2022年の【声優FILE.】を編集部のこぼれ話とともに一気見せ！

「声優FILE.」シリーズは、テレビアニメや映画作品で活躍する声優に、出演作のことや“声優”について語ってもらうインタビュー企画。

全ての画像を見る

声優の仕事を始めたきっかけや仕事への向き合うときに大切にしていること、気になっている声優などを聞き、素顔に迫ってきました。

ここでは、2022年に登場した、津田健次郎さん、上坂すみれさん、神谷浩史さん、宮野真守さんの記事を取材時のこぼれエピソードなど担当記者によるコメントとともにプレイバックします。

▶津田健次郎「攻めの姿勢で表現していく」第一線を走り続ける極意

ドラマ『ナンバMG5』で、間宮祥太朗さんが演じる主人公の愛犬・松（まつ／豆三郎）の声を担当した津田健次郎さん。声優として、俳優として数々の話題作に出演する津田さんですが、本物の動物に声をあてるのは初めてだったそう。実際にどうやって声をあてているのかなど裏話をたっぷり語ってくれました。

■担当記者のこぼれ話
津田さんのゆっくり丁寧な語り口と渋い声色は、癒し効果抜群。それは取材班がついしゃべるのを忘れてしまうほど。そんな取材班の次の言葉を柔らかい笑顔で待ってくれる紳士ぶりに脱帽です。そして、「長編映画の監督をやりたい」と、静かに、力強く、語る姿が印象的でした。

▶上坂すみれ『うる星やつら』ラム役に！平野文からのバトンを受け「絶対にいいものを」

上坂すみれさんは、完全新作として放送されているアニメ『うる星やつら』でラムの声を担当。一大ブームを巻き起こし、自身も大ファンだったという作品の主人公とも言えるラムの声を担当することは想定外だったそう。それでも、主人公・諸星あたる役の神谷浩史さんをはじめとする共演者とのアフレコは「楽しい」といい、セリフに関する裏話も明かしてくれました。

■担当記者のこぼれ話
インタビューでは、一つひとつ言葉を選び慎重に話す部分と、好きなことについてバーッと話す熱い部分を見せてくれた上坂さん。写真撮影に移ると、何も言わずとも、さまざまなポーズや表情を無限に繰り出してくれるため、カメラマンもシャッターを押す手が止まらず…。一瞬も逃したくないと思わせる魅力たっぷりの上坂さんでした。

▶神谷浩史『うる星やつら』で新旧のラムに挟まれ「脳がバグる」

「進撃の巨人」シリーズ（リヴァイ役）、『バクテン！！』（亘理光太郎役）など数多くの話題作に出演している神谷浩史さん。アニメ『うる星やつら』では主人公・諸星あたるの声を担当しています。前作であたるを担当していた古川登志夫さんは事務所の先輩ということもあり、特別な思いもある様子。一緒にアフレコをした際のエピソードも明かしてくれました。

■担当記者のこぼれ話
写真撮影で小さな花束を使用したのですが、その花束を使ったポージングがとてもかっこいい神谷さん。カメラマンが「ステキです！その花束を私に渡す感じで！」と大興奮で撮影していると、神谷さんが「これ、ちゃんと使ってくれます（笑）？」とツッコミを入れ、スタジオは笑いに包まれました。もちろん、花束を差し出すカットは記事内で使用しています。

▶宮野真守『うる星やつら』アフレコが「楽し過ぎてテストから全力に」

宮野真守さんは、アニメ『うる星やつら』で面堂終太郎の声を担当。「自分なりの面堂を見つけなければ」と役への思いを語ってくれています。また、声優を始めた当時のことを「いろんな思いでマイクの前に立っていた」と振り返る場面も。今や、声優としても、俳優としても引っ張りだこの宮野さんの“仕事と向き合うときに大切にしていること”は、必読です。

■担当記者のこぼれ話
写真撮影では、ただ立っていても、壁にもたれていても、花束を持っていても、すべてが絵になる宮野さん。コロコロと表情を変え対応する姿に感激です。そして、インタビューでは、じっくり真面目に語っていたかと思うと、急におちゃめな発言をして周囲を笑わせるなど、まさにエンターテイナーな宮野さんでした。