1年は、私にとってとても濃厚なものでした。
受験勉強に始まり、入学式を迎え、42歳で大学院生となりました。
宮崎宣子 42歳で早大院生になる「また“馬場歩き”する日が来るなんて!」
また、8月には二度目となる結婚をし、コロナ禍で不安も多かったなか、式にはおよそ260人もの方々が全国から足を運んでくださいました。その後、“燃え尽き症候群”のようにぐったりしておりましたが、10月からは新たな目標を定め、英語学習に注力しております。
宮崎宣子 夫に背中を押され、二度目の挙式&披露宴「やって良かった」
今回、フジテレビュー!!さんでコラムを書かせていただく…フジテレビさんとお仕事をさせていただいたことで、20数年前、フジテレビに入社したかった熱い思いのようなものが、どこか収まったような気がしました(笑)。
それどころか、日本テレビの元アナウンサーが、フジテレビさんでコラムを書かせていただけるなんて、私としては奇跡を起こしたような気分でもありました。
振り返って思うのは、今の自分があるのは、間違いなく日本テレビのおかげなんだな、ということ。今回のご縁を思っても、改めて感謝の念を抱いています。
占い師に言われた「プライオリティ」の意味
さて、私には、唯一信じている占いがあります。
占いというと、顔をしかめられる方もいらっしゃるかもしれませんが、その占い師さんは、どんなにいろいろなことを聞いても3000円くらいしか取りませんし、いいことばかりを言うわけではないので、占いというより”確認”といった感じなのです。
年に一度うかがっているので、今年も先日、久々にうかがったところ「プライオリティ」という言葉が何度も出てきました。
「何が一番大事なのか?」
「今、優先すべきことは何なのか?」
その順番を決めなさい、というのです。
私は何でもやり過ぎなのだそうです。
確かに、大学院、TOEICに向けた英語の勉強(発音の塾にも通っています)、(自身がプロデュースするハーブ製品を扱うブランド)EMARAの事業もあり、さらにアナウンサーとしての仕事、そして、家庭のこと、自分自身のこともあります。
このままだと大事なことを見落とすかもしれないから、自分にとっての「プライオリティ」を考えなさい、と言われました。
私が「人生は一度きり」というのが座右の銘であり、やることが山盛りあったほうが、燃えてがんばれるタイプなのですが、「このままだと大事なことを…」という言葉は、なんだかしっくりきました。
これから年末にかけて決算もあり、バタバタは続くのですが、そのなかでも時間をつくり、「今やるべきこと」を見極めて、「プライオリティ」を明確にしようと思っています。
そして、もうひとつ、断捨離もしました。
「部屋の乱れは心の乱れ」という言葉を目にして一念発起!
部屋のごちゃごちゃ、クローゼットの渋滞を改善しようと、春夏ものをまとめ(遅いですね…)、今着るものだけにしました。
愛着はあるけど、2シーズン着なかったものは、「一生着ない」と決めつけ、友人にあげるか、(泣く泣く)さよならするかしまして、多少のスペースを生み出すことができ、気分もすっきりしました。
すっきりといえば、この1年、こちらのコラムでみなさんに自分のあれこれを聞いて(読んで)いただいたおかげで、そのとき自分が抱えていたストレスを発散することができました。
振り返って、この1年がどれだけ大事な月日だったかを気づかせてくれたように思います。
こういった縁をいただけたこと、ひいては、大学院で勉強ができていること、披露宴を行い多くの方がきてくださったこと…すべて人に手を差し伸べられ、支えられ、助けられたからできたことです。
そのことを心に強く刻んだ1年でした。
人生の答え合わせが90歳だとしたら、今はちょうど半分
2023年、私は44歳になります。アラフォーと言って許される最後の年でしょうか(笑)。
来年は、きっとコロナも収まり、みなが再スタートを切れる年になることでしょう。
私もそこから、本来の宮崎宣子を発揮できれば、と思っています。そして、50歳、60歳になってもそのときの自分を好きでありたいし、70歳、80歳でも健康で仕事を続けていたい。
そのためのスタートラインに立つのが、2023年のような気がしています。
人を大事にする気持ち、感謝の念を忘れずに、「プライオリティ」を持って、自分にできることを一生懸命やっていく。その積み重ねが人生を決めていくのだろうと思っています。
人生の答え合わせが90歳だとしたら、今はちょうど半分。人生の“事業計画書”ができたようなもの。まだまだ、これからです。
みなさまも、健康を第一に、笑顔多き日を重ねられますように。1年間、つたないコラムを読んでくださり、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
また、どこかで笑顔でお会いしましょう。
風邪予防など、寒い季節におすすめのクロモジのお茶
ハーバリスト・宮崎宣子のおまけコラム
クロモジは特徴的なその香りから“和製ローズウッド”とも呼ばれ、リフレッシュ効果も期待できることから、近年ではアロマとしての需要も伸びてきています。
香りが良いハーブは、独特な味の物も多いですが、クロモジは、クセがないため飲みやすく、その豊かな香りを体の内側と外側から感じることができ、リラックスタイムを過ごすことができます。
聞き慣れないかもしれませんが、樹皮にある黒い斑点が特徴的なハーブです。斑点が、枝に浮き出た黒い文字のように見えることから、クロモジ(黒文字)とつけられたのだとか。
幹と枝は、漢方薬では烏樟(ウショウ)として用いられ、高ぶった神経を鎮めたり、咳を抑えたり、一時的に血圧を下げる作用があるといいます。
また、根皮には、胃腸の働きを整える効能、急性胃腸炎などにも効能があるうえ、枝葉は刻んで入浴剤として使用されることも。体を温める効果があり、肩こり、腰痛、冷え性、神経痛にもよいそうです。
さらに、樹皮や葉には「テルピオネール」「シオネール」という、のど飴にも配合されている成分も含有。抗炎症作用があるため、胃腸のバランスを整え、のどの炎症も抑える効果も期待できるといいます。
この季節の風邪予防にも役立ちそうだと思い、今回、ご紹介しました。
そして、もう一つこの時期におすすめなのが、ミントティです。忘年会シーズンの胃の疲れに、食べ過ぎ飲み過ぎのケアとしても役に立ちますので、ぜひご活用を。
ハーブティは、味、効能、色や香りなど自分の好みのものを、お茶としてはもちろん、アロマとして、お料理、バスタイムにも気分や体調に合わせてチョイスしてみてください。
塵も積もれば山となる、ではないですが、日常にハーブやハーブティを取り入れることで、予防医学的に自分の健康を守ってくれることがあるかもしれません。
私を救ってくれたハーブを、みなさまも心と体のサポーターとして覚えていてくださったら幸いです。
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